日曜日。睡眠時間はしっかりと確保した。
昼頃からやっと外に出て、所用をすませ、軽く寄り道しながらスズキランチへ。
近頃、気持ちがすれ違いばかりのハヤテがお相手。
ジーナに乗るとそれなりに動けてはいるのに、ハヤテに乗ると最近特にダラダラになってしまう。がんばって速足にもっていってみるものの、なんだかムリヤリやらせてる感が強かった。でもどうしたらいいか、わからなくなってきていたのだ。
そして今日も「ああやっぱり」な状況ではあったけど、こんな時にベテランの方からいただくアドバイスのありがたさを痛感。
その後もコーヒーを飲みつつ話をしながら、牛はいろいろ思うところがありました。
車の免許を取る時の事。
バイクの教習の時の事。
十数年前の転職直後の頃の事。
関わってきたたくさんの企業とのやりとりの事。
いつだって何をはじめたって、何事も無いなんて事なかった。ノウハウも無い状態で、けど物事の捉え方は決して間違っちゃいなかった。
だから、あらゆるところでつまづいて、ひっかかって、時に玉砕したりもして、ヨロヨロしながらそれでもちょっとずつやってきたんだ。
だから大丈夫。
今だから楽しめる。味方だってたくさんいる。
牛の第六感は大丈夫だって言っている。
たとえば、ウィンカーをあげなおしてシフトチェンジしつつ減速と同時にアクセルをあおって前の車の車線変更を予測し後続の車両に余裕を与えながらワインディングのむこうを見るように、そのうち出来なかった事も出来るようになると信じてる。
(…それがいったい何年後になるのかはわからないけどね;)
そんなこんなで帰り道。
走り始めてすぐ、巨大な特殊車両が前方を走っているのに気づきました。
何の車両かわからないけどとにかくデカい。最初、重機がダンプに積載されてるのかと思ったら違うみたい。
敢えて追い越さず後ろをついていったら、仙台空港の下をくぐるトンネルにぎりぎりで入り、時速20キロ程度で抜けた後、牛と同じく県道10号線に入りました。
追い越し禁止の片側1車線。国道4号線の海側、仙台空港と仙台港をつなぐ道路で、大型車両が頻繁に行き来します。対向車線も相応の交通量があるので、無理に追い越す事もできません。
4号線の渋滞を避けてこの道を通るんですが、バカでかいトレーラーの類の後ろにつくと、平均時速はかなり落ちます。それでも4号線の袋原界隈からの渋滞に比べたら、流れる分気が楽なんです。
牛のインプレッサwとその特殊車両の間には乗用車が1台。ちょっとイライラ気味に走っている様子。
こういう時こそイライラしたらおわり。楽しんだモン勝ちです。
いいなぁ、この車どこか行かないかなぁ。直後についてよく見たいのに。
気づくと後方は、だいぶ車列が繋がって、延々とヘッドライトの明かりが連なってます。
渋滞の先頭から3台目だw
しばらく走ったら、田んぼの真ん中のY字路で、特殊車両がウィンカーをあげました。
左折?ついて行っちゃおうかなぁ♪…と思ったら間違いだったみたい。そのまま直進しました。
その隙に、牛の前を走っていた乗用車は、対向車線がわずかに途切れた隙をついて、追い越していきました。
やったぁ♪よく見れる…と喜んだものの、どうやら次の細い道を左に入るようです。
だけど、こちらの車線からは入り角がきつくて、一度では曲がりきれない様子。大きく対向車線にはみ出して、上下線ともふさいで切り返しをはじめました。もちろん、牛も、対向車線の車も、おとなしく停止して待っています。
そして、今まで後ろしか見えなかったその車両が、牛に横腹を見せることになりました。あわててW-ZERO3のカメラを起動!
(牛ってばどうしてデジカメ積んでこないかなぁ;)
うわぁ!タイヤいくつ付いてるかな?!w
これはトラッククレーンていうやつ??
タイヤ8つ。今まで見た他の特殊車両と比べたら大きさはまずまずだな。
気が向いたので調べてみました。
タダノ製 オールテレーンクレーンGA-1000N
吊り上げ荷重100000kg
最大地上揚程48.5m
キャリヤ部分のエンジンはベンツ製V型6気筒 インタークーラー付ターボディーゼルエンジン、排気量11.946L
…エアコン・FMラジオ付き、オプションでTVチューナがつくらしい。
実物はかなりの大きさではあったんだけど、クレーン車の中ではそれほど大きい方ではないらしい。(確かにバケモノみたいなのいるもんね。)
オールテレーンクレーンというのは、不整地走行もできるオールマイティなクレーン車の事なんだって。タダノのサイト、細かな解説付きで良いな。
標準仕様で2億くらい(税抜)するっぽい。2億のかたまりが牛の目の前にいたのかぁ。
あ。平成13年発売時のニュースリリース見っけ!
国内のクレーンでは始めてイージースカイピン機構を採用
→ワイヤーと油圧シリンダーではなく、1本のシリンダでブームの各段を押し出し、ピンロックをする工程を繰り返してブームを伸長していくものだそうだ(…なんとなくわかる気がする)。。。
ブームを伸ばす操作は、モニタで必要なブームの長さを選んだら、伸縮レバーを倒すだけの簡単操作
→…って、他のがどれだけ複雑な操作なのかわからないけど、とにかく簡単なのだな。
むは~wおもろい!かっこいい♪
この類のタイヤがやたらついてる車両の面白いところって、8輪なら8輪がそれぞれ動くところ。前4輪、後4輪がセットで向きを変えたり、別の方を向いたりするので、普通の車とはちょっと違う動きができたりするんですよね。
今日見たときは普通に前4輪の向きが違うだけだった…「8輪操向」とか「カニ操向」とかやってくれたらいいのにw
あっ。
ランディーガもハヤテも、たまにそっぽ向いたままナナメに走ったりするけど、あれが「4輪カニ操向」なのか?!(笑)
調子にのって調べてたら、やっぱり世の中にはいろんなマニアがいるもので、クレーンファンサイトやら、メーカーの建設機械のエンターティメントサイトだのいろいろ出てきました。
街角のクレーンを撮影するために車で出かけるってどんなだろうw
そうだなぁ。牛のとっておき特殊車両画像はコレかな。
去年の福島空港祭で見た、ローゼンバウアー社の消防車。
このヒトこそタイヤいくつあったんだっけ。
放水のデモンストレーションを離れたところから見てたけど、すごかったなぁ。
そうだ、花巻空港祭のときも見かけたんだっけ。
でも夕方で手前に人がたくさんいて、ちゃんと撮れなかったんだった。
うっ。
この画像と一緒にある室屋さんのスホーイ画像見てたら、なんかワナワナしてきた。
ううぅ、飛行機が見たい!グルグル飛ぶものが見たい!
しまったぁ~、発作が…自ら起爆スイッチを押してしまった…どうしよう;