両親と共にパリ・モロッコ9日間の旅へ
【1日目】
21時55分成田発エールフランス便にてパリへ。
【2日目】
朝4時半パリ空港へ到着。5時45分発エールフランスバスにてパリ市内へ。1人15ユーロ。乗客は私たちの他に女性が一人のみ。予約していたホテルで荷物だけ預けて凱旋門からルーブル美術館まで歩いた。写真を撮りながらゆっくり歩いたため、それ程疲労はなかった。父念願のルーブル美術館には入れたが、オルセー美術館は長蛇の列だったため断念。その後エッフェル塔・凱旋門をゆっくり見物して早めにホテルに入った。
【3日目】
エールフランスバスにて空港へ。13時10分発エールフランス便にてカサブランカへと向かった。多くのモロッコ人が機内持ち込み荷物多すぎ、呼び止められていたせいで出発が遅れる。彼との再会を喜んでる暇もなく、両替の後電車に乗るべく空港内をつっ走りぎりぎりセーフ。フェズに向かった。泊まろうとしていたホテルが満室だったため、あわてて探し、なんとか新市街の中級ホテルを見つけることができた。
【4日目】
午前中はメディナを散策し、午後彼の実家を訪れた。彼の両親と弟が温かく迎えてくれた。昼食は巨大なバステラと鳥の丸焼き・牛肉とプルーンのタジンなど、豪華な料理を用意してくれていた。母は日本から箸を持参し、モロッコ料理を箸で食べるというとても異様な光景であった。
【5日目】
ラバトへ電車で移動。予約していたホテルに直接行ったがホテルの手際が悪くてチェックインだけで1時間待たされた。しびれを切らして違うホテルへ変更。ハッサンの塔・ウダイヤ・メディナを訪れた。
夕方ホテルの前では大きなデモがあり、多くの人が声をそろえて何かを叫んでいた。それが悲鳴に変わったと思ったら警察や兵隊が棍棒を振りかざし、中にはたたかれて道端で倒れ込む人もいた。だから何でも暴力で解決しようとするモロッコが嫌いだ、と彼は言っていた。
【6日目】
マラケシュへ。ホテルに荷物を置いてジャマエルフナ広場へ向かった。メディナを散策し、屋台で魚のフライを食べた。タクシーがつかまらなかったため歩いてホテルまで帰った。とりあえず食中毒は起こさずに済んだ。ハムドゥリッラー
【7日目】
マラケシュ2日目。伝統工芸館に立ち寄った後、マラケシュ博物館へ。そのままメディナでお土産を買いまくり、ホテル近くまで馬車で帰った。一般道路を馬車で移動するのは何とも不思議な感じで、とても楽しかった。
【8日目】
7時発の電車に乗り空港へ移動。空港には12時前に到着した。カフェでのんびりしているとスーツケース1つ無いことに気付いた。あわてて空港の入口の検問所に引き返す。警察のそばにスーツケースが置かれているのを見つけた。警察に事情を説明し、自分たちの持ち物であることを証明した後に無事返してくれた。あやうくモロッコ人が持って行くところだったとのこと。15時15分発パリに向けて出発。パリの空港で買い物をしていると、フランス人男性が怒っている声がした。振り向くと父が20ユーロの土産を買うためレジにいたのだが、手元には1.2ユーロしかなく、怒られていたのだった。あわてて間に入り、代わりにお金を払う。20セントを20ユーロと勘違いしていたようだった。そんなこんなで23時35分定刻で日本に向けて出発した。
【9日目】
18時半。無事日本へ到着。
今回の旅行で父は外国人女性の写真を撮りまくるエロ親父となり、母は道も安全に渡れない幼児となった。いろんな意味で非常に疲れた。もう二度と両親を連れて旅行には行くことはないだろう