(株)宮本住建 姫路 木造住宅のあれこれと日々の徒然

姫路市 宮本住建 木造住宅の新築・リフォーム施工事例・現場進捗、日々の日記を綴ります。

間取りのポイントは斜め歩きができるかどうか

2021年04月10日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。


さてさて、桜も咲いていよいよ春ですね、自転車シーズンが近づいてきました

いよいよ花粉も終わりに近づいてきましたね 嬉しい!

そのかわり、いよいよ雪のシーズンも終わりですね


と、嬉しいことと寂しいことが混在するのが私の春

今年はコロナでとっくにスキーはあきらめたし、自転車も汗冷えしない気温になるまで走らないと決めてるし、

そもそも一番の美味しいものを食べて、電車でのんびり帰ってくることができないので自転車は乗り気ではありませんが、、、 涙


こんな春もありますね


ということで今日のブログは私が間取りで心掛けていること「斜め歩き」です。


家の大きさ関係なく、私のプランニングは斜め歩きができることを意識しています。

斜め歩き?と思うかもしれないのですが、それが大事なんです!


斜め歩きできない=体が家具などに当たらないようにするために無意識に直角に曲がるような歩き方になる


なんです。

紙の上の図面の中では家具がうまく収まっているように見えても実際の家で家具を置いてみると図面とはだいぶん違うと思います。

それを加味してプランニングしていないと、家具を置いていない状態では広く見えても実際にはカクカク直角歩きしかできない家になります。


特に床から80センチ以上の部分には注意が必要です。

腰から下は足しかありませんが、腰から上は手が当たらないような幅が必要です。

これを意識して家具の配置や人の動線を意識することで実際の面積以上の快適さが生まれます。


弊社のオープンハウスの際に「なぜだかわからないけど、なんだか余裕を感じる。なぜなんだろう」とよくお客さまからお伺いいたします。

その余裕こそ斜め歩き効果

普段の生活では家中を一通りぐるりと歩き回ることを意識することはありませんが、

オープンハウスの際はぐるりと歩き回りますので無意識に「余裕」を感じ取るのです。


そこまで考えてこそ人の動線への配慮と言えます。

ただたんに出入口を増やして行き来の距離が短くなることだけが動線への配慮ではありません。


これは光と風の導線も同じです。

真正面に向かい合っている窓だけが風の抜け道ではありません。

階段の高低差を考慮したり、お隣との建物の距離を考慮したり、いろんな条件に合わせて。

まるで風に色がついているように通り道を想像して窓の配置を行うことで無意識の快適さに繋がります。


快適とは無意識


意識して快適ではなく、ストレスフリーに無意識の快適が弊社のプランニングの大きなポイントの一つです。
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高断熱窓APW330の実力

2021年03月31日 | 物件事例 建築物語⑯
いつもご覧いただきありがとうございます。

先日のオープンハウス、大盛況でした!

土曜日なんかはもうてんやわんや!嬉しい悲鳴でした!

ご来場いただきました皆様ありがとうございました。

また、ご協力いただきました施主様に感謝申し上げます、ありがとうございました。


さて、日曜日はあいにくの雨で土曜日よりは時間に余裕があったので温度実験をしていました。

私のプランニングのポイントは大きく三つ


雨戸やドアを全て閉めていても玄関や廊下、LDKは真っ暗にならないように光を通す

人の動線を確保するためにも物を置くことができる壁をしっかりと確保する

風を通すために特にLDKや廊下は二方向に窓を設ける


今回の住宅ではリビングの真横にある和室に二方向の風の抜けを考えて南と西に窓を設けてLDK全体の風の抜けを意識しました。


しかし、西側の窓となると心配なのは西日

高断熱の家を建てたのに西日で家の中が暑くなっては意味がありません。

かといって、家中の窓をすべて高性能な高断熱サッシにすることは予算的にバランスが良くないときもあります。

そこで、私はよく窓の向きや大きさによってサッシの種類を変えています。

今回、南側の掃き出し窓にはごく普通の樹脂サッシ、西側の窓には高断熱サッシのAPW330を使いました。


このAPW330、窓ガラスを触ると一般的なサッシとの差が一目瞭然!

普通のガラスなら陽の光が当たって熱くなるくらいの時でも生ぬるい程度しか熱を通しません。


でも実際の温度がどのくらい違うのかを測ったことがなかったので実験です!



