ちょき~ずでいきます

おばさんとおじさんとうさぎの日記

肩こりました・・・

2009-09-21 08:54:35 | 日記
髪を切りました。
(風邪だっつ~のに)



私を知ってるヒトはきっと「どうしたの?」

と言うにちがいない。

そう、美容院に行くのは1年以上ぶりです。

美容院嫌いなのだ。

理由としては

①めんどくさい。
②ひとみしりである。
③ひとみしりのくせに、気を使って美容師さんとしゃべってしまう。


などなどあるけど、結局知らないところに行きたくない、というコドモのような理由からなのだ。


でもでも、
前に染めた髪がのびすぎてプリン化が激しいし(もはや半分以上黒い)
髪の毛がぬける率が高いし(長いからめだつのだ)
お風呂の排水溝にたまる毛がものすごいし

なにより、むっくに私の毛がからまってる!

ので、切りました。



だいたい、美容院って行くと
「次回もよかったらご指名お願いね
なんて事いってて、
そうかそうか、と電話すると

「あ、その人やめました」

などとさらり、と言うので、また行きたくなくなるんだよ!

せっかく2時間ぐらい話して、やっと慣れてきたのに
また別のヒトと最初から話すのか~と思うと

「じゃあまた今度」

と、言うことになり
そして1年がたってしまうのだ。


でもこれ以上のだんなさんの冷たい視線に耐えられず、
天気もよかったし
いざ!出陣じゃ!



さて、うんうん選んで行った美容院で
担当のヒトがやってきた。

・・・金髪の”やくみつる”のようなおっさんだ。

まあいっか。逆に緊張しないし。

これこれ、こーゆー風にじょっきりやってつかあさい。
あと、朝楽にしてほしいから、軽くパーマさんにしてね。


というと、にこにこしながら、
「1年以上ほったらかしなのに、全然痛んでないですね~。
これなら安くすむから大丈夫ですよ~」

なんでも、痛んだ髪のヒトはお高いパーマ液になるんだそうな。

ほう~。
ドライヤーすら使わないのに。
よくやった!私の髪!
てか、ダブのおかげか?

枝毛も白髪もまったくないそうな。
えらいな。私!
ありがとう、ユニリーバ㈱さん!

シャンプーの時点でものすごくくしゃみがしたくなって、
ピンチだったけど、その後はセキも出ず。


恐れていた会話だけど、
私が熱心に「大人の散歩~日本橋・神田~」を読んでいると
やくみつるが、
「本すきなんですか?」
というので、まあね~、と言って会話スタート。

「何のジャンルがスキですか?」
「そうですね~。司馬りょうたろうかなあ」
↑やくみつるの合わせたつもり。(ほんとにスキ)

「あっ。僕も好きなんですよ~。よく読んだなあ。竜馬とか・・・」
「あ~。私もスキですよ~。全巻もってますよ」
「あ~、持ってはないな~。あれ長いんですよね~。5巻ですもんね!」
「・・・8巻ですよ」
「・・・・」

気を取り直して、
「他には何読みました?」
「そうですねえ・・・。(メジャーなところで)”燃えよ剣”、とか?」
「・・・それは誰のハナシですか?」
「・・・土方歳三です」
「・・・・」

残念ながらやくみつるは私の相手ではなかったようだ。


なんとかかんとかして
胸あたりまであった毛を肩より上まで切り落とし、
パーマネントをあてて、
やれやれ。

さて、あとは乾かして終わりじゃのう~。
と思っていたら、

やくみつるが、
おもむろに、ちっちゃいポーチを取り出して、

「さっさっ」
と顔のまわりをメイクするではないか!
しかもチークまで!
近所なのに!

ええって!あとは帰るだけなのに。

でもこんなことしてもらったのは、貴重な美容院経験からして初めてなのだ。

さっきの司馬対談のことは忘れてあげよう。


ありがとさんで、10,500円なり。

「またよかったら指名してくださいね~」
と微笑むやくみつるにサヨナラして、帰ったのであった。
3時間もたってしまった。



昼ね中で眠そうなむむさんに

「どうかね?母ちゃんちょっと変わったじゃろう?」
というと、



「それはどうでもいいから、なでれ」

といわんばかりのこの態度。


いいもん。


次に美容院に行くのは、ロンドンオリンピックぐらいかなあ・・・。