暑い!
それだけ!笑
夏が近づいてきてすまいの体感スタジオの緑たちもワサワサしてます!
昼間は葉を開き、夜になると葉を閉じて眠るかしこい植物エバーフレッシュ
これがとても気難しくて、水が足りてないとすぐに昼間でも葉を畳んでストライキを起こします 笑
でも、サナギのような芽から葉が開いてくるところがゼンマイみたいでおもしろいし、
時々花を咲かせるんですが、つぼみ?が大仏さんの頭のようでして見てて笑ってしまいます。
インスタのストーリーズで大仏さんシリーズ更新中ですので見てみてくださいませ 笑
さてさて、気ままに暮らすためにとても重要なこととして断熱がありますよね。
断熱って、とても難しいんです。
なぜなら暑い寒いは人それぞれの感覚だから満足していただける性能のバランスって意外と難しい。
超断熱なトリプルサッシを使い、断熱層を超極太にして、高効率な熱交換タイプの換気扇を使って、、、、
って、やれば簡単にUA値はよくなります。
でも、お金かかります!!!!!!!!!
車で例えると、
ハイブリッド車のほうがガソリン車よりも燃費がいい
でもその代わりガソリン車に比べて値段が高い
価格差を取り返そうとすると相当な距離を走らなければならない。
こんな話、よく聞きますよね。
もしもローンで車を買ってて、ほとんど車に乗らない人の場合には月々のお支払いが高くなりすぎると感じる。
家も同じで、穏やかな気候の姫路に厳しい環境の北海道基準の家にしたところでオーバースペックな家の高いローンを払うことになる。
でも、ハイブリッド車の燃費の良さはウエルカムなわけで毎日それなりに乗る人にとってはありがたいお話
ガソリン車との価格差のイニシャルコスト増よりも車を使ってる時の燃費の良さがちょうどいいくらいに上回る。
これが目指したい家の性能だと思うんです。
住宅ローンの負担増と快適さがちょうどいいくらいにバランスが取れている家
じゃあ、バランスの取れた家ってどんなの?
ここで「体感」がとても大事になってくるんです。
私、人間UA値測定器です 笑
オープンハウスの際に温度計を各所に設置して測定し、計算上のUA値と、立地条件や部屋の大きさ、向きなどのデータを取っています。
そのおかげで、体感的にその部屋のだいたいのUA値がわかるようになってきました。
体感的にちょうどいいUA値の基準は0.6
これ以上になるとサッシや断熱材をグレードアップする必要が出てくるし、
UA値が0.8とかだと高断熱をまったく体感できません。普通に暑いし寒いです。
0.6~0.7のUA値だとどんな感じかというと、、、
夏の暑い時期にお出かけして、帰ってきて「うわー!暑い!窓を開けろ!エアコン全開!」で、
しばらくすると「エアコン効いてきたから今度は急いで窓を閉めろー!」
なんてことがなくなります。
「は~、今日は疲れたね、荷物置いて手を洗おう」って感じでひと通り落ち着いてからエアコンをつける。
そのくらいの余裕が出ます。
真夏の室温実測はこちら
そして一番体感できることとして
異様にエアコンの立ち上がりが早い
これが高断熱の一番の効果です。
エアコンの立ち上がりが早い=熱が逃げずに効率よく使われている
エアコンの冷気が外に逃げずに効率よく使われるおかげで異様に立ち上がりが早く、そして持続するので温度設定は夏でも27度とかで十分です。
ここからが本題
どんな残熱材を使うか
これがとても重要です。
グラスウール系の断熱材と吹き付け断熱材が主にあります。

よく見かけるグラスウール系の断熱材
そしてこちらが吹き付け断熱

両者の違いは設計性能と実際の性能に大きな違いが出ること
グラスウール系の断熱材はご覧のようにナイロンに入った既製品で、柱などにホッチキスで止めていきます。
ホッチキスなので当然にこんな感じで柱の際には隙間ができます。

この隙間から湿気が漏れないようにナイロンシートを使ったりするわけですが、熱は見事にこんな隙間から逃げていきますし、外から入っても来ます。
対して吹き付け断熱はといえば接着系の材料なので隙間なくビッタリと断熱できます。

