雪が溶けて消えるように

お嫁さんの笑顔が増えた気がする。
それがとても嬉しくて1人になるとぼんやり考えてみたりする。

1人ではどこか欠けていて、
決して1人で生きていかないように、
誰かを探して生まれてきたんだと思う。

自分はなんの為に生まれてきたのか
応えは未だにわからない。

生まれてきた理由がわかる人は
そうそういないとは思うんだけど、
なんで僕は生まれてきたんだろう。

そもそもこの世界は
なんの為に生まれてきた以前に
全ては僕の脳みそが作り出した
僕の夢の中なのかもしれない。

そうだとしたら僕は大発明をしている。
こんな社会を夢の中で想像してるんだから。

起きた時にはこんな世界があるんだよって
誰かに伝えてあげたい。

それでも死ぬ前に何かを思い出すというのなら
お嫁さんと一緒に生きてきたことを思い出したい。

なんの為に生まれてきたのか
理由は不明瞭でも理由の一つに
必ずお嫁さんがいると思う。