(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

宙に浮く階段ディティール

2017年02月18日 | 物件事例 建築物語⑤
いつもご覧いただきありがとうございます。


さて、ただいま新築現場は3つ稼働していますが、

どこも石膏ボードなどの壁下地工事でなかなか写真を撮る機会がありませんでした。

そのうちの一件が実物大の模型を使って階段を仮組をしていましたのでアップします。



二段で一つの平行四辺形の箱型の階段を組み合わせて宙に浮いた形のものにする予定の物件です。

ベニヤ板での仮施工で端部の処理など細かなディティールを確認しました。

箱形の階段が二つ宙に浮いているのがわかりますでしょうか。


これらが玄関ホールの真上を横断するのですが、その部分が両側に壁のない完全に宙に浮く部分になります。

そこをどうやって浮かすかで今日、二時間ほど打ち合わせしていました。

実物は木の階段部分と、手すり&階段を支える材でもある鉄部材のハイブリッドにする予定なのですが、

そのバランスにものすごく悩みました。

材の見える部分の端部の処理のミリの差でシャープにも野暮ったくも見えるので実物大で微調整です。

私+大工+金物屋さんの知恵を出し合ったおかげでいい案が生まれました、よかった^^


それから、LDKと和室の境目の建具が引き込み戸になるのですが、

引き込み部分を先に塗っておかないと壁ができてからでは濡れない部分があったので枠のみ先に塗装しました



「黒のようで濃い茶色のようで黒」な色です 笑

塗料としても調整はしていますが、木部に塗る場合には元々の木の茶色に黒を塗るとちょうどいいぐらいになるのです。



写真ではわかりにくいですが、木目がいい具合で出ることで余計に風合いが出ます。

和風ならばこのまま艶消しに、洋風ならば本の少~~~しだけ艶を出して仕上げます。


線の細さは1ミリ単位で調整、色も何度も塗装屋さんにサンプルを作ってもらって最終決定します。

そういう細かさが、部屋に入ってパッと見た時の印象に直結するので

いつも気を付けるようにしています。






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植栽プランニング講習

2017年02月17日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。


いま、長野県で冬季国体&スイスで2年に一度の世界選手権の真っ最中です。

国体には所属クラブからも数名、見事に県予選を突破して参加しています。

僕には国体出場なんて夢のまた夢のまた夢のまた夢、、、ですが

国体のリザルトを見たり、テレビで世界選手権を見てると燃えますねー

世界選手権は今日のGS(大回転)が一番見たい種目!

