One Color トートを洗濯機で洗ってみました。
ご覧くださりありがとうございます。
洗ってみましたシリーズです。
前回は３way foldショルダーを洗ってみました。
前回の記事はこちら。
「洗ってみました。その１- 3way fold」
「洗ってみました。その１−２。３way hold 洗濯機洗いのその後」
お手持ちのカバンの
お手入れの際の参考にどうぞ。
そして今回はOne Color トートを
洗濯機で丸洗いしてみました。
結論から言いますと
やっぱり洗濯機での丸洗いは避けたほうがいいですね。
部分的に水洗い、手洗いがオススメです。
私が普段使いしていたカバンです。
（写真は同じタイプのものです）
One Color トートの一番最初に試作品で作ったものを
使っていました。
今年１月からずーーーっとカバンを変えることなく
使ってました。
やっぱり生成りの帆布がメインなので
どうしても汚れが気になってきます。
お手入れも一切していなかったので
それなりに汚れが目立ってきました。
これを洗濯機にポイ〜！
ネットにも入れずそのままの状態。
洗い上がりはこんな感じ。
ぐちゃぐちゃです。
できるだけシワを伸ばして整えます。
なんとかここまで形を整えました。
陰干しします。
３〜４時間くらい干したら
生乾きの状態でアイロンを当てます。
できるだけ丁寧に当てます。
生乾きの状態じゃないとシワが伸びません。
完全に乾いてしまうとシワが取れないんです。
中もアイロンを当てました。
ずいぶん良くなりました。
以外と形は崩れずそのまま維持してます。
とはいえ、やっぱり生地は収縮します。
内側の生地は接着芯を貼っていることもあり
そんなに極端な縮みはありませんでしたが
表の底部分にかなりの縮みがありました。
この部分は１１号帆布にツイルの生地を
重ねて側面と同じ厚みにしています。
ツイルよりも帆布の生地のほうが収縮が大きかったようで
グレーのツイルがだぶついて余っているような感じです。
底はアイロンも当てにくく
上手く整えられませんでした。
もう１カ所気になる部分がこちら。
ファスナーフラップの部分。
ここは１１号帆布と内生地でできています。
ファスナーとの兼ね合いなのか
１１号帆布の生地がかなりうねっています。
ファスナーの開閉には問題ありませんが
見た目がずいぶん歪んでますね。
One Color トートは肩紐を吊るすための
Dカンを革でかしめています。
革の種類によっても変わりますが
今回は革の部分の色移りはありませんでした。
このカバンが試作品だったので
時間がなかったこともあり
内生地の返し口の部分がそのままの状態で
空いているままでした。
覗いてみると、
以外と接着芯がちゃんと付いたままでした。
水や水圧で接着芯がはがれているかと
思いましたが、しっかり付いていました。
以外と水に強いんですね。
その後、このカバンはこれまで通り使っています。
洗濯したことで生地が柔らかくなりましたが
荷物を入れれば気になりませんでした。
結果として
洗濯機で丸洗いは避けたほうがいいですね。
日頃からブラシをかけて
気になる部分は手洗いをオススメします。
防水スプレーも有効です。
monericoではお嫁入りの際に
防水スプレーをかけています。
でも１ヶ月に１度くらいの割合でかけるのが良いそうです。
今お手持ちのカバンのお手入れの
めやすにしてみてください。
伸縮率の違う生地を合わせて製作したカバンは
洗濯すると縮み方に差がでてしまうので
乾いたときに形が崩れたり歪んだりする原因になります。
カバンの可愛さや個性を大事にすると
生地の種類が増えることがあるので
洗濯には不向きになります。
カバンの持つイメージを大事にするか
洗濯できることを大事にするか
どちらをメインにするかによって
お手入れの方法も変わってきますので
カバン選びの目安にしてはいかがでしょうか。
最後はhold bagです。
こちらも次の機会にご紹介しますね。
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