監督:
ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
キャスト:
ローラン・リュカ…マルク・ステヴァンス
ジャッキー・ベロワイエ…バルテル
フィリップ・ナオン…ロベール・オルトン
ジャン=リュック・クシャール
ブリジット・ラーエ
ジジ・クールシニー
トレイラーはコチラ
あらすじ:
歌手のマルクは老人ホームでのクリスマスライブを終え、次の目的地である南仏の町への移動中、車のトラブルに見舞われ見知らぬ山間の村に滞在するはめになってしまう。
途中ベラという犬を探す青年ボリスに出会い、そこでペンションのオーナーで孤独な初老の男バルテルを紹介してもらう。
妻に逃げられて以来、精神的に弱くなり平常心を失いつつあった彼はマルクに歌が好きだった妻グロリアの姿を重ねあわせる。
最初はマルクの車から物を盗んだりするだけだったが、次第に度を増していき車に火をつけ、ついには彼に女装をさせ、髪を剃り落とし、元妻だと思い込み監禁してしまう。
バルテルからの『絶対に近づくな』と言った警告を無視し、マルクは禁断の村に足を踏み入れる。
突然現れたとても魅力的な来訪者によって平穏が保たれていた村のバランスが崩れ次第に全てが壊れ始めていく…。
感想:
今年の初めにブロークバックマウンテンをシネマライズで見た時、本編前に宣伝をしてたのでその時から興味津々でした。
うーん一言で言うと賛否両論も頷ける不条理なサスペンスホラー。
糞って言いたくなりそうだけど私はただただ苦笑の1時間半でした(笑)。
既にいないであろう犬をずっと探しつづける男とか、豚を輪姦(獣姦?)する男達とか、あとマルクをみんなバルテルの元妻だと思い込み、彼女と以前関係した男の仲間にレイプされたりとか。。
この時盗まれたヤギを取り返しに来た村人達にバルテルもボリスも殺されてしまったり…。
最後の最後はマルクもずっと違うと言っていたのに底なし沼に落ちていく男に愛してたかと聞かれ愛してたとつい答えてしまう(笑)。
最後にはみんなおかしくなるんです。だから変態っていうより変人村?
封鎖的な田舎ってでも結構知り合い同士っていうかみんなどこかで繋がったりするじゃないですか。隣の家が親戚でいとことか普通だし。
実際ウチの田舎もそんな感じと言ったら誤解招きそうだけど、少しは理解できる所もありました。
血縁関係が濃い村で、変態村のみなさんは頭がおかしくなったのかもしれません。
そういえば最初しか女性が出て来ないし、村に入ってからは一人も出て来ません。
マルクを女性に見立てて印象づける為に意図的にしたのかな?
きっとグロリアは田舎にそぐわぬ魅力的な女性でマルクもそんなタイプだったんでしょう。
でも全部見終わって正直何が言いたいのかよく分からない…。
人によっては時間返せーーって叫びたくなるかもしれない。
ふとたどり着いた見知らぬ町で変な人と一人でも会ったらその土地からは何が何でも離れろってことですかね(笑)。
でもーー特典で入ってた短編映画ワンダフル・ラヴの方は面白かったです。
簡単に解説すると、誕生日に自分の部屋に呼んだ男性のダンサーを殺してその死体と共に暮らす根暗な女性の話。
変態村のキャストも数人出てきます。例えばバルテル役の人とか、ボリス役の人とか。
不気味な感じがとてもステキ。こっちの方が全然いいです、ほんと。
こっちだったら4点です。
あと監督のインタビューも入ったメイキングも興味深かった。
ヒッチコックのサイコにかなり影響を受けたと言ってたけど言われてみればそうかもって思いました。
あと感じとしては封鎖された世界での話って事でミザリーのキャシー・ベイツとジェームズ・カーンの関係に似てるような(でも恐怖度も映画の完成度もこの映画の方が断然勝利)。
でもまぁ監督の長編初作品という事でインパクト大の監督デビューが出来てそういう意味で言えば成功なのではないでしょうか?
