マリナーズのイチロー選手が2割6分9厘まで打率を戻している。
過去のシーズンから見ると最低の成績ではあるが、これで5試合連続ヒット中。
200本安打という記録がどれほど難しい記録であるか？
あまりにも簡単に見えたイチローの大記録への挑戦は今も続いている。
イチロー選手は毎回同じフォームの繰り返しでバッターボックスに入り投手と向き合うのは有名である。
この一定の動作の繰り返しをルーティンというらしいが、イチロー選手はかなり多くの決まりごとがありその自分で定めたルールを守っている。
そんなイチロー選手でさえも苦戦するこの200本安打という大記録。
この苦しい今シーズンこそしっかり応援していきたい。
尚、イチロー選手は震災後真っ先に個人として1億円の寄付を行っている。
迷いが一切なく表明も行わず必要なことを誰よりも早く他と比較せずに自分の物差しで行動を取る。
少しでも見習えればと思う今日この頃である。
２００本安打ならず(追記)
2011シーズン。イチロー選手は残念ながら200本安打に届くことができませんでした。
しかし最後まで数字にこだわってトライしたイチロー選手はやはり大スターであることには変わりありません。
試合に挑むまでの体の調整、ストレッチ運動、全てが例年通り。
肉体は確かに衰えも見えるかもしれないが、同じ精神を保つことの方がより難しいのではないだろうか？
今年度のイチロー選手のチャレンジは少なくとも私に勇気を与えてくれた。
【追記】その後イチロー選手はメジャーリーグで苦しみながら３０００本安打を達成した。