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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

帰化植物「キクイモ」 これも食用に珍しい 

2017-11-08 19:00:39 | 草花

「キクイモ」

戦時中、食料不足で腹がすいていたので、野に生えている「キクイモ」を掘ってイモをおやつがわりにかじりました。高学年の人についてまねて食べたのでした。

キクイモは美味しい食べ物ではないはずなのに、当時は結構満足した思いがあります。

後に聞いたのですが、キクイモは外国から入り込んだ野生の植物とのことですが、戦時中からあったのですから、随分前から北海道に入り込んだ植物だったのです。

キクイモの茎の髄は「スッポンコ」と言って、細工にも、口飛ばしのスッポンコとしても遊びました。遊ぶ物の無い時代でしたので随分楽しめた植物であったのです。

あれから72年、キクイモの野生化が進み、道路と言う道路の脇に今では繁殖しつづけ、どこででも見ることが出来る様になりました。

皆さんはキクイモの花の咲いたのを見たことがあるでしょうか?。なかなか見つけることが出来ません。北海道では十分成長しないうちに霜が降りて、花が咲かないうちにしおれてしまい、多くの人が目にしていないのです。

我が菜園の隣の人はキクイモが料理に美味しいと、菜園の一角に植えています。丹念に見守っているので、毎年花が咲いています。畑に入らせてもらい花を撮影させてもらいました。具体的な食べ方を聞いたことはありませんが、おいしいらしいのです。

 

先年、ラビ妻のお友達から荷物が送られてきて、キクイモの料理レシピも添えられていました。

なるほど、レシピ通りに料理をしてみるとなかなか美味しいではありませんか。

★十勝管内音更町ではキクイモを町の特産品にしているそうで、ふるさと納税の返礼品にとしているとのニュースが流れていました。


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