(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

サイン

2016年08月20日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。

すいません、超多忙でまったく更新できていませんでした


さて、建築工事というのは一業種では完成いたしません。

大工、左官、塗装、水道etc...


そして、一人で作業というのもそう多くありません。

例えば電気工事でも片方から線を差し込み、もう片方から線を引き出すために最低でも二人必要な作業などがたくさんあります。


そして、そして、その作業が時としていくつかの業種が合同で行う作業というものもあります。

基礎工事などが良い例ですが、基礎工事担当業者がコンクリートを打設、

それを左官工事業者がコテで押えていく。


この際に、すべての業種の全ての職人さんの息が合わないと作業が進みませんし、間違いのもとにもなります。

スポーツならば「オーライ!」などの掛け声で周りとの阿吽の呼吸を取るのでしょうが、

建築作業の場合には一度にアチコチで作業が進むので一概に声掛けだけでは足りないことが多いです。


そのために色んなサインがありまして、柱材に「巾」と墨を打っておくのもその一つなんですが、

基礎工事の際にはコンクリートが固まってしまう前に素早く作業をしないといけない、

それから鉄筋に対してのコンクリートのかぶり厚さをキチンと確保するためにも各職人の連携がとても大切になります。

そんな際の左官屋さんのサインがコレ



コンクリートを打設した後、何度も何度もコテで押えて最後はキレイに平滑にするのですが、

まずコンクリートを打ち、

何種類かの大きなレーキのようなものである程度コンクリートをならし、

そして、これまた何種類かのコテを使いながら平滑にしていくのですが、

一度目のならしの際に「ここは指定された厚みを確保していますよ」とほかの職人に認識させるために

コテでシュッと線を入れます。


もちろん、このあと何度もコテで押えていくのでこの線は消えるのですが、

他の職人はこのサインを見て厚みが確保されている事がわかるので、あとはいかに平滑に仕上げるかだけに全力を注げるのです。


この連携が、見ていて本当に見事で、「職人さんってどの職種の人もすごいなあ」といつも感心しています。


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焼板の張替え

2016年08月12日 | リフォーム施工事例
いつもご覧いただきありがとうございます。


本日、焼板の張替えを行いました。



焼板は古くなってくると、端が反りかえってしまい、材が痩せるのと相まって隙間がたくさんできてしまいます。

そして、むか~し、むかしは焼板の下は土壁がすぐにあって、今のように防水シートが施工されてない場合も多々あります。


今回の張替えの原因はそんな焼板の傷みと、その隙間から入ったコウモリ被害のため張替えとなりました。

焼板が反っているところからコウモリが侵入、そして、エアコンダクトから室内にも侵入したのです。

そこで焼板を張替え、防水シートも新しくしました。

そして、エアコン本体も年数が経っていたので省エネを考えて新品に交換。



これでご安心いただけると思います。


今日で御盆前のお仕事は終わり

明日から16日までお休みをいただきます。


皆様、暑いですが熱中症などにならぬよう気を付けていただき、お盆休みを満喫くださいませ
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努力と才能

2016年08月11日 | 雑文の箱
いつもご覧いただきありがとうございます。


いや~、オリンピックですね~

日本選手、すごい!

夏と冬、プロとド素人の差はありますが、私も競技者なので選手の鬼気迫る顔を見ていると熱くなります!


よく「結果は後からついてくるものだ」なんて言いますが、

結果に至る過程で最大の力を発揮できるようにするために普段どれだけ努力できるか?

という事がどれだけ大切かという事なんでしょうね。


ド素人の個人的な意見ではありますが、努力し続けることができることを才能と呼ぶのかな、

その努力と才能が人よりも高い人の事を天才と呼ぶのかな、と思います。

オリンピックに出る人たちはもうほんとに想像を絶するような努力家の塊なんだろうなと

本当に心の底から尊敬します。


まだまだリオの熱い戦いは続きますね、日本選手頑張れ~~!!!
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耐震リフォーム&全面リフォーム開始

