ボヤキまSHOW

I talk to the window ~窓に語りて~

福井ぐるめ。

2010-07-02 07:43:20 | 旅 【北陸地方】

もう弥生の終わりのことですが、福井に行きました。

福井県と言えば私(わたくし)は敦賀や小浜には
ちょくちょく行った事があるので
あんまり都会っぽくないイメージしかなかったですけど、

初めて福井駅周辺に行ってみると、
駅がキレイでデカい、路面電車が走ってる、
百貨店なんかもあって
なかなかの都会じゃあないですか。

それで、ちょっと周辺を散策してみると
福井独特の物があったのでご紹介しましょう。


まず、福井名物という「ソースカツ丼」



ソースカツ丼は福井だけでなく、全国には他にも
名物にしているところがありますね。

駒ヶ根とか。

福井のソースカツ丼といえば、
敦賀のヨーロッパ軒なんか有名です。

どうやら福井のソースカツ丼の特徴は
ソースのついたカツのみが乗っている
というものみたいですね。

ちなみに一般的な卵を使ったカツ丼は
「上カツ丼」というそうです。


土産物屋さんに陳列してあった「うそば」



パッと見、「嘘のそば」みたいな。

「そばみたいだけどそばじゃない」みたいに
思ったりしましたけど、

うどんとそばを一体化した麺なんですと。

「表はうどん、裏はそば」ですって。

各都道府県の独特の文化などを紹介する
ケンミンショーという番組でも紹介されたんだとか。


さて、勝手に作ってるんでしょうか?

「オバマまんじゅう  I  OBAMA」



肖像権の関係か、なぜか後ろ向き。
だがしかし、それがいい(笑)。

お土産人気ナンバーワンと表示されてました。

職場へのお土産なんかにはネタになっていいでしょうね。


そして気になったのが、この水ようかん。



「冬季限定 今に時期しか味わえない」ものが

「入荷しました!」と書かれていれば

やはりちょっとだけですが気になります。

この水ようかんは人気のあるものなのか、と。

だがしかしそういう事とは別に、福井では
冬のお菓子と言えば水ようかんなんだそうな。

味は黒砂糖の風味らしい。

水ようかんと言えば、他の地方では

容器はカップに入ってたり缶詰になってたり、
上等なものになると竹の筒に入ってたりすますけど、

福井の水ようかんは、なんと
A4サイズの平箱に入ってるという。

その他の違いとして、一般的な水ようかんには
水あめなど「つなぎ」が入っていたり
日持ちさせるための添加物が入ってたりすることが多いけど、

福井のものは小豆と黒糖と寒天だけで
添加物等が使われてないから日持ちしないとのこと。

だから冬に作って食べられるという説がありました。

だがしかし、なぜ冬に食べるのかと聞くと、
「わからないけど昔からそうだったから」
みたいな回答が多いようです。

あと、丁稚ようかんがルーツだという話もあります。

大正時代あたり、丁稚奉公してた人が正月に帰省する時に
主人にようかんをお土産に持たされて、
甘いものが貴重だった頃だからそのようかんを
水でのばして腹いっぱい食べたとか。

福井の水ようかんは店によって独自の味が
あるそうですが、写真の「まる江」のマークのものが
スーパーなどで手広く売られていてポピュラーなようです。