ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

ナイト・ミュージアム

2007-04-07 | 映画 た行な行
家族で楽しめるファンタジー・コメディ。ベン・スティラーのだめ男ぶりも楽しい。

2007年 アメリカ  コメディ、アドベンチャー、ファンタジー、
2007年4月4日 ワーナーマイカルシネマス新百合ヶ丘
監督 ショーン・レヴィ
出演 ベン・スティラー(ザ・ロイヤル・テネンバウムズ、メリーに首ったけ)、カーラ・グギーノ(スネーク・アイズ)、ディック・ヴァン・ダイク、ロビン・ウィリアムズ(ハッピー・フィート、A.I.、アンドリューNDR114、パッチ・アダムスほか)、
(出演作品などは、私が観た物にかぎる)

ラリーはバツイチの上、職にもあぶれている。アパートも職業も転々としていて、このままでは愛する息子ニッキーに会う権利も危うくなっている。どうしても職が欲しい彼が見つけたのは、自然史博物館の夜警の仕事だ。前任者はリストラで解雇。マニュアルをもらって早速夜を迎える。しかし、考えてもいないことが起こるのだ。なんと、ティラノザウルスの全身骨格が水呑場で水を飲んでいる姿を発見する。この博物館では夜になると蝋人形や標本などすべてが生き返るのだった。

あちこちのレビューに書かれているが、予告編で恐ろしいと思ったティラノザウルスは、実は犬みたいに遊んでもらいたいばっかりの愛嬌者だ。反対に怖いのは人食いライオンだ。しかし、このライオンはシマウマなど草食動物にはまったく興味がないらしい。しかも、飾られた台の上でしばらく威嚇して「見得を切る」という役者だ。手ごわいいたずらサルや、火をおこすことに執着するネアンデルタール人、ガムの好きなモアイ像、オクタヴィウスと隣の西部の男(誰?)は喧嘩ばかりしているし、ルイス・クラーク探検隊は探検をせずに地図を見て話をしているばかり。いやはや、濃いキャラばっかりだ。細かい登場人物もあるみたいで、DVDだったら、ゆっくりチェックできるかも。
ルーズベルトに扮するロビン・ウィリアムズがチャーミング。偉大な大統領だが、アメリカ先住民の女性サカジャウィアに恋しているのに、声もかけられないのだ。実はファラオが英語を学んでいたり、更には、アッティラ王との通訳までやってくれたのには脱帽する。さすがエジプトの王である。若いけど(見た目は!)できた人物だ。
子どもも一緒に楽しめるエンターテイメントとしては、なかなかの出来。博物館のものが夜の間動き回っていたらどんなだろう?という子どもの頃の夢をCGがかなえてくれた。だから、細かい矛盾点には目をつぶろう。ベン・スティラーが演じる息子に信頼されたくて、必死で頑張るだめパパぶりも良い。一番気に入ったのは、英雄二人が帰還するシーンかな?


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4 コメント

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楽しかったです (ふぴこママ)
2007-04-09 22:41:38
すごく楽しめました。
くすくす笑ってしまうところが、満載。
大人も楽しめる良く出来た作品ですよね。
サカジャウィアという女性は、初めて知りました。
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軽いノリで (ももママ)
2007-04-10 12:50:50
楽しめますね。肩の凝らないファミリー向けエンターテイメントとして、上々の出来だと思います。やはり、映画館で観たい一作です。
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TBありがとうございました (ミチ)
2007-04-11 13:42:53
こんにちは♪
日本でもファミリーで楽しめるのですから、アメリカではもっともっとウケたことでしょう。
アメリカ人なら必ず知っているような人物もでてきましたもんね。(たとえばサカジャウィアとかね)
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自然史博物館に (ももママ)
2007-04-11 18:10:17
行ってみたくなりました。アメリカでは、きっといつもより家族連れで混みあっているでしょうね!
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