自然、世の中、の不思議

この世の中には、人間に理解不能な事がとても多い、そんな事に興味を持って生活しています、一年に一度はアジアを歩き。

歌舞伎に使う附け打ち板

2007年05月22日 | Weblog
8年ほど前だと思うが、
文化会館で歌舞伎が演じられ、その公演する中の一人が、
昼の部と夜の部の公演の合間にけやきの板を見に来た。
歌舞伎など見たこともなく、けやきの板をどうやって使うのか
理解が出来なかった。
歌舞伎が演じられているとき、拍子木をたたくような音がして、
その音は、けやきの板を床に置き拍子木で板をたたくと、
床に共鳴して良い音が出るのだそうだ、
そのけやきの板が、附け打ち板と言う。

詳しいことは、「附け打ち委員会」、で検索してみてください。

今までに、50枚ほど作っただろうか、
様々な木目の板を使っていただき、様子を見ていただいた。

柾目の板が良い音が出ると言う結果が出て、
巨木の柾目が取れる木を確保できて、8分板に挽いて桟積みし、
倉庫で乾燥させた。
その板を前回作って送ったところ、やっと、御墨付きを頂いた。

今日、5枚を加工して宅急便で送った。

毎年、市の文化会館で歌舞伎の公演がある。
今月の26日からアメリカ公演。
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