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計量士 はかりの三和屋の店長や担当者がおすすめするはかりや計量器を紹介するはかりブログ。

職人さんが「上皿さおはかり」にこだわる理由(1)

2013-05-23 16:09:19 | 計量器専門店 はかりの三和屋


計量士がおすすめする計量器の通販サイト はかりの三和屋

こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。

最近、歴史ある道具に魅力を感じるようになりました。
まだ知らないはかりの仕組みや使い方などを調べるうちに、
いろいろな道具を知るようになったからかもしれません。

本日取り上げるのは、職人さん愛用の「上皿さおはかり」!
(写真は「上皿さおはかり(並皿) 1kg 職人さんが愛用 TPB-1 検定品 田中衡機」です)

なんと、明治時代から使われているはかりですが、
まだまだ現役で活躍しています。

当店の実店舗に常時の在庫はなく、昨日の修理依頼で、
私は初めて実物を見ることができました。

仕事を始めてすぐに、商品画像は目にしたものの、
仕組みも使い方も全く分からなかった上皿さおはかり。
別名で上かん(うわかん)とも呼ばれます。

デジタル式の計量器が普及する中、こうした機械式のはかりは
製造が減少し、単価が上がってしまっている状況です。
現在、国内で製造しているメーカーは、
田中衡機工業所1社のみとなっています。

しかし、上皿さおはかりは、
今でもパン屋さんや製菓業の方々などに根強い人気。
中には「これやないといかん!」という方もいらっしゃるそうです。

一般的には、はかりといえば
「あるものの重さを知る」というイメージがあります。
でも実は、パン屋さんでは、
「ものを同じ重さにする」ためにはかりを使います。
そのためなら、上皿さおはかりの方が断然効率がよいということです。

その理由は、機械式ならではの使い方がポイント。
明日は、上皿さおはかりを使った重さのはかり方をご紹介します。
よければ、一体どのように使うのか、ぜひ想像してみてください。

⇒職人さんが「上皿さおはかり」にこだわる理由(2)

⇒上皿さおはかりのページはこちら


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