英会話教室・みみコミュニケーション

安芸郡熊野町にある、みみ先生の英語教室です~♪

今日のいいこと・英検一次発表

2018年02月05日 | 熊野町 英会話 幼児から 児童 英検
今日は今年度第三回英検一次発表がネットで検索できました。

◇合格のまき◇

どきどき、検索・・・おっ!やった!
なんと!私の教室の小学校6年生が三級に合格!

うれしい嬉しいうれしい~♪♪♪すごい。

受けてみたら?と声をかけたのが去年の秋。
う~ん、と少し悩んで、お家で一週間考えて、出した結論が
「やるだけやってみる!!」

夏休みにUSJで英語のアナウンスが流れた時、
何を言っているかほとんど理解できたらしく、
それがお母さまも嬉しくて、一緒に喜ばれたそう。
それがきっかけでもっとがんばりたいと思ったと
話してくれたのがつい昨日のよう。

けど彼女はそれから必死で単語を覚え、発音し、問題を解き、
長い長い合格までの道のりを歩いて、たどり着きました。
それは平たんな道ではなかったはず。

落ちるのが嫌だから力をつけてから受けるのも手だよね。

けど、やっぱり私は講師として、
ずっと小さな頃から教えてきてて、
その子の旬みたいなものをかぎ分けるカンみたいなものもある。

今、合格することがどれだけこの先自信になるか。
それに、がんばってマイナスになることは
ほとんどないと思うんです。

仮にダメだったとしても、これまで頑張った事はすごい事。
けど現実、この子は合格まで粘った。
本当に心から、嬉しいです。

受験料もかかる事なので、無理にはすすめない。
けど、やっぱり先生がすすめるにはそれなりの理由があるのを
素直に受け止めて、がんばってみる子はとことん応援します。

最初からできてた訳ではない。
できなかったのにがんばって出来るようになった。
それを見守ることができて私は本当に幸せです!!


一方では・・・合格あれば不合格あり・・
◇不合格のまき◇

今日は北風がぴゅ~ぴゅ~の夕方、それでも一万歩までがんばろうと
家から一歩踏み出してすぐにくじけそうになってUターンしようとした時のこと。

黒いスポーツウエアを着た男子が軽い足取りで走っていた。
「こんな寒い日もがんばって走ってる子がいるんだから私もがんばろう」
と勇気を奮い立たせたちょうどその時、
「せんせい」と足を止めて声をかけてくれた彼は私の生徒だった。

「ああ、〇〇くん、今ちょうど英検の結果がでてたんだけど、だめだったわ。次がんばろう!」
そういって肩をたたいたら、「え、そうか。」と残念がりながらも、
一緒に私の遅い足取りに合わせて歩いてくれた。

挨拶もせず、顔をかくして恥ずかしがって走り去るのが
いくら小さな頃から教えてきた生徒くんだとしても、
やはり一般的な中二の男子と思っていた私は
いっしょに歩いてくれるのが嬉しくてうれしくて、ややはしゃぎ気味で速足。

「何か困ってることある?」と聞くと、
「比較級と最上級がやばい」と、自分の弱点を打ち明けてくれた。
「わからない所がわかってるのは、えらい!」とほめて、

ギリギリで落ちたのはラッキー。
謙虚にまた勉強するチャンスをもらったんだよね~!と
半ば強引に話しを締めくくって、じゃあね、と信号で彼を開放した。

私が赤信号を待つ間に風のように速く走り去り、
どんどん見えなくなる後ろ姿をながめながら、
この子は今回は不合格だったけど、
きっと次は余裕で合格するよ。と
根拠がちゃんとある予想をした。

北風はぴゅ~ぴゅ~冷たかったけど、
この、のどかな筆の町・熊野っ子の
すくすくと元気な未来を頼もしく思ったのです。

合格、不合格、それぞれ結果は出ましたが
やはり、受けないより受けたほうがいい。

そして結果がたとえ、不合格でも人生のスパイスとして
その苦さを経験して乗り越える。

それから、私はいつも、テストの点数も合否も
「過去の結果」と生徒に言い聞かせる。

過去は変えられないけど、
じゃあこれからどうするか。それを考えよう。

これから自分がしていく事がまた、未来に合否として出てきて、
その時点では今していることが過去の結果となる。
一体これからあなたはどんな過去の結果を受け取りたいのか。

ああ、青春っていいな。
また、勉強したいな。

冷たい風が真正面から吹く中、
歩数を稼ぐために小走りになりながら
もう二年も前になる南京大学の中国語の授業を思い出していた。
毎日朝早くから授業に出席して、
泣きそうになりながらも宿題とテストで日本人の意地をみせた。
100点を連続で取り続けた過去の私。

次はダイエットに成功する私。
未来の私は過去の結果をどう受け取るのか!?