2016年08月08日 | リフォームのツボ
いつもご覧いただきありがとうございます。


さて、お盆明けから耐震リフォームと全面リフォームを開始いたします。

昭和56年以前の建物は「旧耐震」と呼ばれ、今の基準とはだいぶん異なります。

ですが、建物自体がダメかというとトンデモない話で、材料的には昔のほうが大きな材を使用していたり、

今となっては大変高価な材が使用してあることも多いです。


全面リフォームとなるとそれなりに予算がかかりますが、ポイントは一つ


リフォームをして使い勝手が上がるかどうか


流し台からシステムキッチンへ、在来浴室からユニットバスへ

機器が新しくなることも快適さは上がるのですが、それでは全面リフォームとしては寂しいのではないかと思います。


「間取り的に」リフォーム後にご納得いただける改装になりそうかどうかがポイントと思います。


具体的には、

台所と居間が離れ離れになっている

居間がとても日当たりが悪い位置にある

洗面脱衣室のスペースが満足でなく、いまだに外に洗濯機がある

などなどを根本的に解決できるかどうか?です。


木造住宅の場合にはいくら耐震改修をしたとしても梁などを支える関係から抜ける柱と、そうでない柱があります。

なので、いくら大胆に間取りを変えようとしても柱と、

それから柱・梁の位置に大きく関係する階段をどう考えるかが非常に重要になってくるのです。


それらを現地調査でキチンと見極めて、採光・通風などを考慮しながら

そしてなにより、今現在~将来に向けての家族構成などを踏まえた間取りにリフォームすることが可能かどうか

それが全面リフォームの一番のミソと思っています。


今回は全面リフォームに加えて耐震リフォームも致します。

耐震診断に基づいて耐震改修プランを作ったところ、和室周りが南側開口が多くて壁量が不足していました。

耐震診断は簡単に言うと建物を東西、南北に4分割します。

そして、地震に一番効く外周廻りの壁量と、建物の真ん中あたりの壁量を足して検討します。


これにも様々なポイントがありまして、壁量はただ単に多ければよいというものではありません。

壁量が多い=地震に耐える=それだけの力がかかるということですので、基礎や使用金物まできちんと検討する必要があるのです。

柔で力を逃がすところと剛で耐えるところのバランス、これが非常に重要です。

また、リフォームですから新築時にどんな仕様になっているかは実際に壁を解体してみないと完全にはわかりにくいです。

だから、宮本住建では耐震診断時と、実際に工事に入ってからの二段階で対応しています。


まずは解体のときが大事。

ここで構造的、仕上げ的な事など方針も何もかも最終的に完全に決まりますので一日付きっきりで見守ります!

こうご期待!








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美しい加工

2016年08月05日 | 物件事例 建築物語④
いつもご覧いただきありがとうございます。


先日のこれ



どんな加工になるのかなかなか想像がしにくいと思います。

加工が終わるとこうなります。



この柱に組み込まれる梁の部分の加工はこんな感じ



組み上げただけでも強固なんですが、小さな四角い穴に込栓を打ち込むともう抜けません。

建築基準法で定められている金物も当然に使います。


一方、プレカットの場合の梁の部分の加工は材の大きい小さいはあれどこんな感じ



プレカットの場合には複雑な加工は出来ないので「金物ありき」です。

そのままだと抜けてしまうので組みながら金物を必ず入れていかないと作業を進めることができません。



この差は上棟の際にはっきりと体感できます。

手刻みは金物を入れずともグラリともしませんが、プレカットは上棟に最低限必要な金物だけの時はユ~ラユ~ラしてます。



建築基準法には接合部の加工の仕方など法律で決まっていません。

決まっているのは柱や梁の大きさの規定だけです。

どちらも建築基準法をクリアした建物になりますし、当然に長期優良住宅認定も取ることができます。


いかがですか?どちらがより余裕のある建物に仕上がると思いますか?


宮本住建が完成内覧会のみならず、上棟前の加工で技術と携わる大工の人柄に触れていただける機会を作っているのは

建築基準法に定めのない部分の差が決して小さくない事を体感していただきたいからです。

現在、上棟に向けて急ピッチで加工中

そして、来月にはまた新たな加工が始まります。


いつでも見学は受け付けておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。






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