ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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スピーカーケーブル その一

2010-06-12 13:08:20 | オーディオ
最近「Monster Cable NMC」を買いましたので、
他に持ってる物含めて、レビュー/感想を。


※いつも通りこれは自分の私観です。
アンプやスピーカーの組み合わせによって、
音は変わりますし、感想も人それぞれなので、
あくまでも参考程度に読んでください。
基本、自分のメモ(チラ裏)ですし、違っても責任は取れませんのであしからず。




まず、自分のオーディオ環境を書いておきます。
アンプ/プレイヤー=ONKYOのCR-D1LTD
スピーカー=DENON SC-CX303


基本的にBELDEN 8470と比べて書いてますので、
まず、その基本のBELDEN 8470の感想/レビュー。

◆BELDEN 8470(ベルデン)
ミニコンポ付属のケーブルに比べたら、
音が太く(分厚く)なりますし、
解像度等全てが確実にレベルアップしますが、
今回挙げた中で言うなら、
解像度は普通レベルですし、
中音域に厚みが出て温度感は増しますが、
スピードが遅くてキレは少ないです。
音のレンジは今回挙げた中でも横にも縦にも広くなる方で、
各音域の情報量も多いですが、
基本的には所謂モニター的な感じ(若干暖色寄りですが)で、
アンプ/スピーカーの特性をそのまま伝えている感じです。
上記したように、
他のケーブルより中音域に厚みが出て、
キレがなくなりスピードは遅くなり高音域が弱くなりますので、
他のケーブルに比べて地味でまろやかな印象を受けます。
値段が値段ですし、
自分みたいに安いシステムをケーブルでワンランク上げようとしている人向けというより、
今の音に満足している人or解像度や音の太さを犠牲にして中音域を補強したい人や、
今のシステムだと音がクッキリハッキリ過ぎて、
音が耳に突き刺さって嫌だという人向けなケーブルですが、
中音域に癖のあるシステム以外の人は使ってみる価値は充分あると思いますし、
値段も手頃でAmazonでも買えますので、
とりあえず基本として持っておいて(試してみても)損は無い、
バランスの取れた良いケーブルだとは思います。
前述のようにアンプ/スピーカーの特性をそのまま伝えている感じですので、
得意なジャンルも基本的にはアンプやスピーカーの特性に合う物になりますが、
ムードのあるジャズなんかは特に合うと思います。
あと音に癖が無い分、セッティングは一番簡単に出来ます。
逆に他のケーブルはセッティング次第で印象が大きく変わる気がします。


◆Monster Cable NMC(モンスターケーブル)
一番高い(1m840円)だけの事あって、
簡単に言うなら高そうでゴージャスな音ですw
BELDEN 8470が暖色寄りのモニター調なら、
これは完全に寒色な感じで、
BELDEN 8470やDENONに比べて、
スピードがあり、音が太くなり、引き締まって、
ドライブ感/跳ねた感じがあって躍動感があり、
クッキリハッキリな明快な音です。
解像度も高く、音に立体感も出ますし、
レンジが横にも縦にも広くなりますが、
そのため音全体の締り(まとまり)がちょっと悪くなりますし、
音場感や定位は他の物より悪くなるような気はしますし、
中音域も他のに比べ弱くなりますが、
各音域の情報量はかなり出ます。
低音はDENONやBELDENに比べると出てなく感じますが、
前述のように跳ねた感じがあり歯切れが良い感じなんで、
出てないと言うより締りが良すぎて出てなく感じるだけで、
DENONみたいな質量は出てない方とはいえ、
充分な質量の低音は出ると思います。
所謂ドンシャリに聞こえる傾向ですので聞いてて疲れる音ではあります。
ロックやメタルや派手な音楽を聞くには、かなり気持ち良く聞けますが、
DENON AK-2000やBELDENを聞いてしまうと、
ジャズ/クラシック等を聞くと特にですが、
音を作った感じ/不自然さがあります。
値段が高いだけあって性能は一番高く感じますが、
同じ値段なら、自分が知らないだけでもっと良い物があるでしょうし、
コストパフォーマンス的にはどうなんでしょうね…とは思います。
あと、ケーブルの芯がかなり太い(3mmあります)ので、
買う時は事前にスピーカーやアンプの差込口の大きさを調べた方がいいですよ。


