ゆーくん、2歳 6か月 24日
あやちゃん、生後 5か月 21日
DWE歴は、1年 11か月 11日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 1 のDVDに収録されている
"What's in Your Basket?" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、3曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、アッコとケンジ 2人の兄妹が、
ミニーのバスケットの中に何が入っているか当てようとしている歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
疑問詞 what : What's in your basket?
be動詞(疑問文) : Is it a hat? など
be動詞(否定文) : It's not a hat. など
命令文 : Tell us, please.
倒置法 : In my basket are my ABCs! My ABcs are in my basket. です
意味をとるのが難しいものは、そんなにありませんし、
初心者向けの曲にピッタリの楽しい曲ですね
この曲を聴くたびに、私は「本当によく練られた曲だなぁ」と、しみじみ思います
この曲の歌詞について、言及したい素晴らしい点は たくさんあります
とても、1回の記事では まとめきれないので、全2回で分析したいと思います
第1回目の今回は、「be動詞の否定文」に注目してみます
否定文には、"not" を使うのが理解できていれば、そんなに難しい表現ではありません
とはいえ、意外に奥が深い表現なのです
次の英文は、すべて 「それは、おもちゃではありません」 という意味になりますが、
省略の有無・形式が異なっているため、ニュアンスが違います
【例1】 It's not a toy. ( [ It is not ~ ] を [ It's not ] と省略した形 )
【例2】 It isn't a toy. ( [ It is not ~ ] を [ It isn't ] と省略した形 )
【例3】 It is not a toy. ( [ It is not ~ ] を省略しない形 )
一般論で言うと――
it's not : "not" が独立しているため、後ろの語をより強く否定する
it isn't : 「~ではない」と文章全体を否定する 一般的な表現
it is not : 省略がないため、フォーマルな表現で、諭すような(時に堅苦しい)感じを与える
【例1】の場合、"not" が独立した状態で、"a toy" を強く否定して、
「それは、おもちゃではない」と言っているのに対して、
【例2】では、"is" と "not" が合体した状態で、文章全体を否定して、
「それは、おもちゃではない」と言っています
【例3】では、"is" と "not" のどちらも省略することなく文章を否定して、諭すように ゆっくりとした口調で
「それは、おもちゃではない」と言っているニュアンスです
母親が子どもに向かって、「それは、おもちゃじゃないわよ」というとき、
【例1】であれば、「おもちゃじゃないの」といった強い否定に聞こえるので、
場合によっては、叱っているように聞こえるかもしれません
【例2】であれば、「それは、おもちゃではない」という情報を淡々と伝えているように聞こえます
【例3】であれば、小さい子どもに対して、諭しているように聞こえます
同じ「be動詞の否定文」ですが、ニュアンスが変わってくるのが興味深いですね
この曲の歌詞で考えてみます
Is it a hat?
It's not a hat.
「(バスケットの中身は)帽子なの?」
「帽子ではないわ」
この場合、"it's not" が使われており、
"not" が独立して、直後の名詞を否定しているので、強い否定に聞こえます
大袈裟にとらえて和訳してみると――
「(バスケットの中身は)帽子なんかじゃないわ」
みたいな感じでしょうか。。。
「be動詞の否定文」のニュアンスを理解して使い分けができると、
表現できる英語の幅が広がりますね
次回は、この曲をもう1度取り上げて、「押韻と倒置法」に注目してみたいと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました
あやちゃん、生後 5か月 21日
DWE歴は、1年 11か月 11日になりました
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います
今回は、Sing Along! 1 のDVDに収録されている
"What's in Your Basket?" について取り上げてみます
DWEソングの歌詞分析、3曲目です
歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください
この曲は、アッコとケンジ 2人の兄妹が、
ミニーのバスケットの中に何が入っているか当てようとしている歌です
この曲で取り上げられている文法事項は、
疑問詞 what : What's in your basket?
be動詞(疑問文) : Is it a hat? など
be動詞(否定文) : It's not a hat. など
命令文 : Tell us, please.
倒置法 : In my basket are my ABCs! My ABcs are in my basket. です
意味をとるのが難しいものは、そんなにありませんし、
初心者向けの曲にピッタリの楽しい曲ですね
この曲を聴くたびに、私は「本当によく練られた曲だなぁ」と、しみじみ思います
この曲の歌詞について、言及したい素晴らしい点は たくさんあります
とても、1回の記事では まとめきれないので、全2回で分析したいと思います
第1回目の今回は、「be動詞の否定文」に注目してみます
否定文には、"not" を使うのが理解できていれば、そんなに難しい表現ではありません
とはいえ、意外に奥が深い表現なのです
次の英文は、すべて 「それは、おもちゃではありません」 という意味になりますが、
省略の有無・形式が異なっているため、ニュアンスが違います
【例1】 It's not a toy. ( [ It is not ~ ] を [ It's not ] と省略した形 )
【例2】 It isn't a toy. ( [ It is not ~ ] を [ It isn't ] と省略した形 )
【例3】 It is not a toy. ( [ It is not ~ ] を省略しない形 )
一般論で言うと――
it's not : "not" が独立しているため、後ろの語をより強く否定する
it isn't : 「~ではない」と文章全体を否定する 一般的な表現
it is not : 省略がないため、フォーマルな表現で、諭すような(時に堅苦しい)感じを与える
【例1】の場合、"not" が独立した状態で、"a toy" を強く否定して、
「それは、おもちゃではない」と言っているのに対して、
【例2】では、"is" と "not" が合体した状態で、文章全体を否定して、
「それは、おもちゃではない」と言っています
【例3】では、"is" と "not" のどちらも省略することなく文章を否定して、諭すように ゆっくりとした口調で
「それは、おもちゃではない」と言っているニュアンスです
母親が子どもに向かって、「それは、おもちゃじゃないわよ」というとき、
【例1】であれば、「おもちゃじゃないの」といった強い否定に聞こえるので、
場合によっては、叱っているように聞こえるかもしれません
【例2】であれば、「それは、おもちゃではない」という情報を淡々と伝えているように聞こえます
【例3】であれば、小さい子どもに対して、諭しているように聞こえます
同じ「be動詞の否定文」ですが、ニュアンスが変わってくるのが興味深いですね
この曲の歌詞で考えてみます
Is it a hat?
It's not a hat.
「(バスケットの中身は)帽子なの?」
「帽子ではないわ」
この場合、"it's not" が使われており、
"not" が独立して、直後の名詞を否定しているので、強い否定に聞こえます
大袈裟にとらえて和訳してみると――
「(バスケットの中身は)帽子なんかじゃないわ」
みたいな感じでしょうか。。。
「be動詞の否定文」のニュアンスを理解して使い分けができると、
表現できる英語の幅が広がりますね
次回は、この曲をもう1度取り上げて、「押韻と倒置法」に注目してみたいと思います
最後まで読んでくださり、ありがとうございました