揺れる気持ち

昨年のいまごろだったでしょうか・・
ヒフミが、今ひとつ煮え切らないので、
聞いたことがあります。

「ねぇ、神様が、１校しかうからないけど、
でも、その１校がどの学校でもいいといったら、
どこに受かりたい？」

って。

答えは「コアラ中」でした。


ほんと、がっかりしました。
いえ、コアラ中は、私も大好きだし、それが、悪いってわけじゃないんです。

でも、コアラ中に入学したいなら、
もっと、ゆったり勉強すればいい、
もう、そんなにがつがつ勉強しなくてもいいじゃないって
そうおもったら、ちょっと、ガクってきてしまいました。

お正月だって、ゆっくりみんなでお雑煮食べられたたし、
1月だって、もっとのんびりできるはず。
なぜ、あこがれ中にむけて、こんなに苦しい生活を送ってるんだろうって
ついそう思ってしまったんです。

今考えると、コアラ中はさまざまなイベントを用意してくれていたので、
一番たくさん行ったことのある学校で、
ヒフミが、一番、そこに通うイメージがわきやすい学校だったのが、
このとき、コアラ中を選んだ理由だった気もします。

1月になると、母は、このたいへんだった受験生活を振り返って、
「もういいから、早く終わってほしい」！！って、
そう思うのではないでしょうか。
それと同じで、子供たちも、そろそろ限界なのかもしれません。

そんなとき、志望校へ向けた揺れる気持ち、があったり、
逆に、ハナのように、絶対受かるんだって、
暗示をかけたり、そういうことってあるのかもしれません。

そして、子供たちの本番に向けた高まる思いとか、
逆に、逃げ出したくなるような気持ちを支えていくって
本当に難しいと思います。

でも、きっと、それが母の仕事なんでしょうね。

私は、うまくできた自信はありませんが、
それでも、とりあえずヒフミによりそって、
明るく応援するぐらいはできたかなって・・

さて、1月前半を終えた方も、
そして、まだ、1月後半を戦う方もいらっしゃると思いますが、
神様は、がんばっている子供たちを見捨てたりしませんから。
もうひといき、がんばっ！