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神社でご利益!

2009年01月09日 | タワゴトと萌え語り

正月に初詣に神社に参って、楠正成が祀られてるのとかを見つつつつつらつら思いました。

 


「日本だったら確実にヘクトール、神社に祀られてるよな~」


 

いや、日本には「御霊信仰」ってあるじゃない?道半ばに亡くなった有名人が祟らないように祭るってやつです。
こないだ読んだ本によると実際ヘクトールってば塚に祀られて崇拝されてたらしいし。

 

⇒というわけで、もし「ヘクトール神社」があったらどんなのか考えてみた。

 

 

「ヘクトール神社」
主祭神がアポロンの神社に、合祀されてるヘクトール。
境内にはヘクトールの愛馬の像とか建ててあったりするんですよ。
ご利益があるのは

「家内安全」、「無病息災」、「安産祈願」(アンドロマケーやアステュアナクスとの逸話から家庭円満関連のご利益は豊富なヘクトール)
「健康祈願」(なんとなく)、
「厄除け」(アキレウスに殺された彼ならではのご利益です)


 

ついでにアキレウスも考えてみた。

「アキレウス神社」
あれだけビッグネームなので、彼は単独で神社を持っててもおかしくないですが、抱き合わせで祀られてるとすればやはり母親(テティス)もしくはネレウスでしょうか。
ご利益の筆頭はなんといっても


「必勝祈願」、「諸願成就」

そのため、アキレウス神社は戦前はさぞかし軍人さんの信仰を集めたろうと思われます。
現代に入ってからは、
「恋愛成就」(数々の浮名にあやかって)
のご利益が有名になり、若者たちの観光コースに。
反対に、あの潔い太刀筋でなんでも断ち切ってくれそうなので「縁切り神社」としても人気を博していそうです。


 

おまけのおまけ「オデュッセウス神社」
おまけではあるけど、実際に、古代ギリシャで3人のうちの誰が一番祀られてたかと言われたら、実はオデュッセウスじゃないかという気がするんだ。
ていうか、『イーリアス』成立前に既にいろんなエピソードを持ってたっぽいじゃない。
イタリア半島にまで伝説が残ってるしさ。(だからあんな放浪話作られたのよきっと)
もともとオデュッセウスにはなんか有名な核となる前身があったんじゃないかという気がするんだけど、まあ、今はどうでもいい。

 

合祀はアテナでしょう。次に因縁深いポセイドンと合祀とか、ペネロペイアとワンセットとかでもいい。
ご利益は、
「合格祈願」「学業成就」(順当に)
「商売繁盛」「財運上昇」
「ギャンブル」「開運招福」(…なんか、えべっさんか大黒さんみたい……)
「家内安全」(ペネロペイアのおかげです)
など色々あれど、やはり一番はこれ

 

「交通安全」

 

特に、遠い場所に旅に出る場合などにご利益があります

 

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