まずこの差が非常に大きいです。
それから、グラスウール系は紙の上での性能値が「最高」、吹き付け断熱は紙の上での性能が「最低」となります。
断熱性能は製品自体の性能値と、どれだけの厚みを使うかの二点で決まります。
既製品であるグラスウール系は紙の上での性能値がよくても実際の現場では隙間から熱が逃げますので設計性能値よりも低くなりがちです。
なので、紙の上での性能が最高値となるわけです。
対して、吹き付け断熱は現場施工
「その設計性能を出すためには〇〇ミリの厚みまで施工してください」となるわけですが、
発泡材のため「おっと、もういいよ、膨らむの止まって」と言ったところで止まってくれません 笑
例えば屋根200mmの施工予定でもだいたい220~250mmぐらいまで膨らんじゃうんです。
一割から二割増しというわけです。
なので、設計上の性能よりも確実に実際の現場の性能が上回る。
そういう意味で紙の上での性能値が最低となります。
それからもう一つ、断熱を上げるためには大工さんの技術力が不可欠です!
断熱性能を語るうえで忘れてはいけないのは「隙間面積」
家中には窓や出入口、壁下地材の継ぎ目などありとあらゆるところに「隙間」があります。
その隙間を測る値をC値といいます。
この隙間が家中ぜんぶで、1m角のサイコロの中で1センチ以下になると高断熱に相当効いてきます。
が!
こんな感じで「クロスで隠れるからいいだろ」で作業するとC値ではっきりとわかります
壁下地の良し悪しの違い
そして弊社のC値は?!
そして弊社のC値測定!
手刻みだけでなく、壁下地の技術の違いは断熱にも大きく影響します!
よくUA値の高さをアピールしていたりすると思いますが、大切なのは紙の上での性能よりも実際の現場がどうかと、
最も大事なのは体感です。
ステイタスを求める場合を除いて、全く乗らないのにハイブリッドにしても元が取れない(高断熱にしすぎるとよくない)
逆にものすごく走るのにイニシャルコストの安いガソリン車にするのも良くない(低断熱はかえってお金がかかる)
ハイブリッドにして、ちょうどいいくらい走る(イニシャルコストとランニングコストのバランスが良い)
車の燃費も家の断熱性能もバランスがとても大事です。
それだけ!笑
夏が近づいてきてすまいの体感スタジオの緑たちもワサワサしてます!
昼間は葉を開き、夜になると葉を閉じて眠るかしこい植物エバーフレッシュ
これがとても気難しくて、水が足りてないとすぐに昼間でも葉を畳んでストライキを起こします 笑
でも、サナギのような芽から葉が開いてくるところがゼンマイみたいでおもしろいし、
時々花を咲かせるんですが、つぼみ?が大仏さんの頭のようでして見てて笑ってしまいます。
インスタのストーリーズで大仏さんシリーズ更新中ですので見てみてくださいませ 笑
さてさて、気ままに暮らすためにとても重要なこととして断熱がありますよね。
断熱って、とても難しいんです。
なぜなら暑い寒いは人それぞれの感覚だから満足していただける性能のバランスって意外と難しい。
超断熱なトリプルサッシを使い、断熱層を超極太にして、高効率な熱交換タイプの換気扇を使って、、、、
って、やれば簡単にUA値はよくなります。
でも、お金かかります!!!!!!!!!
車で例えると、
ハイブリッド車のほうがガソリン車よりも燃費がいい
でもその代わりガソリン車に比べて値段が高い
価格差を取り返そうとすると相当な距離を走らなければならない。
こんな話、よく聞きますよね。
もしもローンで車を買ってて、ほとんど車に乗らない人の場合には月々のお支払いが高くなりすぎると感じる。
家も同じで、穏やかな気候の姫路に厳しい環境の北海道基準の家にしたところでオーバースペックな家の高いローンを払うことになる。
でも、ハイブリッド車の燃費の良さはウエルカムなわけで毎日それなりに乗る人にとってはありがたいお話
ガソリン車との価格差のイニシャルコスト増よりも車を使ってる時の燃費の良さがちょうどいいくらいに上回る。
これが目指したい家の性能だと思うんです。
住宅ローンの負担増と快適さがちょうどいいくらいにバランスが取れている家
じゃあ、バランスの取れた家ってどんなの?
ここで「体感」がとても大事になってくるんです。
私、人間UA値測定器です 笑
オープンハウスの際に温度計を各所に設置して測定し、計算上のUA値と、立地条件や部屋の大きさ、向きなどのデータを取っています。
そのおかげで、体感的にその部屋のだいたいのUA値がわかるようになってきました。
体感的にちょうどいいUA値の基準は0.6
これ以上になるとサッシや断熱材をグレードアップする必要が出てくるし、
UA値が0.8とかだと高断熱をまったく体感できません。普通に暑いし寒いです。
0.6~0.7のUA値だとどんな感じかというと、、、
夏の暑い時期にお出かけして、帰ってきて「うわー!暑い!窓を開けろ!エアコン全開!」で、
しばらくすると「エアコン効いてきたから今度は急いで窓を閉めろー!」
なんてことがなくなります。
「は~、今日は疲れたね、荷物置いて手を洗おう」って感じでひと通り落ち着いてからエアコンをつける。
そのくらいの余裕が出ます。
真夏の室温実測はこちら
そして一番体感できることとして
異様にエアコンの立ち上がりが早い
これが高断熱の一番の効果です。
エアコンの立ち上がりが早い=熱が逃げずに効率よく使われている
エアコンの冷気が外に逃げずに効率よく使われるおかげで異様に立ち上がりが早く、そして持続するので温度設定は夏でも27度とかで十分です。
ここからが本題
どんな残熱材を使うか
これがとても重要です。
グラスウール系の断熱材と吹き付け断熱材が主にあります。

