HANOI

今夏のベトナムは
SOFITEL METROPOLE HANOIという目的もあった。
１９０１年に建てられたクラシックホテルである。
初めてのハノイは、ホーチミンとはまた異なった雰囲気で
さらに無秩序に見える交通マナーのバイク達が走り回っていた。
旧市街の雑踏の中では、バイク同士、周囲を巻き込んで大喧嘩していた。
無秩序の秩序で成り立っているようでも、やっぱりトラブルはあるようだ。

ホテルは古さを残した、あまり大きくない建物で
上品なところだった。
プールサイドで飲むビールもおいしかった。
有名なベトナム料理のシェフのレストランが入っていて
帰国の晩に食べた。
工夫された、伝統と創作の入り交じったようなきれいな料理だったが
残念ながらあまり印象には残っていない。







OPERA HOUSEもすぐ近くだった。

Eames Elliptical Table ETRT

サーフボードをイメージするテーブル
Eames Elliptical Table ETRT
イームズのデザインには和を感じさせるところがあり
このテーブルを畳で使ってみたくて購入した。
Herman Millerの段ボールで梱包されて届いた現物は
想像以上の大きさで、かなりの重さに驚いた。
置いてみると、予想通りでなかなか似合っていると
自分では思っている。

トラス屋根

空港などで良く見かける
トラスの構造体にガラスをのせた屋根が好きだ。
古いレーシングカーのラウンドチューブのフレームや
バイクのフレームも好きだ。
イームズのエッフェルベースやワイヤーベースも好きだ。
そこで駐車場の屋根にこれを選んだ。

Evason Hideaway at Ana Mandara 3

素足に気持ちの良い砂と美しい海
とても良いところだ

Evason Hideaway at Ana Mandara 2

アジアンリゾートでヴィラに泊まると
簡素でラフな造りなのに、とても贅沢な気分になる。
調度品の組み合わせがモダンに振られていたり
ローカルな様式に振られていたり
それぞれのリゾートがオリジナリティを出そうとしているが
根底に流れるDNAのようなものに近似を感じる。
たとえオーナーがイギリス人であったり、フランス人であったり
設計が有名なオーストラリアの建築家であったりしても、そうである。
地面やプールの落ち葉を丁寧に拾い、花を集め
ヒタヒタとサンダルで歩き、隙のない所作でもてなしながら
人目の少ないギフトショップの奥などでは
床にしゃがんでくつろいでいるような人々が
余計にアジアの愛おしさの様なものを醸し出すのかも知れない。
それはきっと日本も同じなのだと思う。