MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

風が暴れてる

2016-05-17 00:00:00 | Weblog

或いは、氷室京介のラストギグスが終わったとしても、

俺は何も言葉にはしないだろうなと思っていた。

何故なら、言葉にならない程、

そこに余裕は存在しないだろうなと思うし、

或いは上等なブロガーを気取るモノとして言葉を選ぶ程に、

その人の生き様の前では、全てが陳腐になるだけだろうし。

そんな風に感じていた先日の日曜日の午後、

田家秀樹氏のブログで綴られた、、、

「身震いがします」という感傷の言葉。

http://takehideki.exblog.jp/23145519/



当方、今回のツアーは、東京ドームからの参戦となるわけだが、

その3daysを前にした福岡で、

或いは、いよいよか・・・と、思わせるような、

まさに、「東京ドームはどうなるんだろう」と感じる序章が出来上がってしまったのだ。

それは全てのベクトルが、最後の3daysに集約してしまったという、

まるで同じ風向きに身を任せていた水面(みなも)の花弁が、

激しい風に煽られて、別様の彩りを描くように、

東京ドーム以前の全てが、前哨戦にへと変化してしまったとも言える、

そんな福岡ヤフードーム5.14が映し出したイントロダクションだった。

今回のラストギグス・ドームツアー全てを制覇している人ならば、

徐々に近づくフィニッシュに向けての変化を、どことなく感じたかも知れない。

しかしそれは、グラデーションを見るかのように、

或いは違和感のように見える変化として、、まさにどことなく、

それぞれの会場にあった空気を嗅ぎ取ったかも知れないだろう。

しかし、東京ドーム3DAYSからの参加組は、

いきなりその変貌を、まず、初日に見せられる事となるかも知れないのだ。

先日の記事で「覚悟の時」と書いては見たが、

或いは本当に持たなければならないモノとは覚悟ではなく、

狂おしく踊る精神を収める為のモノだなんて、

決して戯言だけでは済まない、そんな身構えがあるのではないだろうか。




言葉にならない程の気高さが存在したのだと、

一つの時代に敬服するとするなら、

人は確実に訪れるであろう厳かな未来の日を見据えた時に、、、

或いは、言葉に出来る今に、

感謝の意を伝えるのも、一つの方法論なのかも知れない。

そう、

それが今しか出来ないことであるのだと、

震え上がる己の身が、そう教えているのだとするならば、

言葉に出来る今、

その人にありがとうとだけ伝えたいのだから。


ヒムロック。

貴方がくれた刹那色の季節は、

俺にとって、かけがえのないモノでした。


ヒムロック。本当に、ありがとう。











  


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