パワースキーでグイグイ滑る王者ヒルシャーと、

逆に柔らかく板のサイドカーブを活かしてたわみを最大限に使って滑るパントゥローのどちらが勝つのか楽しみ

この二人がスタートする時の気迫はテレビ見ていても鳥肌立ちます


おっと!スキーの話になると燃えちゃってスイマセン 笑


昨日、珍しい講習を受けてきました。

植栽プランニング、しかも下草まで含めたもので、

カーポートなどのエクステリア講習とかは経験ありますが、植栽にテーマを絞ったものは初めてでした。



一番難しいと感じたのは「色」と「間」

木や草、花には赤もあれば白も青も紫も、茎の茶色に葉の緑、、、

そして、同じ赤でも濃いものから薄いものまでたくさんあります。


それから例えば葉の形も細かったり太かったり様々

バラバラの色と形のものを調和させるためには絶妙な「間(ま)」が必要。


植栽の選び方としては、まずは高木から選定して、中木、そして1m以下の低木や下草を配置するとバランスがとれるそうです。

その際に注意することは、「植えたのちにどう成長するか」だそうで、

例えば、一年草なのか、多年草なのか、どう成長して、どう枯れるのか

などなど四季に応じてどう変化するのかをある程度見込んだうえで選定しないと

「植えてすぐ枯れてしまった」「成長しすぎてイメージが変わってしまった」なんてことになるようです。


色に関しては、赤や紫といった目立つ色をアクセントとしながら、

類似の緑を合わせる方法と、もう正反対の組み合わせにする方法があるそうで、

緑の部分をうまくあわせることで正反対の色でもうまく合うようです。


僕たちプロの目線からのお話をすると、

点と線と面をどう合わせるか?も焦点になります。

小さな花は点、それが連なれば線になり、集まれば面になります。

それらを塀や建物の外壁などの線や面とどう合わせていくか。

少しの角度で良くも悪くも見えますので、

僕が高木を植える時はいつも植えたところから離れたり近づいたり、右から見たり、左から見たりと大忙しです 笑


植栽は建物を華やかに演出する名脇役

これからもっといろんなことを意識していきたいと思います。



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日本で数社しかない「手刻み+長期優良住宅認定」の標準化

2017年02月16日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。


昨日の続きなのですが、、、

昨日は「なぜ手刻みをやっているのですか?」について書きました。

その質問の後、今度は「なぜ手刻みが必要なのですか?」とデザイナーさんに質問されました。


その答えは一言でいうと


「人の手でしかできない事があるからです」


です。


プレカットは機械で行います。

だから複雑な加工はできません。

梁などの接合部はこんな感じです。



対して手刻みではこんな感じです。




接合部としては差し込んだだけではグラグラなので金物で仮止めをしながら上棟を行います。

対して、手刻みはご覧の通り柱を貫通して差し込み、そして込み栓を打ち込みますので

金物がない状態でも強固な状態です。


ここにまた技術力が絡んでくるのですが、

プレカットは複雑な加工が出来ないうえに、「誰でも簡単に、かつ正確に」作業ができるようになっています。

プレカットにとってはそれが長所なのです。

でもそれは材の加工と同じく「どこからどうやって組み上げていくか」を深く考えることなく施工ができるようになっているという意味であり

技術力を語る事はできにくいと思います。


手刻みの場合にはこれだけ強固に組み上げるので、順番を間違えた瞬間にもう元に戻せないし組み上げられなくなります。

だから、全てがわかっている棟梁の的確な指示の下でないと組み上げられません。


柱のほぞなど多少は建築基準法に記載があるけれど、基本的にこの梁の加工などは表面上、構造計算には表れません。

表れませんが、台風や地震などふくめて何十年という長い月日を過ごしていただくために

どちらがより安心していただけるかというと、宮本住建にとっては手刻みなのです。



それから、「適材適所」という言葉がありますが、

木は天然のものです。

だから木の育った環境によって当然に反りやすい方向などがあります。

手刻みの場合にはそれを見極めて、もしも反ったとしても影響がより少ないように

棟梁が一本一本配置していきますが、プレカットの場合にはそこまでできません。



そして手刻みの場合にはなにより大切なお客さまとのコミュニケーションが取れやすいです。

宮本住建では手刻みをしている職場をいつでも開放しています。

作業しているところを見ていただき、「大工さん、この部分は家の中のどの部分ですか?」なんていう会話を通じて

大工の技術と人柄を感じていただいて安心していただけるようにしています。


何千万円もする住宅建築を任せる大工さんの腕がどの程度なのかわからない。

どんな人柄なのかもわからない。そんなの怖くありませんか?


当社が手刻みにこだわる理由はすべて「お客さまの安心のため」なのです。



しかし、もちろんプレカットが悪いわけではありません。

時にですが、設計・監理が別で内容が完全指定されている場合などではプレカットを使用することもあります。

それに普通に考えれば昨日書いたように、手刻みは時間がかかり、大工の腕によって精度のばらつきがあり、高価になるので

プレカットの大勝です。

宮本住建の手刻みの場合には手刻みの弱点が逆にすべて長所になってしまっていて

プレカットを大きく大きく上回っているだけなのです。



ちなみに手刻みと長期優良住宅を標準化している工務店は私が知る限り日本で数社しかありません。

詳しく書くと長くなるので書きませんが、とにかくとんでもなく大変なことなので、

どこの工務店もやりたがらないし、出来ないのです。

宮本住建も準備から導入まで何年もかかりましたが、

お客さまの安心を追及したら自然とこの仕様にたどり着いた、そんな感じがいたします。


パンフレットは構成が決まり、ただいま文章と写真選定中。

作ってる僕自身がワクワクで楽しみです!
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パンフレットを作成しながら自社の特徴を振り返る