西側APW330 17.2度



南側の一般的な樹脂サッシ 16.9度



窓から畳一畳分ほど離れた部屋の中央 17.5度



そして外 15.6度


サッシはわざと条件が一番悪くなるように窓の重なる部分で(隙間風が通る)レールの上(冷たい熱が伝わりやすい)に置きました。

いくらキチンと窓を閉めていてもそこに継ぎ目があるのですから目に見えない風の抜けはあるはずで窓の重なりの部分は一番条件悪いと思います。


外は完全曇ですから南側と西側の太陽の条件は全く変わりません。

それでもすでに普通のサッシとAPWは0.3度の差ができています。


そしてこのあとAPWの実力が発揮されます。


雨脚がどんどん強まり、外気温が下がり始める夕方四時になると



部屋中央 17.3度



一般的なサッシ 16.5度



APW330 17.0度



外 15.4度


部屋中央とAPW330との差はそのまま、一般的なサッシとAPW330との差が大きくなってきました。


これが夕方五時になると、、、、



外 15.0度



APW330 16.8度



部屋中央 17.3度



一般的なサッシ 16.5度


特筆すべきは温度差とそのカーブ

部屋中央の温度差は昼から日が沈み始める夕方にかけての半日でたった0.2度しか下がらない

普通のサッシは陽が沈み始めて気温が下がり始める時間帯に一気に下がって、室温に助けられて下げ止まりしているような状態

APW330は気温に左右されず、室温に応じて均等に下がっていってる


オープンハウスのあいだ、エアコン一切つけていません。

もちろん人が住んでるわけではないのでなおのこと外気温と室温がほぼ一緒になって当たり前なんです。

ところが、外気温がどんどん下がってるのに家全体の断熱性能が高いので室温が下がらないんです。


それから西側の窓なんて言うのは太陽が当たっているときは窓の温度が上がるし、

陽が沈んでからは今度は温度が一気に下がって一日の差が一番大きく出るはずなんです。

でも室内中央の温度の下がり方とAPW330の下がり方が同じ温度で下がってるんです。

さすがに夕方5時の段階では少し差が広がりますが、1日を通してAPW330の断熱性(室内側から見ると保温性)が高いため、

窓にあたる陽の光が変化しても影響が少なく、室温の変化とほぼ同じ温度変化にとどまるのです。

対して一般的なサッシは陽が沈み始めて気温が下がり始めると一気に温度が下がり、最終的には室温との差が大きくなっています。


たかが0.3度、されど0.3度


真冬でもない、真夏でもない季節でさら雨空で陽の光の影響をほとんど受けない状態でこの差ですから

直射日光が当たれば差はもっと大きくなるということです。


それだけ窓からの熱の流出入は大きい。


家の外壁面は窓と壁の組み合わせですが、熱の流出入で言えばだいたい窓7:壁3の割合で熱の出入りがあります。

真夏の窓を触って熱くて触れないところからも想像ができるのではないかと思います。


それは、窓際の断熱対策が室内環境にとってとても大切であるということでもあります。

真冬になると冷気の下り方が明らかに全く違います。

APW330は冷気がほとんど下りてきません。

これは私の自宅で実証済みですが、人の体感で言っても一気に急に温度が下がると暑さ寒さが敏感に感じられますから

できるだけその上下のカーブは緩やかで、しかも差が小さいほうが良いです。


そして窓際の温度変化が抑えられるということは結露も抑えられるということ


適材適所で窓の断熱を高めることは予算をかけずに快適な住環境を整えるために必要不可欠ですよ


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もしも一生に一着しかスーツを買えないとしたら?

2021年03月25日 | 建築アレコレ
いつもご覧いただきありがとうございます。

さてさて、いよいよオープンハウスが迫ってまいりました!

オープンハウスの詳細や予約はこちらから

予約不要ですが予約優先とさせていただいています。


ただいまエクステリアと「棟梁の奥の手」を最終製作しています。


棟梁の奥の手とは

弊社の技術を発揮した部分はほとんどが構造の部分になるため完成してしまうと隠れてしまいます。

そこで、仕上げの部分のどこかに木を使ったご提案を必ずさせていただくようにしています。

階段なのか、壁や天井の木細工なのか、はたまたエクステリアなのか、物件ごとにすべてオリジナルで製作しています。

今回は内部にも外部にも棟梁の奥の手を施工しました。

是非お気軽にオープンハウスにご来場くださいませ。


さて、「スーツが一生に一着しか買えなかったら?」の意味なのですが、、、


もし、一生に一着しかスーツが買えなかったらどんなスーツを買いますか?


量販店で一番安い既製品を買いますか?


