CubとSRと

ただの日記

~の結果 (中)

2024年09月18日 | バイク 車 ツーリング
 車検証を読んでみたら、車種のところに「幌車」と書いてあった。
 当然のように脳裏に浮かんだのは「ほろぐるま」という読みと「幌馬車」の絵だった。勿論、「ほろしゃ」と読むんだろうと思う。
 「ほろぐるま」って読んだら笑うしかないだろう。西部開拓時代みたいでワイルド過ぎる。せめて「ほろしゃ」でないと。
 でも「ほろ」って。コペンに幌馬車のイメージは全くない。

 昔、幌付きのオープンカーを買った人が雨漏りのするのに気が付いて「これ、雨漏りがするよ」とディーラーに苦情を言った。
 すると散々調べた後で店側は一言。
 「お客様、雨の日に乗られましたか?」

 話を読んで噴き出したが、書いた人もこれをよくできた小話と捉えていたのだろう。
 けれど、後々になってこれは笑い話でも何でもない、ごく普通のやり取りであることに気が付いた。

 オープンカーの幌は雨除けではない。日除けであるということだ。つまり「屋根」ではなく、ただの「日傘」。少々の風では飛ばされない「お洒落な」日傘。
 それが段々に進化して「雨が降っても大丈夫!」となっただけの話で、そんなのは宣伝文句にはならないし、しちゃいけないというのが、ディーラーの心意気。雨中でも乗るということなら、初めから普通の馬車同様しっかりした屋根があればいい。(「カロッツェリア」というのは「馬車工房」という意味なんだそうだ。車は運転手ではなく乗客こそが主人だから。)
 「ドッチデモ使えます」というのは虫が良すぎる。というより「チープだね、その発想は」という思いがある(?)。
 「道具は用途に応じて使い分けるべきで、何でもそれ一つで済ませるってのは何ともはや・・・」。
 吸い物椀一つでコーヒー、紅茶、スープ等も召し上がる上流階級・・・。
 ないない。
 鍋で作ったラーメンは、蓋で食べるのが合理的・・・。
 やってみたいとは思わない。

 夏にコペンに乗るのはフライパンの上で焦がされるようなもの(バイクの場合はB・B・Qか、七輪の上の秋刀魚だが。鉄板が介在するか直火か、の違い)。 だから快適な冬ならともかく真夏には基本、乗らない。

 そういうことで気が付いたら十年経っていた。
 でも、勿論自分からそんな地獄に飛び込む気はさらさらないのだけれど、諸般の事情からどうしてもフライパンの上で焦がされなければならない破目に陥ることもある。
 そういう目に遭った時は、とにかく疲れ果てて帰る、しかない。

 先日も数少ない「そういう目」に遭った。


 (続く)

 

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~の結果 (前)

2024年09月17日 | バイク 車 ツーリング
 9月4日(水)

 珍しく4時前に目が覚める。
 改めて寝ようかと思いながら、「いや、またとんでもない時間になるぞ。それなら出る準備だけでもしておくか」。
 そう思い、蜂蜜レモンを飲む。

 ストレッチをして着替え、家を出たのは4時45分。帰宅は5時20分。
 8時朝食終了。ついウトウトする。
 9時15分からラジオを聞いていたが、このままでは又無為に時間を過ごしてしまう、と計画通り、着替えてコペンで出発。
 
 既に10時半近い。時既に遅し。仮に上手く行っても12時前。きょうもボール紙の「完売」の札が掛かっていることだろう。

 昨日の「定額減税に伴う調整給付金」の請求書類を送ろうと出たのに、どうしたことか郵便局の前を通り過ぎる。「ここら辺」、と思った郵便局を見落とすなんて。何で??やっぱり怪しい???頭。
 
 かなり先まで行って「いよいよこれは見落としたに違いない」と、やっと反省をし、Uターン。
 その分もあってますます時間が遅くなる。

 「完売」の札を見たのは2度目。時計を見ると12時過ぎ。
 まあ、今は高いのしか売ってない。財布に優しいベリーAが出るのはもっと後。シャインマスカットなんてあっても手が出ない。
 独り「酸っぱいブドウ」ごっこをやって道の駅へ。
 こちらも店開きはしていない。

