土壌中における放射性セシウムのコロイド輸送に関する講演会
福島第一原子力発電所の事故から間もなく1 年が経過しようとしていますが、放射性降下物による汚染地域のほとんどは未だに避難対象となっています。本研究室が飯舘村の水田で取り組んでいる実証実験の一つに汚染土壌の埋設処理法があります。(http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/edrp/fukushima/fsoil/)
しかし、この処理法では汚染土壌からの放射性セシウムの漏えいが懸念されます。そこで、このたび明治大学に招聘された米国エネルギー省パシフィック・ノースウェスト国立研究所の上席研究官にお願いし、下記の要領で講演会を開催することになりました。関心のある方の参加を歓迎します。
講演者氏名:Dr. Fred Zhan(上席研究官・土壌物理学者)
講演者所属:Pacific Northwest National Laboratory
Richland, Washington, U.S.A.
日時:2012 年3 月10 日(土)13:00〜16:00
場所:東大農学部弥生講堂アネックスエンゼル研究棟講義室
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/plan_annex.html
題名:Colloid-facilitated radionuclide/Cesium transport in the soil
(土壌中における放射性核種/セシウムのコロイドによる輸送)
問い合わせ先:
明治大学農学部 登尾浩助(044-934-7156, noboriok[at]isc.meiji.ac.jp)
東京大学大学院農学生命科学研究科 溝口勝 (03-5841-1606, amizo[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます