体がよみがえる「長寿食」藤田紘一郎著
腸が汚れない「食べあわせ」のコツ
私がステーキを食べる頻度を週2回にするには、理由があります。
すなわち、3日に1度くらいの頻度であれば、腸を汚す心配はさほどなくなります。
なおかつ、ステーキはたっぷりの野菜と一緒に食べていれば、悪玉が異常に繁殖する
心配はまるでなくなります。
食物繊維が大好物であることは、善玉菌にとっても同じです。
食物繊維には2つのタイプがあります。
水に溶ける水溶性のものと、水に溶けない不容性のものです。
腸内細菌がより好むのは水溶性のタイプです。水溶性の食物繊維は、昆布や
ワカメなどの海藻類のほか、コンニャクにも含まれています。
インゲン豆や小豆、大豆、ヒヨコ豆、エンドウ豆などの豆類のほか、
エンシャロッド、ニンニク、ゴボウ、キャベツ、アボカド、梅干しなどにも
多く入っています。また、納豆やオクラ、モノヘイヤ、サトイモなどネバネバした
科私はステーキを食べるときは、これらの野菜を使ったサラダをたっぷりと
食べ、悪玉菌も「善玉化」させるよう心がけています。