それとも肩幅や腰回りなど自分の体形に合っていてなおかつ

将来的に体形が変わっても対応できるように補正の余裕を生地に持たせたフルオーダーにしますか?


もし、両者の価格がどちらも自分の予算内ならどちらを買いますか?


おそらくほとんどの人が後者を選ぶのではないでしょうか?



住宅はいかがですか?


台風や地震、昨今の猛暑や極端な寒さに何の対策もされていない住宅と、

見かけ倒しではない耐震や断熱性能に、快適な間取りの注文住宅

どちらも予算内の住宅だとしたらどちらを選びますか?


住宅を建てる時、何に気を付けて、どんな選び方をすればいいのか?

オープンハウスにて裏の裏までお答えいたします。


テレビコマーシャルでよく見かける「答えは〇〇塾にある」的な書き方になりましたがw、

本当にきちんと裏話をお話いたします。

ぜひぜひお気軽にオープンハウスにご来場くださいませ。
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オープンハウス告知!

2021年03月17日 | 物件事例 建築物語⑯
いつもご覧いただきありがとうございます。

3月27~28日に姫路市町坪にてオープンハウスを開催いたします。
場所や今週土曜日から始まる予約受付サイトはこちら

事前の内容としてはこちら!


ただいま急ピッチでエクステリア工事を施工中です


特徴としては、、、、

おなじみの手刻みを施していますが、今回はちょっと特殊な手刻みです。
弊社の建て方として3タイプあります。

①プレカット+構造計算

②プレカット+手刻みによる差しまえ+構造計算

③手刻み+構造計算


今回は1階がオール手刻み、2階がオールプレカットという組み合わせです。

それがなぜ理にかなっているかというと、、、、


2階建の中で一番重要なのは2階の床です。


地震とか台風などの力が建物にかかると、屋根の一番高いところが一番大きく揺れます。

その力が梁や柱を伝って最終的に基礎を通って地盤に力が逃げていきます。

その過程で各所が平行四辺形に変形して、耐えられなくなったら壊れるわけです。


その際、2階の床が一番需要で、2階以上の部分のねじれを2階床がガッチリと受け止めて

平行四辺形に変形しすぎないことで上手に一階柱に力が伝わっていくのです。

だから2階床の剛性が非常に重要で、手刻みの差しまえが地震に効く真骨頂の部分なので、1階すべてを手刻みにすることは地震に強くなるのです。


ちなみに、1階柱、土台を伝った力は基礎に流れていくわけですが、このとき重要なのがホールダウン金物です。

柱が抜けずに基礎とガッチリ緊結するためにホールダウン金物はあるのですが、

通常の構造計算をしない建物は建物の四隅にあるだけ(4本しかない)がほとんどです。


しかし、その建物だけのために安全を確認計算した場合どう変わるのか?


今回のオープンハウスはホールダウン金物の数は34本もあります。


それだけ掛かった力を分散して受け止められる=大きな力も受け止められるということです。


それからもっと重要なこととして、個別で計算すると、間取りによって一部に大きな力がかかるためホールダウン金物が増えるということでもあります。

だから構造計算は必須なんです。



と、難しい話はそのくらいにして


「棟梁の奥の手」と題して家の内外のどこかに木の仕上げ部分を作ります。

弊社の大工からお客さまへの最後のサプライズ的な感じで毎物件どこかに木細工を取り付けます。

もちろん施工前にはお客さまに内容をお伝えして取り付けるようにしています。

今回は内外部に「奥の手」を発揮いたしますのでこうご期待!


2階にはお子さまが小さなうちは一部屋として、大きくなった時には個室に分けられる子供部屋、

音楽などを趣味のご主人さまのお部屋は防音仕様

長期優良住宅で、断熱もバッチリで、奥さまは「今住んでいるところよりも建築工事中のこの建物のほうが暖かい」とおっしゃっていただいたほどです。

光と風を通す「導線」と人の「動線」はいつも通りバッチリ!朝日がキッチンに差し込みます!

エクステリアも木の柵を使って暖かく!

見どころ満載ですのでぜひお気軽にご来場くださいませ!




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コロナ禍での休日の過ごし方

2021年03月09日 | 雑文の箱
いつもご覧いただきありがとうございます。

コロナ禍が始まって一年が過ぎ、ワクチンの話題も出始めて、ようやく明るいきざしがチラチラと見え隠れもしてきましたね。

弊社では大工にマスクを配り、協力業者ふくめて「決して油断しないように」と定期的にアナウンスを繰り返しております。


緊急事態宣言がされていてもいなくても手洗いやうがいに密にならないように気を付けるは変わらないわけですが、

コロナ禍での休日の過ごし方ってみなさんどうされてますか?

