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英語教師のママが綴るDWEの英語育児日記
~ゆーくん&あやちゃんの成長記録とママの心に残った出来事を綴ります♪~

【DWE・歌詞分析 66-2】 Clean-Up Time  : "papers" という表現に注目!!

2015-02-16 | DWE・歌詞分析 【グリーン】
ゆーくん、2歳 10か月 25日
あやちゃん、生後 9か月 22日
DWE歴は、2年 3か月 11日になりました
   
DWE教材は、歌とストーリーがリンクしていることに魅力があります
そこで、良質な英語表現をインプットするために、作詞・作曲され、
長年、愛され続けている Sing Along! の歌詞に注目して、
どこまで考えられた歌詞なのか、私なりに分析をしてみたいと思います

今回は、前回に引き続き、Sing Along! 6 のDVDに収録されている
"Clean-Up Time" について取り上げてみます

歌詞は、"Songs Guide" か "Sing Along!" の Book でご確認ください 
   
この曲は、ピクニックの後、みんなで後片付けをしている歌です

前回も紹介しましたが、この曲で取り上げられている文法事項は、
  接続詞 while : While we all are cleaning up, we'll sing this cleaning-up song!
  現在進行形 : While we all are cleaning up, we'll sing this cleaning-up song!
  助動詞 will : While we all are cleaning up, we'll sing this cleaning-up song!
  命令文 : Bend down and pick up the papers and throw the papers away.   など   です

この曲は、ピクニックの後片付けのときはもちろん、
片付けるものを応用的に別の英単語に置き換えれば、
家庭でも、日常的に「お片付けソング」として歌えます

「さあ、お片付けの時間よ」とせかすより、
この曲を歌いながら片付ける方が、きっと親も子も楽しいですね

この曲では――

   "clean up" という熟語
   "papers" という表現 

という 2つの観点にスポットを当てて、全2回で歌詞分析をしていきたいと思います
第2回目の今回は、「 "papers" という表現」 に注目したいと思います


歌詞で言うと――

   Bend down and pick up the papers and throw the papers away. 

の部分で登場しています


この曲に登場する「後片付けをしている描写」を具体的に見ていきましょう
この曲の歌詞では――

  Bend down and pick up the papers and throw the papers away. 
     (かがみ込んで、紙ゴミを拾って、紙ゴミを捨てなさい)
                 
  Bend down and fold up the blanket and put the blanket away. 
     (かがみ込んで、ブランケットを折りたたんで、ブランケットを片付けなさい)
                 
  Wash the dishes and dry the dishes and put the dishes away. 
     (お皿を洗って、お皿を拭いて、お皿を片付けなさい)

という手順で、みんなで協力して片付けていますが、
ここで、学校では出逢わないような表現が登場しています



   ――そうです
   1つ目の歌詞にある "papers" です



学校英語では、"paper" は、「不可算名詞」であることを強調して教えますが、
実は、「不可算名詞」「可算名詞」のどちらとしても使われる単語です
ALTによると、判断基準は、「話し手の頭の中で具体的な形やイメージが描けるか」ということだそうです

話し手の文脈から、「A4サイズの紙のように、一定の大きさ・形のもの」を思い描いたのなら、
それは "paper(紙)" の具体的な形 というより、"sheet(用紙)" のイメージです
だから、1枚、2枚と「用紙」を数える場合は、
"a sheet of paper" "two sheets of paper" というように「不可算名詞」の扱いになります

一方、「新聞」「研究論文」「レポート」「書類」は、
具体的な形やイメージが思い描けるので、
"papers" という表現ができ、「可算名詞」の扱いになります

でも、この歌詞の場合、その説明では意味を成しません

この歌詞では、「散らかっている 紙素材のもの(紙ゴミ)を片付ける」ことを表現してあるのですが、
「散らかっている」ということを表現するために、
あえて "paper" を複数形にすることもあるそうです

日本人には、使い分けが難しいなぁと思います
「習うより慣れろ(Practice makes perfect.)」の域の表現ですね
DWEの歌詞に親しんでいると、本当に様々な表現に出逢うことができますね






最後まで読んでくださり、ありがとうございました
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