 往復とも衝原(つくはら)の駐車場に寄るが、今日は誰もいない。
 エンジンを掛け、エアコンをつけて休憩しているトラックばかりだ。


 (続く)
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いつ遭える?(・・・そういうことか)

2024年09月16日 | 日々の暮らし
 9月2日(月)は6時10分から6時50分まで散歩。
 出掛けにゴミ袋を持って出る。
 その分、散歩の時間が5分長くなったということか。

 9月に入ったので、隣市の農協倉庫の前で葡萄を売っているかも、と思って出てみた。そこになければ道の駅の外側で売っているかも。

 丁字に突き当り、左折。少し南下したらいつものテントが見える。
 テントだけで人影はなかった。ということは?
 接近する。
 「完売」の二文字が書かれたボール紙が、テントに吊るされて揺れているのが見えた。
 それもその筈。もう2時だ。
 毎年売り始める頃になると行列ができて、昼前には売り切れてしまう。

 昨年になって初めて知った。昼前に売り切れるのは二度目の販売らしい。
 行列は6時頃からできて、一度目の販売は9時前後なんだとか。
 勿論売り切れ次第販売終了。テントの屋根に届く(は言い過ぎだが)かと思うくらいに葡萄が運び込まれるのだが、何箱も買って行く人が結構いるため、販売開始から1時間ほどで売り切れてしまう。
 10時過ぎくらいに二度目の搬入があり、これが大体午前中に売れてしまう。
 今年は何回買うだろうか。不思議と例年ほどは食べたいと思わないのだが。


 9月3日(火)

 5時半に出て百歩にもならない辺りで急に雨粒が。それもだんだん強く、雨粒も次第に大きくなる。これはたまらんと慌てて引き返す。

 二階の窓から外を見ると、路面がほぼ濡れた感じになった頃、止んだような気配。
 結局今日はそれだけで、後は降らなかったのだが、これは「今日は出るのをやめとけ」というお告げだったと思うことにする。
 もしかしてSRのもらい事故もそういうことだった?
 舗装面の割れ目がなければナンバープレートが曲がらなかった代りにSRは転倒し、少なくともクラッチレバーは変形、交換の手順になることは間違いなかった。

 そう考えてみると「今日は本当に大凶日だったのか?」という気になる。
 そりゃ出なければこういう諸々のことは全く起きなかったのだけれど。

 
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不幸中の幸い

2024年09月15日 | 日々の暮らし
 「定額減税に伴う調整給付金」の面倒くさい書類準備のためにコンビニまで行って、やっとのこと準備ができた。
 やれやれと思いながら店を出る。

 SRに乗ろうとヘルメットを被ったら
 「あの、このバイクの?」
 と声を掛けてきた女の人がいる。

 ん?SRに興味がある?同好の士?
 ・・・には全く見えない同年齢くらいの人。
 「はい」
 「あの、さっき車をぶつけてしまって」
 「えっ!?」

 どうもバック駐車をしようとしてSRのナンバープレートに接触したらしい。どれだけ曲がってバックしたんだ。
 そう思いながらナンバープレートを見ると、確かに台にしているアルミ板自体はやや違和感のあるふくらみが見える程度ながら、ナンバープレートの方は明らかに盛り上がったような形になってアルミ板から浮き上がっている。
 当たった時の衝撃で、アルミ板の方は曲がりはしたもののそれなりに撓(しな)ったのだろう。しかし同じアルミ板ながら薄っぺらいナンバープレートは曲がったままの形を現状保存、ということか。

 「どうしたらいいでしょう」
 と言われても、これじゃ「修理費寄越せ!」とごねる気にもならない。
 「これじゃ、お金取れませんから。いいですよ、もう。しょうがないから」
 と応えて話を終える。
 でも、このままじゃいやだから、帰って早速手当をすることに。

