その②からの続き…
そんな事があって、メロディ&歌詞がほぼ固まって来た所で
今回は同時進行していたアレンジのお話。
アレンジャーはミヒではお馴染みの守尾崇さんです。
守尾さんには小さなお子さんがいて
「ドラえもんの映画の主題歌になるんですよ」と伝えると
テンション↑↑で作業して頂けました(笑)。
この曲のアレンジのテーマはズバリ
「ジョンレノンがもし今の時代に生きていたら…」。
最近のミヒの楽曲は「人の体温を感じるビート」をテーマに作っています。
もちろん楽曲にもよるんですが、今回のバラードは歌詞もメロディも
良い意味で非常に人間臭いもので、それを最大限に生かすためには
ドラムも含め全て生演奏で行こうと判断しました。
そんな事でレコーディング当日…
文化村スタジオに集まったミュージシャンは超一流の方々ばかり。
ドラムは様々なアーティストのライブやレコーディングでお馴染みの佐野康夫さん。
弊社に移籍してきたアーティスト「AIR」ではずっとドラムを担当されています。
ベースは「気分上々↑↑」でも素晴らしいグルーヴを聴かせてくれた下野人司さん。
この日もベーシストらしからぬダンディな姿でスタジオに現れました。
ギターは毎度お馴染み山崎じゅんさん。
この日は新しく手に入れたギターを始めて使うとかで、かなりウキウキの様子でした(笑)。
そしてピアノは…弊社のディレクターでもある川井健。
某アーティストのTV番組出演の際にダンサーとして登場し
しかも一番目立ってたりします(笑)。
そんな面々でレコーディングはスタートした訳ですが
一流のミュージシャンにキッチリ譜面通りに演奏してもらう事は簡単です。
でも、この曲で求めているのはそういうことではなく
あくまで「人の体温を感じる演奏」なんです。
皆さんにはそんな趣旨を理解して頂き、事前に歌詞もお見せして
とことん「かけがえのない詩」の世界に入り込んで頂きました。
実際にも
「あ~今の上手すぎるから駄目。もう一回お願いしま~す!ジョンレノンに成りきって下さいね~」
なんて無茶なオーダーも出しながらのレコーディングでした。
音楽って、根本は「感情表現」なんですよね。
キッチリカッキリ演奏しても、完ぺきなピッチで唄っても
そこに体温を感じないと人の心を討つ事って出来ないと思います。
昔のファンクやディスコミュージックを聴いたら正直演奏はヘタなんですよ。
極端な話、僕の大好きなパンクロックが良い例で
シドヴィシャスなんてベースのテクニックは初心者以下のレベルなんです。
それでも人の心を討つ事は出来るんです。
って言うかそうじゃないと「グッ」と来ないんですよね…
音楽って難しいようで単純なんですよね。
話はそれてしまいましたが
そんな心意気で無事オケのレコーディングは終了いたしました。
唄がなくても曲の世界に入り込んでいける、素晴らしい演奏でした。
その④に続く…
※写真はギターの山崎じゅんさんにムリな注文をする若者、ミヤケ。
そんな事があって、メロディ&歌詞がほぼ固まって来た所で
今回は同時進行していたアレンジのお話。
アレンジャーはミヒではお馴染みの守尾崇さんです。
守尾さんには小さなお子さんがいて
「ドラえもんの映画の主題歌になるんですよ」と伝えると
テンション↑↑で作業して頂けました(笑)。
この曲のアレンジのテーマはズバリ
「ジョンレノンがもし今の時代に生きていたら…」。
最近のミヒの楽曲は「人の体温を感じるビート」をテーマに作っています。
もちろん楽曲にもよるんですが、今回のバラードは歌詞もメロディも
良い意味で非常に人間臭いもので、それを最大限に生かすためには
ドラムも含め全て生演奏で行こうと判断しました。
そんな事でレコーディング当日…
文化村スタジオに集まったミュージシャンは超一流の方々ばかり。
ドラムは様々なアーティストのライブやレコーディングでお馴染みの佐野康夫さん。
弊社に移籍してきたアーティスト「AIR」ではずっとドラムを担当されています。
ベースは「気分上々↑↑」でも素晴らしいグルーヴを聴かせてくれた下野人司さん。
この日もベーシストらしからぬダンディな姿でスタジオに現れました。
ギターは毎度お馴染み山崎じゅんさん。
この日は新しく手に入れたギターを始めて使うとかで、かなりウキウキの様子でした(笑)。
そしてピアノは…弊社のディレクターでもある川井健。
某アーティストのTV番組出演の際にダンサーとして登場し
しかも一番目立ってたりします(笑)。
そんな面々でレコーディングはスタートした訳ですが
一流のミュージシャンにキッチリ譜面通りに演奏してもらう事は簡単です。
でも、この曲で求めているのはそういうことではなく
あくまで「人の体温を感じる演奏」なんです。
皆さんにはそんな趣旨を理解して頂き、事前に歌詞もお見せして
とことん「かけがえのない詩」の世界に入り込んで頂きました。
実際にも
「あ~今の上手すぎるから駄目。もう一回お願いしま~す!ジョンレノンに成りきって下さいね~」
なんて無茶なオーダーも出しながらのレコーディングでした。
音楽って、根本は「感情表現」なんですよね。
キッチリカッキリ演奏しても、完ぺきなピッチで唄っても
そこに体温を感じないと人の心を討つ事って出来ないと思います。
昔のファンクやディスコミュージックを聴いたら正直演奏はヘタなんですよ。
極端な話、僕の大好きなパンクロックが良い例で
シドヴィシャスなんてベースのテクニックは初心者以下のレベルなんです。
それでも人の心を討つ事は出来るんです。
って言うかそうじゃないと「グッ」と来ないんですよね…
音楽って難しいようで単純なんですよね。
話はそれてしまいましたが
そんな心意気で無事オケのレコーディングは終了いたしました。
唄がなくても曲の世界に入り込んでいける、素晴らしい演奏でした。
その④に続く…
※写真はギターの山崎じゅんさんにムリな注文をする若者、ミヤケ。
秘話があったンですねッ笑
ほんとに色んな方が関わって
歌ができるンですね
【ジョンレノンがもし
今の時代に生きていたら・・・】
すごイテーマですねえ
最初は、譜面にかかれた理性だけの存在が、ミュージシャンによって息吹きを吹き込まれ、
人の耳に入った瞬間から、もうそれは制作者さんから完全に離れて、
新しい命を持った作品に変わってしまい、様々な人たちに感動を与えることになります。
(そういう私も、ミヒマルには泣かされっぱなしですが)
音楽の出来ない私には、よく分かりませんが、
スタジオでの悪戦苦闘は、理性を感性へ変えるという質を越えた昇華があるからなのではと想像してしまいます。
これからも、悪戦苦闘で良い作品が出来るのを期待しています。
頑張ってください!