信州味噌を科学する

イロイロ考えちゃうブログ

長寿県なのに老人医療費が少ない不思議

2017-06-19 10:54:06 | 日記
日本全国の平均寿命ランキングをみると、長野県はトップクラスの長寿県です

長寿県として知られる沖縄の明るく解放的なイメージと、山国・長野とで、食事や生活習慣に関する類似性をみつけるのはむずかしいです。

長野のどこに、長寿の秘訣があるのでしょうか

それを解明するひとつの手がかりが、長野県での自宅死亡率の高さです。

死亡者のうち3割を超える人が自宅で息を引き取っており、病院のベッドの上での臨終が当たり前のような最近の風潮に待ったをかける数字です。

病院で死なないということは、なかなか入院しないということで、厚生省「国民生活基礎調査」による過去のデータで、入院患者の在院日数の平均は全国46位。

それにつれて老人医療費の1人あたり年間額も最下位。

長野の高齢者が、元気な老後を過ごし、家族に看取られて亡くなっているケースが多いことを示すデータはまだあります。

70歳を過ぎても配偶者のいる率が1位、高齢者就業率も1位。

それを支えているのは高齢者単独世帯の割合が低い、持ち家比率が高いというデータで、要するに2世帯・3世帯同居して、離婚もせずいつまでも仕事の現役でいる、という姿が見えてきます。

子どものしつけは家庭からとよくいわれますが、老人の健康も家族からともいえる日本の家族制度の美徳が、長野県には残されているようです

バスケの背番号

2017-06-12 15:33:39 | 日記
こどもがバスケットボールをはじめたので、スポーツ音痴の母も少しは協力しようと…

練習には付き合えませんが、なにかできないかと思い、ちょこっと調べてみました。

バスケットボールでは、4から15の番号を使って、1人1つの番号をつけるというルールがあります。

それは審判方法を密接な関係があります。

バスケットボールでは審判は得点を示す際に指を使うんですね

1点入ると1本指を立てて振り、2点入ると2本指を立てて振り、3点入ると両手の指をそれぞれ3本立てて腕をあげる。

得点を示すときだけでなく、ファウルをした選手の背番号を指で示すこともあるんです。

というのが、バスケットボールで1から3の数字を使わない理由なんですね。

得点は1点から3点で指で示すので、おなじ1から3番の選手がいては困ります。

他の審判や離れた場所にいるコーチなどの誤解を招かないようにということで、1から3番は欠番となっています。

でも、すべての試合でのルールではなく、国際試合などの場合に限るようです。

国内試合では1番や2番をつけた選手もいるそう。

ずるいところでは、このルールを逆手にとって、0番をつける選手がいるそうです。

どのスポーツもそうかもしれませんが、背番号にはいろいろなこだわりがあるものですね