おとなりカフェ

学校ボランティア


このあたりの小学校では、夏休みの最初の1週間・午前中がいろんなワークショップができる期間になっています。
コーラス、パソコンや料理教室、園芸、和紙染め・・などなど。
5分の1くらいは、親や地域の大人たちが参加します。
私は、保護者の読み聞かせグループに入っているので、今日の1コマだけ参加。

私は、今回のワークショップ期間、今日以外の日には子どもたちのパソコンのアシスタントをしますよと申し出ていたのですが・・・こちらは断られました(笑)。理由は、「教員だけでできます」というもの(子どもたちは?)。やはり、
予想はしていたけれど、日ごろからボランティア受け入れマインドのキャパがきわめて小さい。とはいえ、それが今の学校のおおむね一般的な姿。


今の子どもたちを見ていると、生育環境や親の価値観があまりに多様で、一筋縄ではとうてい無理。
一つの単位が30人を超えると、4-5年の経験があっても教員が一人だけでとても見切れるものではない。
(ちなみにウチの子どもが通う学校は大多数が1クラス38-39人)

広義で捉えれば学校もNPO(世界の中で考えればその方が一般的)。
私がトップだったら、保護者に手伝いを呼びかけ、ちょっと危ない?親が参画しても、腹を括ってとことん見守っていく道を選ぶかな。大変でも。
学校は、先生の育つ場でもあるけれど、何が最優先されるべきかを考えればこのままでいいはずがない。
しかしPTAの定例会で、聞きしに勝る“モンスターペアレント”も確かにいることがわかった。
学校が、外になるべく見えないようにしながら、塀の石を、一つ、また一つ、高く積み上げたくなる気持ちもわからないでもなく。。。

できない理由を並べるのは簡単。新たな試行錯誤もできればしないでおきたい--その考え方はまったく不思議ではない。が、もう、さすがに学校に関係するすべての人が同じテーブルにつかなければならない時が来ているはずだ。

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