◆DENON AK-2000(デノン)
所謂、モニター的な感じ(若干、寒色寄りかも…)で、
アンプの特性をそのまま伝えている感じなんですが、
特徴としてソ-スによってはアンプ側で低音を絞らないといけないくらい低音が出ます。
情報量は他の二つに比べると若干少なく感じます。
音のレンジも他の二つより横には若干出てないですし、
解像度も高くは無いとはいえ、
BELDEN 8470よりは高音域が出ますし、
中音域が変に強調されなく、
上記したように横のレンジが若干出てない事で、
各音域が締まって聞こえて音にメリハリが出ますし、
Monster Cable程じゃないにしてもBELDENよりは音に厚み(分厚さ)があり、
キレやスピードも不自然にならない程度ありますので、
音自体に迫力もありますし、
Monster Cableに比べると地味だけど、BELDENよりは派手な感じで、
低音がちょっと強調される以外はバランスが良く、
何よりもアコースティック楽器や弦楽器/管楽器の、
質感の高さは目を見張る物があり、
伸びと艶がある自然な感じの生音で実に素晴らしく、
定価の1m420円くらいではクラシック(小人数の)を聞くにはかなり良いと思いますし、
他のジャンル(特にメタル系は良い感じです)も程良いレベルで聞けるので、
BELDENとはまた違った意味で、
なかなかバランスの取れた良いケーブルだと思います。
ただ、自分のようにONKYO(デジアン)みたいな解像度高めでパワーがあり、
音の輪郭クッキリハッキリでキレのあるアンプと合わせると、
パンク系はスカスカに聞こえて迫力不足にはなりますし、
テクノなどのリズム音が強い音楽や、高音域が強いものだと、
耳に突き刺さってくる感じもなりますので、
パンク/テクノ重視に聞く人には厳しいでしょうし、
低音が出過ぎるため、セッティングは難しいかも…


◆DENON AK-1000(デノン)
DENON AK-2000の性能を全体的に下げた感じです。
詳しくはDENON AK-2000参照で。




◆まとめ
読んで頂ければ分かるように、
アンプやスピーカーとの相性で、かなり変わると思います。
ONKYOのアンプとスピーカーにNMC繋いだら、かなりクッキリするでしょうし、
DENONのアンプとスピーカーにBELDEN繋いだら、かなり地味になると思います。
よく「BELDEN」最強説を見ますが、高いシステムなら確かにそうなんでしょうね。
良い肉には塩コショウで充分とか言いますし、そんな感じですよねー。
ただ上記してるように、自分みたいに安いシステムだと、BELDENじゃ特に面白みが無いんですよね。
悪い肉ほど、焼肉のタレつけた方がおいしいじゃないですかw
ただ、何だかんだ言ってもBELDENの平均点の高さやC&Pが素晴らしいのは間違いないですけど。

一応、買う前にネットでいろいろ調べたのですが、
どういうシステムで聞いたかも分からないし、何と比べたかも分からないし、
結局、自分で試聴しに行ったり、店の人に話を聞いたほうが参考になるんですよね。
という事で、
こんな記事書いておいてなんですが、
気になる方は、試聴したり買ってみるのが一番ですよー。
音の好き嫌いなんて、食べ物の好き嫌いと同じで、人それぞれで、結局聞いてなんぼですし、
成功に失敗は付き物ともいいますし、とりあえず買ってみるのも手だと思います。



▼インシュレータ話メモ。
金属製=歯切れが良い。
木製=響きがキレイ。
ゴム製=音がまろやかになる。



PS
インシュレータと言えば、
魔法のインシュレータと呼ばれているブラックラビオリは本当に値段の価値はあるんですかね。
八個買おうとしたら4万近くとか…買うの怖いわ!



PSのPS
ぶっちゃけ、今のシステムに満足してないのもあり、
少し前にスピーカーの試聴をしてきましたが、CM5は実に良いな!
GX 100も想像以上に良かったですが、SC-CX303を変えるほどでもないと感じたのに比べ、
(というより、SC-CX303は意外とやるなとか思った)
値段高いので当然と言えば当然ですが、
CM5の方は音の艶や音場感や表現力がちょっと頭一つ抜けて惚れ直しました。欲しいわ…
その前に、まずアンプとプレイヤー買えって話ですけどねw
買っても場所作らないとだけどwアンプとか無駄にでかくて置く場所がねーよw
CR-D1LTDみたいにアンプ/プレイヤーが一体型で、そこそこの大きさで良いのないかな…

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