ゆーくん、2歳 6か月 28日
あやちゃん、生後 5か月 25日
DWE歴は、1年 11か月 15日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 1 のDVDに収録されている
"Pluto's Song" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、5曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ミッキーの愛犬 プルートの名前とその綴りを紹介している歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形(3単現) : Mickey Mouse has a dog, and his name is Pluto. です
この曲は、子どもたちが大好きな童謡 "Bingo" の「Disney版」です
今回は、「 "Pluto's Song" と 童謡 "Bingo" の徹底比較 」 をしてみたいと思います
童謡 "Bingo"
まず、童謡 "Bingo" ですが――
学校教育では、小学校の低学年の音楽の授業で、
「こいぬのビンゴ」というタイトルで初登場します
小学校低学年を担任したとき、この曲をとても気に入った 子どもたちは
休み時間まで 楽しそうに歌っていました
ビンゴ ビンゴ 知ってるかい?
こいぬの名前は ビンゴ
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O のビンゴは かわいいね
そして、学年が上がり、英語の授業が始まる頃、
「こいぬのビンゴ」の英語版の歌を聴いて、"Bingo"が、再フィーバーします
There was a farmer had a dog,
And Bingo was his name-o!
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
And Bingo was his name-o!
この曲は、小学校の英語の授業で扱いますが、
実は、文法的にあまり正しくない表現が1つあります
中学校3年生で習う「関係代名詞」を使った英文――
"There was a farmer had a dog" という部分なのですが、
実際は、 "There was a farmer who had a dog" という英文になるのが正しいのです
関係代名詞(この場合 who)を省略できるのは、「目的格」のときだけです
この歌詞の場合、関係代名詞は「主格」なので、通常は省略できません
楽しんで歌う分には良いのですが、
"Bingo"の歌詞を覚えれば、英語表現の理解に直結するとは言いにくい、
というのが 私の率直な意見です
Sing Along! "Pluto's Song"
続いて、"Pluto's Song" を見ていきます
"Pluto's Song"は、新しい重要表現を
「3人称単数現在形(3単現)」 の "has" に絞ってあるので、
歌詞が理解しやすく、幼児期にはピッタリな曲だと思います
「歌」で英語をインプットする教材ですから、
当然、童謡 "Bingo" のように、あまり正しいとは言えない英語を使っていません
さらに、「押韻」「ライム(Rhyme)」の点で、2曲を比較してみると――
"Bingo"は、"B-I-N-G-O" と言う歌詞の "o" の音の韻を踏ませるために、
"And Bingo was his name- o !" と歌っています
この "o" は、韻を踏ませるためにある音なので、深い意味はなく、単なる「装飾」です
一方、"Pluto's Song"は、"P-L-U-T-O" に対応する "o" の音の韻を踏むために、
"And his name is Pluto." というように、
文末に "Pluto" を持ってきて スマートに韻を踏んでいます
無駄を削ぎ落とし、「正しい英文」「使える英文」を追求した結果の「歌詞」だと思います
DWEソングは、歌詞とストーリーがリンクしていることが その魅力です
歌詞を覚えれば、英語表現の理解に直結する――
DWEの歌は、本当にすごいなぁと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
あやちゃん、生後 5か月 25日
DWE歴は、1年 11か月 15日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 1 のDVDに収録されている
"Pluto's Song" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、5曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、ミッキーの愛犬 プルートの名前とその綴りを紹介している歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
3人称単数・現在形(3単現) : Mickey Mouse has a dog, and his name is Pluto. です
この曲は、子どもたちが大好きな童謡 "Bingo" の「Disney版」です
今回は、「 "Pluto's Song" と 童謡 "Bingo" の徹底比較 」 をしてみたいと思います
童謡 "Bingo"
まず、童謡 "Bingo" ですが――
学校教育では、小学校の低学年の音楽の授業で、
「こいぬのビンゴ」というタイトルで初登場します
小学校低学年を担任したとき、この曲をとても気に入った 子どもたちは
休み時間まで 楽しそうに歌っていました
ビンゴ ビンゴ 知ってるかい?
こいぬの名前は ビンゴ
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O のビンゴは かわいいね
そして、学年が上がり、英語の授業が始まる頃、
「こいぬのビンゴ」の英語版の歌を聴いて、"Bingo"が、再フィーバーします
There was a farmer had a dog,
And Bingo was his name-o!
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
B-I-N-G-O,
And Bingo was his name-o!
この曲は、小学校の英語の授業で扱いますが、
実は、文法的にあまり正しくない表現が1つあります
中学校3年生で習う「関係代名詞」を使った英文――
"There was a farmer had a dog" という部分なのですが、
実際は、 "There was a farmer who had a dog" という英文になるのが正しいのです
関係代名詞(この場合 who)を省略できるのは、「目的格」のときだけです
この歌詞の場合、関係代名詞は「主格」なので、通常は省略できません
楽しんで歌う分には良いのですが、
"Bingo"の歌詞を覚えれば、英語表現の理解に直結するとは言いにくい、
というのが 私の率直な意見です
Sing Along! "Pluto's Song"
続いて、"Pluto's Song" を見ていきます
"Pluto's Song"は、新しい重要表現を
「3人称単数現在形(3単現)」 の "has" に絞ってあるので、
歌詞が理解しやすく、幼児期にはピッタリな曲だと思います
「歌」で英語をインプットする教材ですから、
当然、童謡 "Bingo" のように、あまり正しいとは言えない英語を使っていません
さらに、「押韻」「ライム(Rhyme)」の点で、2曲を比較してみると――
"Bingo"は、"B-I-N-G-O" と言う歌詞の "o" の音の韻を踏ませるために、
"And Bingo was his name- o !" と歌っています
この "o" は、韻を踏ませるためにある音なので、深い意味はなく、単なる「装飾」です
一方、"Pluto's Song"は、"P-L-U-T-O" に対応する "o" の音の韻を踏むために、
"And his name is Pluto." というように、
文末に "Pluto" を持ってきて スマートに韻を踏んでいます
無駄を削ぎ落とし、「正しい英文」「使える英文」を追求した結果の「歌詞」だと思います
DWEソングは、歌詞とストーリーがリンクしていることが その魅力です
歌詞を覚えれば、英語表現の理解に直結する――
DWEの歌は、本当にすごいなぁと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました