MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

Episode XXX 1

2013-06-28 00:00:00 | Weblog


KYOSUKE HIMURO 25th Anniversaryのセクションとして、

8月20日に発売される、『氷室京介ぴあ』。

そして、その中にある企画では、

「はみだしヒムロとYOUとぴあ」と題し、

"あなたと氷室京介の思い出・エピソードをお書きください"

といった感じの話を募集している。 ※7月8日12:00まで





氷室とのエピソードといえば、

間近で二回程見たという話を真っ先に思い出すが、

最近の話だと、ライヴ会場、入り待ちの時に、

フェラーリ612スカリエッティの助手席のウインドウ越しに見たヒムロックがある。

男の俺が言うのもなんだけれど、ステージの表情とはまた違って、

ベルサイユの薔薇よろしく、なにか漫画に出てくる目のキラキラした王子様のような、、

フィクションの世界から現れたかのようなオーラを感じたヒムロックだった。

この話は、結構 事あるごとに相棒ともしているが、

「王子様みたいだったよね」

「いやぁ~イケメンだったね」

「セレブオーラがあったね」

という、御約束の比喩表現は、

まさに俺達の中で、それ以上でもそれ以下でもないという、

確固たる印象を持ち続けているという証しでもあるのだ。

まあ、それでも、リアルを感じるような妄想話だってあるわけで、

「TAMA氏(運転者)に "あんま飛ばすなよ"、とか、"そこ右だろ" とか指示してそう(笑)」とか、

「多分、俺らが見てないところでは、

 シートを倒してふんぞり返って、足をダッシュボードに乗せてそう(笑)」

なんて、勝手な妄想もするけれど、

クロムハーツのセットアップ、ビニーキャップ、イカツイグラサン姿の氷室を知る人ならば、

「あるあるw」という同意にも結び付いてしまう御話でもあるだろう。

普段は入り待ちや出待ちはしない俺達だが、

あの日は、会場に着いた時に、

偶々、大勢の入り待ち目当てのファンに遭遇して、

「じゃあ車で待機してみようか」

ということで、駐車場には入れずに車中待機した中、

わずか数分後に見ることが出来たという好機だったのだ。

タイミングが導いた偶然でさえも、

それは、

「必然であったのだ」、「いや運命であったのだ」、、、

と解釈してしまうのはまさに、

『ファンとはそういうものだよね』(HEY! HEY HEY!トーク)

という氷室の声が聞こえてきそうなエピソードだと言えるだろう。



偶然という瞬間は、

過去の記憶にへと導き、

必然というひとときは、

過去の思い出により招待される。

いつの日か振り返ってみた時が、

感慨深さを感じる、

珠玉のような時であったのならば、

それは、全てが必然であったのだと、

そんなロマンチシズムに浸ってみるのも悪くはないだろう。



[Episode XXX 2] につづく




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