よく見かけるグラスウール系の断熱材
そしてこちらが吹き付け断熱

両者の違いは設計性能と実際の性能に大きな違いが出ること
グラスウール系の断熱材はご覧のようにナイロンに入った既製品で、柱などにホッチキスで止めていきます。
ホッチキスなので当然にこんな感じで柱の際には隙間ができます。

この隙間から湿気が漏れないようにナイロンシートを使ったりするわけですが、熱は見事にこんな隙間から逃げていきますし、外から入っても来ます。
対して吹き付け断熱はといえば接着系の材料なので隙間なくビッタリと断熱できます。

まずこの差が非常に大きいです。
それから、グラスウール系は紙の上での性能値が「最高」、吹き付け断熱は紙の上での性能が「最低」となります。
断熱性能は製品自体の性能値と、どれだけの厚みを使うかの二点で決まります。
既製品であるグラスウール系は紙の上での性能値がよくても実際の現場では隙間から熱が逃げますので設計性能値よりも低くなりがちです。
なので、紙の上での性能が最高値となるわけです。
対して、吹き付け断熱は現場施工
「その設計性能を出すためには〇〇ミリの厚みまで施工してください」となるわけですが、
発泡材のため「おっと、もういいよ、膨らむの止まって」と言ったところで止まってくれません 笑
例えば屋根200mmの施工予定でもだいたい220~250mmぐらいまで膨らんじゃうんです。
一割から二割増しというわけです。
なので、設計上の性能よりも確実に実際の現場の性能が上回る。
そういう意味で紙の上での性能値が最低となります。
それからもう一つ、断熱を上げるためには大工さんの技術力が不可欠です!
断熱性能を語るうえで忘れてはいけないのは「隙間面積」
家中には窓や出入口、壁下地材の継ぎ目などありとあらゆるところに「隙間」があります。
その隙間を測る値をC値といいます。
この隙間が家中ぜんぶで、1m角のサイコロの中で1センチ以下になると高断熱に相当効いてきます。
が!
こんな感じで「クロスで隠れるからいいだろ」で作業するとC値ではっきりとわかります
壁下地の良し悪しの違い
そして弊社のC値は?!
そして弊社のC値測定!
手刻みだけでなく、壁下地の技術の違いは断熱にも大きく影響します!
よくUA値の高さをアピールしていたりすると思いますが、大切なのは紙の上での性能よりも実際の現場がどうかと、
最も大事なのは体感です。
ステイタスを求める場合を除いて、全く乗らないのにハイブリッドにしても元が取れない(高断熱にしすぎるとよくない)
逆にものすごく走るのにイニシャルコストの安いガソリン車にするのも良くない(低断熱はかえってお金がかかる)
ハイブリッドにして、ちょうどいいくらい走る(イニシャルコストとランニングコストのバランスが良い)
車の燃費も家の断熱性能もバランスがとても大事です。