 話の後、舗装面をよく見たらサイドスタンドが数センチ前進し、アスファルトの割れ目に嵌っている。SRは5センチ余り押し出されたことになる。
 サイドスタンドも半分近く外れかかっていて、この舗装面の割れ目がなかったら、間違いなくSRは転倒していた。 

 ナンバープレートを外してみた。これは薄いから手で元の形に近くできた。
 問題は台になっていた下のアルミプレート。
 SRは振動が酷いからナンバープレートが割れることがよくあった(らしい。初期の話)。割れたのを其の儘にしておくとヒビは大きくなり、それでも気付かずにいると遂には(割れて)落下してしまう(らしい。初期の話)。
 結果、ナンバー無しでパトカーや白バイに追い回され、「整備不良車」として高額の反則金を取られるという踏んだり蹴ったりの目にあう。
 そういうことを聞いた。

 実際、初めて買ったSR(今のは2台目)は、振動が酷くて信号待ちをしている時バックミラーを見ても後方の景色がまともに見えることはなかった。
 どうしても後方確認をしようと思ったらフロントブレーキを掛けること。ブレーキを掛ければミラーの振動は止まる。それくらい酷かった。

 今(2台目)のはそんなことはない。
 そんなことはないくらいだから、わざわざ改めてアルミのプレートを付ける必要もないようなものだが、それでも噂とは言え簡単に安心することもできなかったのが26、7年余り前。そして当然のこと、ナンバープレートは全く傷んでなかった。

 そのナンバープレートの台。思ったより厚い。指の力で曲がったのを戻すなんてとてもじゃないができない。
 それでも直そうとタオルで挟み付け、木槌で叩く。意外に硬い。
 それなりに力を入れて叩くこと数十回。妥協。
 あと500キロで十万キロ。何度も転倒して「満身創痍」は大袈裟だが、とにかくこれで十万キロ前の厄が落ちた、と思うことにしよう。



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定額減税に伴う調整給付金 (後)

2024年09月14日 | 日々の暮らし
 別にQRコード読み取らなくたって、市のホームページ見たらできるだろ?
 しばらくたって何とか探し出したが、まずは記入のために登録から始めなければならない。
 「ああ~っ、面倒くさい!いや、修理代確保!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 必要なものは届いていた請求番号だけ。PCでやるならそれで済む。

 単純に説明書きを読めば、そう読み取れる。
 そういうわけで、やっと手続き開始。
 ところが、HPの方にはもっといろいろと書いてある。

 「え?結局、身分証明になる物のコピーがいるのか?」
 スマホを持っていれば簡単に片付く。でも、持ってない。
 となると・・・デジカメで写真を撮ってPCに取り込んで・・・・めんどくさい。
 ・・・けど、やっとできた。こいつを取り込んで書類に番号を添付して。

「おいおい。こっちも通帳のコピーを添付しろってか?何だよ、また同じことをしなきゃならんのか?」
 先に全文読んでからやりゃいいのに、手の届くところからやろうという根性が浅ましい?
 さっきの写真だって何度も撮ってそのうちで一番はっきりしているものを添付したんだけど、通帳の方は印字が薄く、加えて紙面の色調と似ていてもっと見辛い。これじゃ写真を撮ったって確認しづらいだけだろうと想像する。
で、「あ~っ、もう駄目!やめた!」となった。

 調整給付金。金額は一万円。
 「別に受け取らなくてもいいや」という気が、実は初めにあった。気が変わったのは靴の修理代が一万円となってから。
 それでもほったらかしにしていての、この時だった。

 しょうがない。コンビニでコピーを取って出すことにしよう。
 コピー一枚5円。二枚用意するところ、一枚失敗したので今日掛かった費用15円。
 これにかかった時間もお金も大したことはないが、今日はこれだけで一日終わった気がする。

 いや、そうじゃない。実はこの直後、SRが交通事故に遭った。
 
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