上野樹里 のだめカンタービレ 映画 最終楽章前編

公開からかなり遅れて『のだめカンタービレ　最終楽章　前編』を見に行ってきました

～見どころ～
音大生の日常を描きベストセラーとなった二ノ宮知子の同名コミックをテレビドラマ化、高視聴率を記録した「のだめカンタービレ」を、ドラマのオリジナル・キャストで映画化。前後編に分け、フランスをはじめ計5か国での海外ロケを敢行。抜群の腕を持つピアノ科在籍の超個性派ヒロイン、野田恵（通称・のだめ）と、指揮者志望のエリートの先輩・千秋が織り成すラブコメディ。上野樹里＆玉木宏の名コンビに加えて、谷原章介やなだぎ武ら新キャストも登場、豪華にスケールアップした展開に目が離せない。

～ストーリー～
プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、千秋（玉木宏）はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に任命される。早速、偵察に向かった千秋は、まるでやる気のない団員たちの態度に愕然（がくぜん）とする。一方、のだめ（上野樹里）はフランク（ウエンツ瑛士）、ターニャ（ベッキー）らとコンセルヴァトワール（音楽学校）の進級試験を控え、練習に励んでいる。そんな彼女に千秋が定期公演での演奏を依頼、大喜びで、またしても妄想をふくらませるのだめだが、ひょんなことからその大役は転入生の孫Rui（山田優）が引き受けることになる。

ウィーンにある世界中の音楽家や音楽ファンの憧れの地でもある『学友協会』で千秋が指揮するシーンから始まった今回の映画。

私もずいぶん前ですが、ウィーンを旅した際には、この『学友協会』で小澤征爾指揮のブラームスのシンフォニーを聴きました。　当時、どうしてもコンサートが聴きたくて、”チケットをゆずってください”と、見よう見まねでドイツ語で書いたカードを持って、コンサートがある当日、学友協会の前に立ち、運良く素晴らしい席を譲っていただけました。

今考えると、よく行動したなぁ・・・と(笑)。　ちょっぴりおしゃれをして、入った学友協会・・・。　日本のコンサートホールとは全く違う、古くて、だけどとっても重厚な建物、装飾。　何より驚いたのは、ホール内が金色！　その金色はピカピカ・ゴテゴテ、とは違い、もうなんて言うか、言葉に表せない深い深い金色で装飾されたものでした。

そして反射板がある訳ではないのに、胸の奥にまで響く音の塊。。。　クラシックが発生・発展したこの地での文化に触れられたことも含めて、その日の演奏が私に何か触発されたのはオーバーではなかったと思います。



映画編で初めてお笑い芸人の、なだぎ武さんが出演されてましたが、とっても適役で(笑)

千秋やのだめが演奏する曲には、その曲や作曲家に関しての説明が簡単に入ります。　音楽の背景を少しでも知ることによって、曲に対して興味も沸き、想像しながら演奏を楽しむことができます。　こういう作者の配慮（？）もあって、コミック・テレビ、と大ヒットにつながったのでしょうね

とにかく、なぜだか何度も泣いてしまいました。　オススメです。　そしていつものセリフ、チェロが弾きたい、オーケストラでこんな風に感動しながら演奏したい！に尽きます。


今回の映画の撮影は、フランス・チェコ・スロバキア・オーストリア・日本と、各国で撮影されたそうですが、やっぱりヨーロッパはいいですね～(笑)　見ていて、『あ、ここ行った、ここも立ち寄ったなぁ・・・』などと回想もしたり。　特にプラハのスメタナホールは最高でしたよ！　またいろいろと旅したくなりました。

『のだめカンタービレ　最終楽章』の映画ロケ地の紹介はコチラ。（トラベルコちゃんサイトより）

『めざせ！武道館！？　「映画公開記念・のだめオーケストラコンサートin日本武道館」で演奏しよう！』の紹介はコチラ。（応募期間は2010年2月26日までです）

映画館には後編のポスターがありました。
4月17日からのようですね　もちろん見に行きます！


おまけ。　反応は遅いけど、楽しいです　鍵盤をクリックして音楽を楽しんでくださいね！