努力が苦手って・・

「あのさぁ、たまちゃん、すごいんだよ！
数学の問題集の宿題、数ページやればよかったのに、
冬休みの間８０ページもやったのだって」

って、ヒフミが・・

今回、冬休みの宿題は、夏休みのときのような計画性はなく、
すっかり、中学生らしい（？！）大胆さを身に着けてしまいました。

「もう、絶対終わらない！」って言いながら、
提出期限日前日におおさわぎして、
（つまり、1月の初登校日には間に合わずってことですけど）
結局、夜遅く、ぎりぎりに終わらせたんですよね。

それが、たまちゃんは、冬休み中ずーっと、
１日５時間も数学をやっていたんだそうです。

ふ：なんでそんなにがんばってたの？

ヒ：数学の成績が悪かったから、がんばったんだって。

ふ：へぇ～、お母さんに言われたのかな（ヒフミも、もしかして・・）

ヒ：えーっ、自分で考えたんじゃない？
　　でも、私はできないなぁ～。
　　私は、努力が苦手だってわかったんだ。


？？　「努力が苦手」って・・何逃げてるんだ？！

実はヒフミ夏休み明けまで、数学のテストで苦戦していました。
中１の最初の代数って、計算問題のオンパレード。
数学の先生ったら、結構、計算がめんどうな問題ばかりだしてきて
（そうしないと、全員満点になるのかしら・・？？）
ヒフミは、低学年から、ずーっと、計算で悩んでましたからね。
理解してないわけじゃないんだけどね。

でも、数学に関しては、宿題をこなすだけで手一杯。
中学の勉強は、早いし、問題集の宿題も半端じゃないし、
成績が悪くても、追加で問題集を解くなんて、思いつきもしなかったし、
たとえ、思いついても「そこまでして、成績上げたくないし、めんどう」って
そう思うだろうって、思ったらしい。
それで、「私は、努力が苦手！」になったってわけ。

まぁ、この他にも、ＮＮ友達のＡちゃんも、Ｂちゃんも、
ほんと努力してたよなぁ～・・
私は、あんなにはがんばれない（だから、あこがれ中受からなかったし）。

っていうのもあったのかも。


ほんとは、人間って、苦しいことは見たくないって習性があって、
何かで、理由つけたくなるってこと、分かってほしいんですけどね。


とりあえず、ヒフミにとっては、数学の成績ごときで努力したくないし、
あこがれ中に、そこまでして、受かりたくなかったって
ことだけだと思うんですけどね。

だれだって、ほんとうにほしいものがあれば努力します。

前日、あれほど、覚えられなーいって泣いてても
「百人一首後半　５０首」のテストは、満点だったじゃない。


努力って、そういうことなんだと思うな。
人と同じ努力じゃなくても、いいんだけど、


でも、何かを苦手っておもったら、
そこで成長って止まっちゃうんだよね。