萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

高崎で呑む。

2016年12月02日 | 酒食・グルメ?
一昨日のことになるが、群馬県高崎市にある今年何度か行ったお店「まる」さんで呑んできた。発端は大学時代のサイクリングクラブの先輩で福岡県で住職をされているM原氏が、高崎市の近くで研修があるとのことで、前橋在住のY村氏に連絡し、一杯やろうということになり、お二人の共通の後輩である酒飲みで暇人の小生にお声がかかったという次第。メンバーは我々三人プラスY村氏の勤め先の同僚というか後輩のお酒大好き女子N嬢の4人。

「まる」は日本全国のおいしい酒が呑めるところで、十四代や而今なども常に置いてある日本酒党にはたまらないお店である。そこで、次から次へと出てくる美味しい酒を呑みながら、昔話に花が咲いたのであった。

高崎は大宮から鈍行列車でも1時間ちょっとの場所ではあるが、酒豪達との呑み会では一泊した方が無難なので、ビジネスホテルを予約しておいた。それもあってか呑み過ぎて、翌朝はなかなか起きられず難儀した。前の晩呑んだ方々は朝からお仕事なり研修があったはずで小生のようにぐだぐだはしていないだろうと思うと、申し訳ない気がした。が、これも隠居の特権と思い、ゆっくりと起きて大宮まで帰ってきたのだった。

「まる」さんの店のすぐ近くにかつて高崎市の繁華街だった中央銀座というアーケード街があって、そこに学生時代の友人マルホ氏の実家のレストランがあった。大学二年の夏、西日本一周の60日間の旅の最後の宿が彼の実家であった。乞食同然の汚いサイクリストを暖かく迎えてくれて、極上のステーキまでご馳走になった。あの味は今でも忘れられない。あれから、40年近く経った。すでにマルホ氏のご両親は他界され、今はお店も無い。中央銀座自体がシャッターのしまっている店が多く、活気がない一帯となってしまっている。

悲しいが、栄枯盛衰いたしかたなしか。


<高崎市のかつての繁華街、中央銀座の入口。この繁華街に学生時代の友人マルホ氏の実家のレストランがあった。>
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