この映画に点数を付けるとしたら5点満点中2.5点…。
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エンタメ@BlogRanking
ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
キャスト:
ローラン・リュカ…マルク・ステヴァンス
ジャッキー・ベロワイエ…バルテル
フィリップ・ナオン…ロベール・オルトン
ジャン=リュック・クシャール
ブリジット・ラーエ
ジジ・クールシニー
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あらすじ:
歌手のマルクは老人ホームでのクリスマスライブを終え、次の目的地である南仏の町への移動中、車のトラブルに見舞われ見知らぬ山間の村に滞在するはめになってしまう。
途中ベラという犬を探す青年ボリスに出会い、そこでペンションのオーナーで孤独な初老の男バルテルを紹介してもらう。
妻に逃げられて以来、精神的に弱くなり平常心を失いつつあった彼はマルクに歌が好きだった妻グロリアの姿を重ねあわせる。
最初はマルクの車から物を盗んだりするだけだったが、次第に度を増していき車に火をつけ、ついには彼に女装をさせ、髪を剃り落とし、元妻だと思い込み監禁してしまう。
バルテルからの『絶対に近づくな』と言った警告を無視し、マルクは禁断の村に足を踏み入れる。
突然現れたとても魅力的な来訪者によって平穏が保たれていた村のバランスが崩れ次第に全てが壊れ始めていく…。
感想:
今年の初めにブロークバックマウンテンをシネマライズで見た時、本編前に宣伝をしてたのでその時から興味津々でした。
うーん一言で言うと賛否両論も頷ける不条理なサスペンスホラー。
糞って言いたくなりそうだけど私はただただ苦笑の1時間半でした(笑)。
既にいないであろう犬をずっと探しつづける男とか、豚を輪姦(獣姦?)する男達とか、あとマルクをみんなバルテルの元妻だと思い込み、彼女と以前関係した男の仲間にレイプされたりとか。。
この時盗まれたヤギを取り返しに来た村人達にバルテルもボリスも殺されてしまったり…。
最後の最後はマルクもずっと違うと言っていたのに底なし沼に落ちていく男に愛してたかと聞かれ愛してたとつい答えてしまう(笑)。
最後にはみんなおかしくなるんです。だから変態っていうより変人村?
封鎖的な田舎ってでも結構知り合い同士っていうかみんなどこかで繋がったりするじゃないですか。隣の家が親戚でいとことか普通だし。
実際ウチの田舎もそんな感じと言ったら誤解招きそうだけど、少しは理解できる所もありました。
血縁関係が濃い村で、変態村のみなさんは頭がおかしくなったのかもしれません。
そういえば最初しか女性が出て来ないし、村に入ってからは一人も出て来ません。
マルクを女性に見立てて印象づける為に意図的にしたのかな?
きっとグロリアは田舎にそぐわぬ魅力的な女性でマルクもそんなタイプだったんでしょう。
でも全部見終わって正直何が言いたいのかよく分からない…。
人によっては時間返せーーって叫びたくなるかもしれない。
ふとたどり着いた見知らぬ町で変な人と一人でも会ったらその土地からは何が何でも離れろってことですかね(笑)。
でもーー特典で入ってた短編映画ワンダフル・ラヴの方は面白かったです。
簡単に解説すると、誕生日に自分の部屋に呼んだ男性のダンサーを殺してその死体と共に暮らす根暗な女性の話。
変態村のキャストも数人出てきます。例えばバルテル役の人とか、ボリス役の人とか。
不気味な感じがとてもステキ。こっちの方が全然いいです、ほんと。
こっちだったら4点です。
あと監督のインタビューも入ったメイキングも興味深かった。
ヒッチコックのサイコにかなり影響を受けたと言ってたけど言われてみればそうかもって思いました。
あと感じとしては封鎖された世界での話って事でミザリーのキャシー・ベイツとジェームズ・カーンの関係に似てるような(でも恐怖度も映画の完成度もこの映画の方が断然勝利)。
でもまぁ監督の長編初作品という事でインパクト大の監督デビューが出来てそういう意味で言えば成功なのではないでしょうか?
