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敬愛するジョージ土門先生へ感謝をこめて

2007年12月29日 02時22分55秒 | Weblog
私の師匠であるジョージ土門先生がお亡くなりになられ、
昨夜、葬儀に参列致しました。
タロット占いの第一人者であり、
日本占術協会の理事でもある土門先生は、
お人柄もとても温かく、そのご人徳で
門下生にはひときわ慕われていらっしゃいました。

最後まで、占い師としての強い使命感をお持ちで、
お亡くなりになる1月くらいほど前にも
ご家族の方々がおとめになったにも関わらず
ご本人は現場に出ることを強くのぞまれて
いらっしゃったようです。

ご病気なのは数年前から存じ上げておりましたが、
なにぶん、今年に入ってから電話でお話した時や、
夏の暑い時期、授業を受けた時の先生はとってもお元気で、
先生の大好きな政局の行方に関する講義を
パワフルになさってましたこともあり(占いを通して)
それはあまりにも辛く、現実として受け入れ難い
ショックの大きなニュースでした。

「先生、これからも宜しくお願いしますよ、
まだまだ学びたいこともありますし長生きしてくれなきゃ困ります」
と私が言うと、「みりちゃんが嫌だと言っても離しませんよ」
と冗談めかしておっしゃってくれましたが、
その笑顔はとても慈悲深く、優しさに満ちていらっしゃいました。

数年前、私が、どういう風に進んでいいのか道が見えなくなって
迷い込んでしまった時期には、
「みりちゃんの思うようにしたらいい、
自分がそのままでいいと思うのなら無理に変える必要はないんだよ」
と強い口調でおっしゃってくれました。

私はその言葉にどれだけ救われたかわかりません。

もちろん当たることは大事だけれど
どんなに当たる占いをしたとしても
最終的には「慈愛」の心、人間性が大事なのだという
先生の教えを守り、口癖のようにおっしゃってました
「透き通った心で鑑定にのぞむこと」が
あまりにも多くのものを分け与えてもらった私ができる
唯一、最大の恩返しになることを信じて、
今後も精進していきたいと思っております。

先生との出会いは私にとって本当に幸せなことでした。
心よりご冥福をお祈りいたします。

ロマネ・ミラージュ