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萌ちゃんのひとりごと

後期高齢者になりました。老いという壁をどう乗り越えていくか
難題に向かって、試行錯誤のあがきを綴ります

ほんの少しだけ秋の気配

2025-08-24 14:51:51 | 日記

お盆を過ぎてからの猛暑、いつまで続くのかと恨めしくなる。お盆を過ぎると、夜だけでも涼しくなっていたが、今年はそれも無し。毎夜熱帯夜だ。

それでも、ほんの少しだが秋を感じさせるものが出てきた。虫の音が聞こえだした。夕暮れが早くなった。日没後、かすかな涼風を感じだした。トンボが飛びだした。サツマイモを収穫した・・ほんの少しだけど、秋の気配が感じられる。

明日の日の出は5時32分、日の入りは6時40分。夏至の頃に比べると、日の出は41分遅くなり、日の入りは41分早くなっている。昼間時間は確実に短くなってきて、太陽に炙られる時間は減ってきている。

「暑さ寒さは彼岸まで」と言われる。お彼岸までには何とかこの暑さ、和らいで欲しいものだ。〈もう少しの辛抱、もう少しの辛抱〉とお題目のように唱えながらの毎日だ。

 

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長男のケーキ作り

2025-08-19 18:48:06 | 日記

現在海外に赴任中の長男の趣味の一つがケーキ作りだ。詳しいことは分からないが、以前単身赴任中にケーキ作りを始めたとか・・ちょっと想像がつかない趣味に初めは驚いた。会社の人たちに振舞ったり、注文を受けたりと、会社では結構重宝されていたみたいだ。海外勤務になり、嫁さん同伴で上海に行ってしまった。単身赴任でもないし、海外だし、もうケーキ作りはやめているのだろうと思っていたら、いまだに作り続けているという。

このブログは9月末で投稿が終わりになる。それを機に、私のブログ人生も終わりにしようと思っている。いつか、長男のケーキ作りの記事を書きたいと思っていたが、ブログ投稿の終わりまで1ヶ月あまりになったので、そろそろ書いておかねばと、何枚か彼の作品の写真を送ってもらった

その中で、興味を引いたものを紹介してみようと思う

一つ目はこれ

キャロットケーキだそうだ。初め見た時、〈上に載っている赤い棒のようなものは何か?〉と思った。聞くと、にんじんのグラッセだそうで、なるほどと納得。

二つ目はこれ

球体のケーキ? 紅白? 対になっているけど何か意味があるのかな~? と思ったけど、ムースで単に丸いケーキを作ってみたかっただけだという。紅白にも意味はないそうだ。こんな型を使って作ったそうだ。

今でも会社の皆さんに食べてもらったり、友人知人に味わってもらったりと、ケーキ作りは発展中だという。ただ、なかなか私の口にまで届かないのは残念至極である。

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点訳図書を作るということ

2025-08-14 11:28:33 | 日記

前の投稿の続きになるが、様々な資料(最もポピュラーなものとして本)を点訳するというのは、かなり根気がいる仕事だ。私の場合だと、最初にパソコンで点訳をした後、パソコン上で2回の校正、その後、プリントアウトしてさらに1度校正。3回見直しするが、それでも3回目の校正でまだ見落としがある。その後、二人の校正者に校正をお願いする。自分では見つけられなかったミスを、二人の校正者に指摘され、直すことは常である。3人の目で確認しても、多分まだ見落としはあると思っている。どこまで行っても切りがない作業なのである。

