氷室京介25周年ツアー、
『KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED-』。
まもなく始まる福岡公演の2日目だが、
昨日の同会場で、新たに演奏された「LOVER'S DAY」。
セットリストは以下の通り。
01. Warriors
02. PARACHUTE
03. Rock'n'Roll Suicide
04. WILD AT NIGHT
05. Girls Be Glamourous
06. COOL
07. CALLING
08. CRIME OF LOVE
09. たどりついたらいつも雨ふり
10. TRUE BELIEVER
11. 魂を抱いてくれ
12. STRANGER
13. ONE LIFE
14. BANG THE BEAT
15. Doppelganger
16. Weekend Shuffle
17. LOVE&GAME
18. WILD ROMANCE
-encore1-
19. LOVER'S DAY
20. North of Eden
21. THE SUN ALSO RISES
-encore2-
22. SUMMER GAME
23. ANGEL
こうして改めて見ると、
ややビート系の曲が控えめにも感じるセット・リストではあるが、
それでも、最近の氷室の口から語られていることを踏まえると、
まあ、これも流れなのかなとは思うところだろう。
例えば以前、
ファンの年齢層も上がってきたから、
ミディアムやバラード曲を多めに入れていくと語っていたし、
2012年の会報、KING SWING No.44では、
「俺の音楽をもし、向こうでリリースすることになると、
ビート系の曲じゃないと思うんですよ」
といったようなインタビューの流れの中で、
「バラード曲の方がビート系よりもメロディーを主軸に考えて作るので、
完成度はビート系よりも断然高い」
とも言っていたのは記憶に新しい。
そもそも楽曲に対してのイメージというものは、作り手と聴き手とでは異なる。
あくまで例えばの話だが、今回演奏されたラバーズ・デイにしても、
俺達はそれを、バラード曲だと捉えるけれど、
楽曲が持つ形ではないイメージだけで考えれば、
或いは氷室にとっては、バリバリのロックを連想させる場合だってあるのだ。
古くはBOØWY時代の「CLOUDY HEART」という曲があるが、
あれだって、当初は、
「ROCK'N ROLL」という曲名であったのは有名な話ではないだろうか。
つまりは楽曲が持つ形とはまた違った意味での、
作り手のみぞが知る馴れ初め等を、あえて表題にしたいという、
そんな楽曲に対しての思いのような物が隠されていることだってあるわけだし、
或いは曲名にも直接反映される場合だってあるのだということ。
氷室の何を知っているわけでもない、
ただのファンの戯言に過ぎない御話かも知れないけれど、
いずれにせよ、
ビート系の曲をもっと聴きたい、、、
『Claudia』を聴きたい、
『忘れてゆくには美し過ぎる...』を聴きたい、
『スイート・レボリューション』を聴きたい、、、
『RAP ON TRAP』を聴いてみたい、
そう思っている人は、
きっと俺だけではないだろう。
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