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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 49】 We're Going to Plant a Tree : "be going to ~" に注目!!

2015-01-09 | DWE・歌詞分析 【グリーン】
ゆーくん、2歳 9か月 18日
あやちゃん、生後 8か月 15日
DWE歴は、2年 2か月 4日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、Sing Along! 5 のDVDに収録されている
"We're Going to Plant a Tree" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、49曲目です

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、クマの親子が木を植えに行こうとしているときに歌っている歌です

この曲で取り上げられている文法事項は、
  未来を表す表現 be going to ~ : We're going to plant a tree.   など
  助動詞 will : We'll take the shovel.   です

今回は、「 "be going to ~" と "will" の違い」 について注目したいと思います

中学校では、どちらも「未来を表す表現」で
書き換え可能な表現と教えるのが一般的です
(中学生には、その方がシンプルで分かりやすいので

簡潔に、「"be going to ~" と "will" の違い」を述べると、以下のようになります

   "be going to ~" の用法

      あらかじめ考えられていた意志
      事前に計画していたこと
      (現在の兆候から) 明らかにそうなるであろうという未来の出来事


   【例1】 She is going to be a teacher when she grows up. (彼女は大きくなったら、教師になるつもりです)
       ※ 「(小さい頃からずっと)思い描いてきた」というニュアンスです。

   【例2】 She is going to have a baby in May.  (彼女は5月に出産する予定です)
       ※ 「確定的な予測」なので、この場合は "will" より "bo going to ~" が一般的です。

   【例3】 Look! It's going to rain.  (ごらん! 雨が降りそうです)
       ※ 現在の様子から、雨が降ることが確定的なので "be going to ~" が使われています。



   "will" の用法

      単純に未来のことを表す
      あらかじめ決まっていることではなく、「予測」を表す
      (現在の時点における) 話し手の意志・意思決定


   【例1】 It will be rain tomorrow.  (明日は、雨が降るでしょう)
       ※ 「(明らかにそうなるというわけではないが、)雨だと予測する」ニュアンスです。

   【例2】 Study hard, and you will pass the exam. (一生懸命勉強すれば、合格するでしょう)
       ※ 「勉強すれば」という条件つきの「不確実な予測」なので "will" が使われています。

   【例3】 I will never forget you.  (君のことは、忘れまい)
       ※ 「話し手の意志」なので、"will" が使われています。



違いをより明確にするために、同じ単語を使って、"be going to ~" と "will" を比較してみます

    You are going to die.
    You will die.

両方とも、「相手が死ぬだろう」ということを言っているのですが、
ニュアンスが大きく異なります

    「(これ以上、手の施しようがないので)死を覚悟してください」というニュアンス
      病院などで、医師が末期患者に言いそうな表現です

    「話し手の意志で、聞き手の生死が決まる」というニュアンス
      サスペンスドラマなどで、殺人予告で使われそうな表現です


歌詞に戻ってみましょう

   We're going to plant a tree. 
   We'll take the shovel and dig, dig, dig! 


クマの親子は、「あらかじめ木を植えることを決めていて」
それを達成するために、「シャベルを持って行って、穴を掘るよ」という意志を歌っているわけです

"be going to ~" と "will" の使い分けが、意図的にできるようになると、
表現の幅が広がりますね






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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