ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

ウォーリーとエドワード/英国王冠をかけた恋

2012-11-07 | 新作映画レビュー(2012年1月~)
王冠を捨てた世紀の恋として有名なエドワード8世とシンプソン夫人(ウォリス)の物語に、現代に生き、結婚生活に悩むウォーリーが重なる。恋と結婚。男と女。歴史ものだけど、そこがポイントではない女子が喜ぶ要素たっぷり。何しろマドンナが長く構想を重ねたゴージャスなこだわりのファッションがわくわくします。

2011年 イギリス ロマンス、歴史
2012年11月1日 ワーナーマイカル・シネマ・新百合ヶ丘
監督 マドンナ
出演 アビー・コーニッシュ、アンドレア・ライズブロー、ジェームス・ダーシー、オスカー・アイザック、リチャード・コイル
(プレビューは覚え書きのため、出演作品などは私が観たものに限る)

19世紀のゴージャスなファッション。グレタ・ガルボとか、マレーネ・デードリッヒの時代ですね。あの髪型、あのドレスです!イギリスの王族、貴族たちがそれを着こなし、アメリカのお金持ちがその洗練を極めるのです!女子必見です!
綺麗と言われたことがないというウォリス・シンプソン(アンドレア・ライズブロー)だそうですが、私にはかなりの美形に見えます。が、何より当時のファッションの着こなしが最高なのはよくわかります。さすがマドンナが見込んだ若手女優なのです。2回の結婚をしたアメリカ女性が、イギリスの皇太子と恋におちるのですが、とりわけこのウォリスが洗練した美しさを輝かせてないと説得力がないのですから・・・。
ウォリーはアッパーイーストサイドに住む分析医の妻。でも、子供を望まない夫は家にいつかないし、気持ちは擦れ違いばかり。自分は夫の望み通り仕事を辞めてまで家庭に注ぎ込んでいたのに、その夫は暴力まで。
あくまで、そのウォリーの視点でウォリスの恋を描くのです。確かに、エドワード8世が王冠を捨てたことは世界中に知れ渡っていますが、ウォリス・シンプソンがどんな気持ちだったのか語られることは少なかったのではないでしょうか?皇太子に情熱的に愛された既婚のアメリカ人が、世界中から悪女として報道され、子どもも生むことができなかったわけですから。
この映画の特別展が渋谷西武デパートで行われていましたが、あっという間に終わってしまいました。惜しいことをしました!

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日本インターネット映画大賞募集中 (日本インターネット映画大賞)
2012-12-30 21:57:16
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