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ゆるゆる、さらさら♪てけてけ♪

おばナース修行も10年目になり、看護小規模多機能型居宅事業所にいます。手話通訳士としても活動中。

たとへば君・・・

2011年11月15日 20時50分09秒 | 日記


たとへば君、ガサッと落ち葉すくように
私をさらって行ってはくれぬか

私の大好きな歌を詠んだ、河野裕子さんと、夫の永田和弘さんの
まさしく「四十年の恋歌」です。

私の読書はまったくの気まぐれで、ちょっと読んでは休み、また他の本をちょっと読んで…
という感じ。

夏頃に読み始めたこの本も、河野さんの乳がんが再発をしたころから、いろんなことを考える
きっかけを私に与えてくれています。

ちょうど、私ごとで身辺がざわざわしていたときだったので、こんな時にいつも身近にあった本が
改めて自分に話しかけてきてくれる…そんな感じです。

愛の形を、小さな自分の事だけで納めて考えてしまわないように、もっともっと、広い意味の愛って
人って、を考えてもいいんじゃないかな。
私自身のことは、今の形でそっとしてやればいいのかも…。

そこまで自分の今に接近をさせて考えたのは、やはり自分と同じ病になった方だからなんだと思います。
再発の恐怖や、手術をした方の体の不調、程度の差こそあれ、共感できる箇所が多かったです。


冬の始まり、看護師を目指す道のりの最後の時期に、静かに自分を見つめる時間をくれた本でした。




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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素敵な人ですよね。 (naru)
2011-11-16 18:42:37
家族の歌を読んでいました。
こんな風に愛されるってすごいよなと思いました。

静かに 考える 私にも必要な時間かもしれません。
返信する
そうですね。 (みいこ♪)
2011-11-18 06:34:45
naruさん♪
私はこの本で、初めてご主人やお子さんたち、家族を詠んだ歌を知ったのですが、本当に素敵だなと思いました。
返信する

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