点訳していて「ふ~ん?」と手が止まるのは、〈漢字の読み〉だ。最近校了した点訳本は「髪結い伊三次捕り物余話 雨を見たか」(宇江佐真理著)、時代小説だ。何年か前からこのシリーズを点訳しているが、いつも悩むのは〈漢字の読み〉だ。すべての漢字にフリガナがふっているとは限らない。フリガナが無いものは、点訳者が何とか読まなければならない。「夫婦」「昨夜」この読みにはいつも困惑する。TPOによって、当然、読み方は変わるはずだ。「夫婦」はいつも「ふうふ」と読むとは限らない。本文では「ふうふ」、場面によっては「めおと」。会話文でも武士同士なら「ふうふ」または「めおと」、町人の場合はおそらく「めおと」とよむだろうと、想像しながら点訳していく。本当は著者に聞くのが一番だろうが、そうもいかない。著者が意図しているのと違っていても、そこはお許し願っている。「昨夜」も同様だ。「さくや」、「ゆうべ」、「ゆんべ」・・場面場面で読み方は変わると思のだけど、正しい読みは分からない。

やればやるだけ迷いが出てくる。それを「奥が深い」というのかもしれない。点訳を始めて20年以上、いまだに迷い道の中にいる。

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舟を編む

2025-08-10 13:16:17 | 日記

今、NHKで「舟を編む」というドラマが放映されている。辞書を作る話だ。「辞書」・・いつ頃までだっただろうか、家には何冊もあった。手元には必ずおいてあるものだったが、そういえば、今、周りを見回しても紙の辞書は見当たらない。時々に処分したのだろう。

床をとる。重たい。新しい言葉がない・・等々、紙の辞書が敬遠される理由だろう。確かに言葉の意味を知るのにスマホで事が足りるので、ことさら紙の辞書を必要としない。辞書がないことに違和感もない。でも、ドラマを見ていると、多くの人が長い時間をかけて、膨大な言葉と格闘しながら1冊の新しい辞書を作り出している。そこまで手間暇かけて紙の辞書を作るというのには、それなりの意味があるのだろう。

ふと、自分のことを思ってみた。点訳作業と同じだなあ~。

点字の書物が、今、どれだけ必要とされているのか、はなはだ疑問である。視覚障がい者の方が情報を得るのに、今は様々な方法がある。〈点字で資料を読む〉というのは、今ではごくごく一部の情報入手の方法ではなかろうか。もっと簡単に苦労せず、本を読み、文書を読み、情報を手に入れることが出来る。我々がやっている点訳作業は、点訳し、校正し(3度も)、(辞書ほどではないが)手間暇かけて作り上げていく。心の底では、この本、誰かに1度でも手に取ってもらえるのだろうかと思いながら・・それでも辞めずに点字を打っている。自己満足だけかもしれないが、形として何かが残っていくような気がして・・

 

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本好き

2025-08-06 14:33:56 | 日記

8月4日の山陽新聞読者投稿欄に「いつもワクワク図書館通い」という78歳女性の投稿が載っていた。「2週間に1度の図書館通いを楽しみにしている。ズラリと並んだ本を見ると、読みたい本がいっぱいあって、ワクワクしてしまう・・今の時代、テレビもDVDもあるし、インターネットにはさまざまなサイトがある。・・21世紀の今、喜んで(文字で書かれた)小説を読むという人種は希少種なのだろうか。それでも私は本が好きだ。たとえなんと言われようと。」

我が意を得たりと、うなずいた。まったく同感、というより、〈へえ~ 今時こんな人もいるんだ。私も同じ希少種か~〉と妙に親しみを覚えた。私も彼女に劣らず本好きを自認している。手元の本がなければ落ち着かない、落ち込む、他のことをする気がしない・・など、気力が衰えてしまう。

若い時は、いろんなジャンルに挑戦したが、人生の残り時間が少なくなった今は、好きな本だけ読むことに特化している。なんと言われても、今は時代小説。時折、今話題の小説とかエッセイなどに手を出してみるが、やはり時代小説に戻ってしまう。ひいきの作家さんは今村翔吾さん、知野みさきさん、馳月基矢さん等々、今読んでいる杉山大二郎さんも掘り出し物だった。

暑い夏を乗りきるのに、私にとっては本が一番。

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