私の趣味は自転車やスキーといった外で遊ぶものが多いのですが緊急事態宣言関係なく正月休み以来スキーも行ってません。

今年は雪が多くて本当なら楽しい冬なんですがこればっかりは仕方ありませんね、、、


スキーがダメとなると自転車があるわけですが、それも、、、

どこにも寄らずに一人で走る限りほぼ安全かなと思う自転車にも気になる点がひとつありまして、、、

それは汗が引いてしまうと風邪をひくかもしれないこと。

自転車は風を切って進みますから少しでも寒い日は止まると体が冷えちゃうんです。

なので、もし風邪をひいてしまったら「ただの風邪だから大丈夫」とは100%言えなくなるので自転車も乗ってません。


常に「もしかしたら自分も、、、」という思いでいつも気を付けていれば自分の周りの人を守れるし、しいては自分も守れると思っていますが、

でもさすがに完全に家に籠りっきりというのも心にとっても体にとっても不健全ですよね。

密にならぬように、

手洗いうがいもアルコール消毒も事あるごとに、

など用心に用心を重ねてのことにはなりますが、時には外に出たいです。

不要不急な外出ではなく、健全な心と体を保つための外出に。。。


そこで、密を避けて山登り始めました。

山登りといっても近所の山ですから長くても実質3時間ほど。

休憩の時に上着を着れば体が冷えすぎることを防げますし、山は密になりにくいなと思って始めましたが、

想像以上に山はソーシャルディスタンスが自然に成立しているところでした。


登り始めて分かったことですが、誰もが自分のペースで登りたいし、良い景色があればのんびり休憩もしたいし、写真も撮ったりしたいからか、

山登りってコロナ関係なくもともと他人と距離を取りがちなんですよね。

だから数メートルの距離に常に他人がいることはまずありえません。


後ろに人がいる状態で登ると、前にいる人は後ろの人が気になるし、後ろの人も前の人に気を使わせたくないですもんね。

なので、近づかないように歩くペースもお互い意識しているからか、追いつきそうなら足を止めて適度に休憩しますし、

もし追いついたりすれ違ってもお互いに距離を調整してすぐに見えなくなる距離に離れるのが普通です。

素人の私が登る近所の山は北アルプスのように全国から登山者が集まるような超人気スポットでもないので、

人とすれ違う回数も街中の散歩以下でのんびりしてます。

あまりにも人とすれ違わないので「道、あってる????」と不安になることもしばしばあるくらい 笑


自転車もそうですが昼ご飯はお楽しみ♪

これも想像とは違ったのですが、登った人全員が山頂でご飯を食べるとは限りません。

誰もいない景色の良いところで誰もが食べたいし、人によって登山ルートの予定などもバラバラなので

おのずと食べる場所も時間もバラバラになって超ソーシャルディスタンスが自然に成立。


山でのチキンラーメンにあこがれていたので、ステンレスボトルにお湯を入れてリュックで持参。

景色の良いところでおにぎりと一緒に食べるのはかなり新鮮で楽しいです。


山登りを始める前って、山登りといえば木が両側に茂っている山道をただ歩くだけ、

山頂に着いたらお弁当食べて、折り返して下りるだけの遠足気分だったのですがなんのなんの!

例えば白浜の御旅山も上部にあるお社の横からさらに奥の山へ登れて、

さらにさらに、そのまんま姫路バイパスの北側の山まで縦走できます。

岩場があったりして両手両足つかわないと登れないところもチラホラあって、

周りにある木を掴みながらなんてこともあるのでじゅうぶんアドベンチャー。


登るときは100円ショップに売ってる手のひら側がゴムの作業用手袋をつけて登っています。

手袋をつけていれば木を掴んでもかぶれたりしないし、コケても手をガードできるし、コロナ対策としてもバッチリ。

もちろん除菌アルコールも持参してますから、手袋を外すときはまず消毒です。


山登りは密にもならずで良いストレス発散。

方向音痴なので、一度、ルートを外れてスタート地点と全然違うところに下りちゃったこともありますが、それも一興ですね 笑


今は難しいけど、コロナが収束したら涸沢カールに登ってみたい。

夜明けに山肌が真っ赤に染まるモルゲンロートをこの目で見たい!

6時間歩かないといけないみたいなんだけど素人がいけるのかな???

という妄想をしながらYouTubeを見る毎日でストレス発散中です 笑


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