*すっかり春の名物公演となりました
*南座の「歌舞伎鑑賞教室」が第21回を迎えます。
*ユーモアの中に趣向を凝らした桂九雀(かつら くじゃく)による解説つきで歌舞伎の魅力をご案内。
*第1回より出演の上村吉弥(かみむら きちや)が女方の舞踊の中でも屈指の傑作『藤娘(ふじむすめ)』を勤め、
*12歳の上村吉太朗(かみむら きちたろう)が『供奴(ともやっこ)』に初役で挑みます。
*≪歌舞伎ミュージアム南座2013≫も同時開催中で、歌舞伎発祥の地に建つ、
*【登録有形文化財】に指定された南座の芝居小屋らしい雰囲気も
*存分に味わっていただけます!!
*公演期間:平成25年4月20日(土)→25日(木)
*開演:午前の部11:00/午後の部15:00
*公演詳細:http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/2013/04/post_35.html
http://www.kabuki-bito.jp/news/2013/04/post_767.html
4月20日(土)、京都四條南座で「 第二十一回 南座 歌舞伎鑑賞教室」が初日の幕を開けました。
今年21回目を迎えた「南座 歌舞伎鑑賞教室」では、開演前に、第1回から連続出演している上村吉弥と、同じく解説を担当する落語家、桂九雀に、長年の功績を称えて表彰状が贈られました。
表彰式では吉弥が、「吉弥を襲名して20年を迎える節目の年に、南座という伝統ある劇場に立ち続けることができ、また、このように表彰していただきましたこと、大変感謝いたしております」と喜びを語ると、九雀は「初心者に戻らないように、精進していきます」と場内の笑いを誘って場内は温かい拍手に包まれました。そして、公演を支援している京都府からは、山田啓二知事が「皆様とともに全力を挙げて文化振興に取り組んでまいります」とご挨拶しました。
九雀の解説「南座と歌舞伎」では、当日選ばれたお客様が赤姫など女方の衣裳で花道を歩く、"歌舞伎ファッションショー"が行われました。第2部では第1回でも上演した、「南座 歌舞伎鑑賞教室」の原点でもある『藤娘』を吉弥が19年ぶりに踊り、続く『供奴』では初役で勤める吉太朗が溌剌とした舞台を見せて、万雷の拍手喝采のうちに初日の幕を下ろしました。