みのり日記

みのり商会・みのりホーム・やわらぎの日記です。

幸せな家庭

2006-10-23 14:37:23 | Weblog
我が社が創業して間もない頃 24年前に建築をさせて頂いたお客様からリホ-ムの受注を頂いた
風呂 洗面 トイレ クロス 外壁塗装など結構大がかりな改装工事で 住まいながらの工事で色々ご不便をおかけしながら先日工事が完了しました

長い間ご無沙汰していたのに よくお声をかけて頂いたものと有り難い気持ちで 何より嬉しい出来事でした

その当時小さかったお嬢さん2人は きれいな娘さんに成長され
奥様も当時のままのステキな明るい奥さん ご主人は今や上場企業の部長でお忙しくされている様子で 幸せ一杯に包まれたご家庭に見受けられました

その幸せ家族の舞台とも言うべき住宅建築に関わらせて頂き 幸せ家庭のほんの一端にでも お役に立てたかと思うとうれしさも100倍の気持ちです

今回のリホ-ムで 若かりし頃に受注させて頂いた家が この幸せ家族を更に幸せに10年20年と 支え続ける事が出来ますように-------

桜井章一さんの講演会を聞きにゆきました。

2006-10-21 09:31:24 | Weblog
掃除に学ぶ会のHPで知ってから、気になって雀鬼と呼ばれる桜井章一さんの講演会を聞きにゆきました。
感じたのは

「真剣勝負」

そこには緩んでいるけれども、決して弛んでいるのではない。打ち込もうとしても常人では打ち込めない。そんな雰囲気を感じさせる方でした。まさに白刃の下を潜ってきた人が持つ雰囲気と言う感じでした。また、全国から集まってきた周囲の聞き手もまた素晴らしい聞き手でした。

講演会に行ってから二週間が経ちますが、そのときの様子からいまだに気付きがあります。姿形から感じるものがあるのだと実感しています。
                                               寺川正一

地域の木材を活用しよう。

2006-10-19 14:56:14 | Weblog

巷は韓国ブームです。うちの奥さんはチャングムの誓いにくびったけ。土曜日の夜のチャンネル権は彼女にあります。

韓国といえば以前に、飛行機から韓国のインチョン空港周辺を見たことがあります。大地は地平線の向こうまで一面の茶色で、大地がそのまま見えていて、日本の緑の大地を見慣れていた私は日本の緑の豊かさに改めて感謝した思いがあります。

日本は世界でも稀なほど緑が豊かな場所なんだそうです。そのため、古来から日本の木造技術は世界最高水準にあり、縄文時代から大きな船がつくられていたそうで、そのうえに奈良時代につくられた法隆寺金堂に代表される建築物が60棟も残っており、これほどまでに木造建築物が残っているのは日本だけだそうです。木造住宅はちゃんと作れば結構もつんですよね。

 この木造建築の高い技術を後世に残し、地域の山を守ることが出来るのは私たち工務店だと思っています。日々、どう地域と関わってゆくのか、貢献するのかが課題です。
 いま、愛媛県産の木で家を建てた場合に、銀行で家を建てるための資金を借りた時の金利を県がいくらか補助しましょう。と言う制度があります。当然みのりホームでもこの制度を使うことが出来ます。ただし、利用するにはいくつかの要件がありますので詳しくは担当に尋ねてください。
                                                  寺川正一

通気断熱WB工法

2006-10-18 16:21:45 | Weblog
WB工法とは自然の力を使って、窓を閉め切った状態で、換気装置を使わなくても室内に充満した化学物質、湿気を室外へ排出することが出来る工法です。

 この度、うちの会社で扱っているWB工法という建物の建て方の根拠となる部分を国がみとめてくれる事になりました。
 通常、室内の壁には壁紙が貼られていますよね。その壁紙は石膏ボードという石膏を固めた板(室内壁)?に貼られています。これまで国の基準では「石膏ボードは透湿性がない」となっていましたが、この度、「透湿性がある。」と国の認識を変えることが出来ました。

このことがなぜ、WB工法に関係するかと言うとこの工法は壁紙に和紙や、透湿性のある壁紙を使うことで室内の湿気や化学物質を石膏ボードを通して室外へ排出してしまう工法だからです。化学物質は水分に吸収されやすいと言う性質もあるので透湿効果がより重要になってきます。

寒い冬でも窓を開けないで換気が出来て、電気代もかからないってスゴイ工法だと思います。もちろん断熱性能、耐久性能も雪が多くて湿気の多い長野県で実証済みです。興味のある方はWB工法で検索してみてください。

追伸、長野県ではWB工法の体験棟が出来て宿泊体験や通常の建物との比較体験もできるそうです。
                                                            寺川正一

写真はWB工法で作った「リビングにブランコのある家」

IQからEQへ

2006-10-11 13:57:53 | Weblog
 先日伊予鉄高島屋で宅建協会松山支部主催の無料相談があり 理事を辞任した後も乞われるままに10年あまり相談員の役を続けています
 当日は60組あまりの人が相談に見えましたが そのうちこんな相談がありました
 昔からの個人の土地を提供しあって慣習的道路に土地をお持ちの人が 向かい側の人が今回家を新築するため 中心から2M後退する旨の承諾書を頂きたいと申し入れがあり 測ってみると隣地の人がどうも 以前2Mのところ2.5M後退したようで 規定通りの後退だと自分の敷地が50センチ道路にはみ出たようになってしまうとのことでした
 そこでこの方は 規定どおりの後退ですまそうか隣地に習って50センチよけいに後退すべきか悩まれて相談に来られました

 誰しも 自分の財産が減るのはいやなものです 街中で建築確認で道路中心から2M後退する旨の指導を受けておりながらも 建物の建築が完了すると 後退部分を無視して塀をついたり 石を置いたり 植物を植えたりこんな光景を見かけます
 この場合は明らかに建築基準法違反ですが こんな光景に出くわすたびにそこに住む人の お人柄に納得のいかないものを感じるのです
 
 相談者の方には 法律的に何ら違法性はないが 50センチの出っ張りは通行する人は 不便も感じるし ましてその土地に子供たちも住む事も考えれば 地域の人のためにも 陰徳を積むという考えで後退されたらいかがでしょう とお話しすると何か吹っ切れた様子で帰られました

 かって 高度経済成長の時代は技能や知識の習得に重点が置かれもっぱら IQ(知能指数)が重要視されましたが 知識偏重の弊害から EQ(心の知能指数)の重要性が言われるようになりました 

 最近我が社でもこんな事がありました 
中古住宅を契約していたのですが 売り主が深刻な病気になられて 住み慣れた我が家で過ごしたいので解約したい と申し入れがありました
 私はお気の毒にと思い 状況から解約に応じない事も可能でしたが 解約を承諾し 違約金も実費を計算して半額程度にすることを申し入れました
そして 慌ただしく解約手続きが完了しましたが 
 振り返ってみると 我が社はこのEQのおかげで結構損をしているように思います 
又IQ思考に対して EQ思考方式は限りなく無力に思えてくるのですが-----