2017年02月15日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。


いま、新しいパンフレットを作っています。



施工事例には坪数や何LDKか、それからどういう工夫をしたのかなどを一言そえて想像しやすくする予定です。


デザイナーと話していて色々と質問を受けるのですが、

「建築に携わっていないデザイナーが感じること=お客さまが知りたいこと」と意識して作成に取り組んでいます。

特に手刻みの部分に関しては使用する大工道具の写真も取り入れながらと考えていますが、

デザイナーの方から「なぜ手刻みをやっているのですか?」と聞かれました。


上棟の時に見えている柱や梁などの構造材の加工には二つあります。

一つは工場でオートメーションに機械加工される「プレカット」

もう一つがその工程を大工の手で行う「手刻み」

現在、プレカットが圧倒的で感覚的におそらく95%以上の業者が使用しているでしょう。



プレカットがどうして普及しているかというと大きくは三点だと感じています。


一つは加工の速さ

普通の家程度の加工なら1~2日で出来上がってしまいます。

二つ目は均等な加工

機械で加工するので技術の優劣は関係ありません。

三つ目は加工費が安い

人の手で行うよりも機械で加工をする方が少し安く済みます。


速くて、正確で、安いの三拍子が揃ってるのがプレカットの特徴です。


そして、手刻みはというと

大工さんが一本ずつ加工するので一件分で約1~1.5か月かかりますし、

大工さんの「腕」が精度に直結します=大工さんによって精度にバラツキが出ます。

そして大工さんが長い時間かけて加工するので費用もプレカットに比べると高価になります。


お気づきでしょうか?

プレカットの特徴というのは大工の腕をカバーするのです。

もう一つ言いかえると、電動工具が発達して良い腕の職人さんが減った今では「大工の腕をカバーしなければならないような状況だ」ということです。


そして、それが他社との明確な差として当社が手刻みを行っている最大の理由です。


想像ください。

和室でさえクロス仕上げが珍しくない今日この頃、

「当社は技術が売りです」といいながら完成住宅には腕の見せ所など全くありません。

その状況の中でどうやって技術力を証明するのでしょうか?

建築基準法に違反さえしていなければ大丈夫ですか?保証があれば大丈夫ですか?

保証というのは想像を絶する天災や、突然の機器類の故障など本当の意味での想定外のためのもので、

大工の腕をカバーするためのものではありません。


当社の大工は新人を除いて全員が技術力の証明である手刻みが出来る棟梁格。

だから私はお客さまに胸を張って「当社は技術力が売りです」と答えられます。


そして最大の特徴は「良いかもしれないけど高くて買えない」ではないということです。


当社の建てる住宅は高級住宅です。

ですが、それは値段が高いという意味ではありません。

「質が高い」と言う意味での高級住宅です。


プレカットの特徴である速さ

しかし、プレカットが早く仕上がっても基礎施工に一か月弱かかりますので、

そのあいだに手刻みをすれば上棟できるまでの期間は何ら変わりません。


そして、髪の毛以下の隙間さえ許されない祭り屋台作成で培った技術力を発揮した手刻みに精度のばらつきなどありません。


それから当社の手刻みは正確には「ハイブリッド手刻み」です。

昔ながらのやり方をただやるだけでは高価になってしまいますが、

当社の手刻みは技術にプラスして最新の仕様や建築後の火災保険なども含めたトータル提案を行うことで

プレカット以下の価格を実現しています。


手刻み含めてすべては「お客さまの安心のため」

それを全てちりばめたパンフレットを近日中に発行いたします。

HPからもダウンロードできるようにしますのでこうご期待!
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ちょっと雪が降りすぎではないですか?笑

2017年02月14日 | 雑文の箱
いつもご覧いただきありがとうございます。


寒暖の差が大きく出たりして真冬なのに雨が降ったりと不安定ながらも今年はちょっと降りすぎではないですか?

ザーザーの大雨のように降る雪の中を滑るのはもう楽しんで滑るというより修行の域に入ってしまいますね 笑


それから道中も大変!

特に2WD車はスタッドレスの装着だけでは登り切らない時があるのでちょっとした道具を持つことで快適さが全く変わりますね。


あると便利なのは、

・頭とかにつけられるライト

 夜にチェーンを付けたり、真っ暗な中で車の周りを確認したりするときに便利です。

・肘まであるゴム手袋

 同じくチェーンを付けたりするときに服が汚れず便利ですし、車に積もった雪をはらうときにも便利です。

・雪落としブラシ

 ホームセンターに売ってますが今年のような大雪の時には特に重宝します。窓の雪をはらうのに便利です。

・スコップ

 普通に花を植える時に使うような小さなのでOK。タイヤハウスの中の雪を落とすときにも使うので逆に大きいとダメです。

 タイヤ周りを掘り出したりするときにも大変便利です。

・脱出用の板
 スノーヘルパー参考HP
 カー用品店に1000円前後で売ってます。あるととても便利!もしものスタック時にかなり使えるグッズです。
 これで何度も周りの車を助けてます

100円ショップに行けばいろんなもの売ってますので予算をかけずに快適グッズが揃いますよー


今年は雪が長くありそうですのでいっぱい楽しむために道中は安全運転でいきたいですね








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