この映画に点数を付けるとしたら5点満点中2.5点…。
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エンタメ@BlogRanking
フランス映画の変なところがとても変に出てて、不条理な映画ですもん。でも私スキです。
試練という英語題のほうがしっくりすると思います。Calvaireがなんて意味か知らないですけど。
印象もとても強くて、特に子牛にsuck offなんて・・どっかの映画で見たけど、2作品だけだ(笑)
出てくる女性2人も変でしたし。
鬼気迫るところがまた・・すごかった。
殆ど過冷却状態の村でしたね。
私も不気味な短編の方が、ブラックユーモアたっぷりでグロくて素敵だったけど、本編も何度も見るとあの、のめりこみがとても魅惑的な試練でございました。
はい。この映画、素敵です。
確かにそんなにすっごい酷い映画とも思わないのですが(笑)フランス映画ってこういう感じの多いですよね。
そういえばROOM13って映画はご存知ですか?
あれ結構好きなんです。
子牛にsuck offしてたあと一作品って何ですか?とても気になりますっ。
もっとグロテスクでほんとに救いようのない映画で突き進んでくれたら更にステキな作品になったかもと思いました(笑)。
もう一つは未遂です。
えっと、OZで、人相の悪いおじちゃん・・ああ、名前が出ない・・比較的初めの方に出る・・ううう。
調べた・・エルシドって役のLuis Guzmánさんが出てるCowboy wayって1994年の映画です。
これに脅迫の為にパンツ下ろして子牛を近づけるってのがございました。
キーファーが出てるんですよ。コメディタッチですけどね。
あら、西欧じゃごく普通のことなのね。って思った次第です・・いえ、普通じゃございませんですよね。
すごいSuckingになるだろうなぁ・・なんて・・アホ
今年もよろしくお願いします。
それぞれ違って面白いです。
オチもそれぞれですしね。
エルシドって私忘れちゃいました(笑)。
Cowboy wayググってみたんですけどウディ・ハレルソンとキーファー・サザーランドが主演みたいですね。
コメディタッチなら見やすいかもしれないです。
でも私グロいのとかそういうの全然平気なのでもっと凄い映像見てみたーーい。
というわけで今年もよろしくお願いしますm(__)m
どうぞ、今年も色々な映画レビュー楽しみにしてます。よろしくお願いします。
ところで、この変態村…どうしても途中で寝てしまうんです。だから、マルクの車が燃えて…豚が輪姦されているシーンを驚愕するシーン…このあたりでもう三回ぐらい寝てしまい、最後女装しているマルクが沼に落ちていく男を見つめているシーンで目覚めるんです…でもmizuyuriさまのレビューですっきり!
世の中色んな愛がありますね…
でも最後まで今度は挑戦します。
TSUTAYAで見たんですが、変態村に続く、ベルギー・フランス映画で「変態男」なるものを見ました!
いやぁ…変態なんて付けられとついつい目に留まる自分が怖い…でも又寝てしまいそうです…
最近もう1つのオタクな裏ブログにばかり時間割いててこっちあまり更新できてないんです、すいません;
まもうさんのレビュー等も楽しみにしています♪
変態村ですが…一緒に見ていた友達もつまらなすぎって言って途中で見るの止めちゃいました。
私だけ一人最後まで見てたんですけど一体最後には何が起こるのー!って思ったのにただじいちゃんが沼に沈んでいくだけでしたね(笑)。
変態男って気になりますね!!
そういえばアメリカでは大ヒットしたバス男ってタイトルの映画がありましたが、電車男に便乗した感じがなんだかやでした。邦題ってとても大事ですね…。
と言いつつ変態男気になる。
私もツタヤ久し振りに行って見てみます!!