ママとヒフミの中学受験記

ヒフミ二人三脚でがんばってきた中学受験が終わりました。応援いただいたお返しに、昨年の記事と並行しての徒然日記です。

志望校選び

2007-10-09 14:01:55 | 4.学校選び
先週になって、ヒフミが2月3日の受験校を
変更したいといいだしました。
理由は、「お友達が受験するから」という、たわいないもの。
もともと、ヒフミにとっては、第三志望までの思いいれが強くて、
3日の受験校はどこでもいいんです。
これからだって、何度変わるかわかりません。

3日校は、ヒフミの成績と状況をみながらの、
母の腕の見せ所になりそうです。
と、いうことで、過去問、願書ともに
たくさんそろえざるをえない状況になりました。(はぁ~

で、とりあえず過去問題集をもとめて書店へ。
と、問題集だけ買えばいいのに、受験雑誌を2冊ほど・・

買ってきてしまいました・・
ひとつ目は、「進学レーダー 別冊」
だって・・”面接合格ガイド”っていうのが気になって。

そう、場合によっては、母の面接もあるかもしれないんですもの・・

で、読んでいたら、面接の答えとして
「中学高校を大学への通過点にしない」というのに目がとまりました。
中学の志望動機に”大学へ向けた指導がきちんとしていること”を、
あからさまに言ってはいけないということのようですが、

”大学進学実績”を売りにしていても、
大学進学のための学校・・つまり、予備校じゃないってですよって
いうことですよね。うん、うん納得!

そういえば、一緒に買ったプレジデントファミリーには、
「親が良くする勘違い」っていう特集があって、
仕事の選び方の勘違いがありました。
10年後を考えたとき「雇用が安定している」ではなく、
「汎用性の高いスキルが身に付くか」で、
仕事を選ぶべきだと書いてあります。

そう、最近、どこの会社でも「成果主義」がとりいれられて、
一旦就職したからって、何の保障もありません。
どこにでも転職できるような高いスキルがなければ、
”安住”とはいえませんし、プレジデントファミリーにあるように、
頭一つ抜け出す収入を得るためには、
”キャリアアップのための転職”ができるだけの、
スキルを身につけておかないといけないっていうのは、頷ける気がします。

でも、プレジデントファミリーには、
”大きな仕事をまかせてもらえる会社”を選べば身に付くというだけで、
”汎用性の高いスキル”がなんなのかは、書いてありませんでした。

私が思うに、
 ・仕事の進め方
 ・コミュニケーション能力
 ・リーダーシップ
ぐらいかなと思います。

でも、これも、ただ会社に入ってから学べるものではなくて、
どうも、後輩たち(先輩も)をみていると個人差があって、
センス(?)のない人はいつまでたってもなかなかうまくいかないんです。

こういう力って、”大学予備校”ともいえる中高では身につきませんが、
私がみているといくつかの学校では、力をいれています。
いわゆる”面倒見がいい学校”ではないところが多いです。

ある学校では、文化祭の出し物をするのに、
企画書を書いて、審査して初めて出し物ができるというルールがありました。

ある学校では、”ディベート”や”作文”で
コミュニケーション能力を高めています。

コミュニケーションというと、話すこと、聞くことをイメージしますが、
仕事をしていく上では、書くことが重要です。
つまり、”書く”はより多くの人とコミュニケーションがとれる
手段だからです。

何を隠そう、このブログも毎日400人ぐらいの方
からアクセスしていただいています。
(こんな稚拙な文章にお付き合いいただき、ほんとうにありがとうございます)
私が、会う人って1日にせいぜい50人もいれば多いと思いますので、
400人の方とコミュニケーションしているというのは、すごいことですよね。

毎日、小テストをしたり、受験に向けた指導をしていただける学校、
すごくありがたいです。
でも、受身の勉強をずっと続けていて、大丈夫なんでしょうか。

”笑って合格する!「中学受験」必勝法”の著者が、ブログの中で、
「いい学校へはいることは、鬼に金棒の金棒」とおっしゃっていました。
そう、金棒があれば、その後の戦いは楽かもしれません。
でも、鬼でなければ、金棒の意味はないような気がします。

進学実績・・重要なんでしょうか。
もともと地頭の程度と本人のやる気で、たいてい決まるような気もします。
やる気があれば、受験にむけて成績を上げる方法はいくらでもあります。

さて、3日校・・そういう観点でみると、
ここかなぁっていうところはあるのですが・・・
通うのはヒフミ、がんばっているのはヒフミなので、
彼女の意志を尊重したいきがします。
翻弄されるのは母なり・・まあ、しかたないかぁ。

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