MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

氷室京介の新曲「Safe And Sound」を聴いて

2009-03-28 00:00:00 | Weblog


4月29日からiTunesで配信される氷室京介の新曲「Safe And Sound」の一部を聴いた。

全編英語詞で、作詞も作曲も氷室ではなく、

マイ・ケミカル・ロマンスジェラルド氏。

第一印象は、

「超カッコイイ!」

の一言に尽きるだろう。

それは曲にしてもそうだが、

それ以上に氷室の歌声に。

サビの高音は、

さすが氷室京介といったところではないだろうか。

つまり、

「しびれた。」



そんな曲、

全編英語詞の曲を聴いて、改めて思ったことがある。

英語の発音というか、

ボーカリストとしての歌い方が実にナチュラルだということ。

ここ最近の氷室のボーカルと言うのは昔と比べ若干変わってきた。

歌い方というか日本語の発音の仕方が変わったというか・・

しかし今回の新曲を聴いて思った。

ご存じの通り氷室はアメリカのL.A.に住んでいる。

今じゃ英会話も超ペラペラ。

もしかしたら氷室は、

アメリカで英語ばかりを喋ってるうちに、

日本語の発音の仕方が変わってきてしまったのではないかということ。

俺は英会話ができないので分からないが、

その昔、英語教室に通ってた者として感じたことは、

英語ってのは口が疲れる。

発音の仕方、口の動き、舌の動きが日本語とはまったく異なる。

慣れるまでは、いちいち口に神経を研ぎ澄ませながら会話する、それが英会話だ。

当然、そんな英会話を毎日のようにしていれば、

日本語の発音が、

いや、日本語の発声の仕方が英語寄りになっても不思議ではないだろう。

ましてや氷室京介は負けず嫌いの男。

どうせ英会話をするのなら妥協を許さないそれを習得しようと心がけていただろう。

となれば次第に意識はより正確な発音へと向く。


よくこんな話を聞く。

文法としての英語、

そして日本人に教える英語を得意とする日本人英語教師が、

外国人を招いてその技術を披露した時、

その外国人はその英語教師が何を喋ってるのかさっぱり分からないなどという話。

俺も中学校の時の英語教師のそれを目の当たりにして、

その英語教師に対し哀れみを感じた記憶がある。

体育館に招かれた外国人の金髪美女は、

その「滑稽な日本人」を見て、ただ笑うしかなかった。

それほど英語を「本場のアメリカ人に伝える」ということは難しいのだろう。

まあ、それに関しては伝えるのが難しいのか、

その英語教師が糞なのかは分からないが・・・。


それにしても氷室の英語は素晴らしい。

PVやライブ映像などを見ても分かると思うが、

普通にペラペラ喋って会話をしている。

はっきり言って尊敬しちゃう。

それは音楽家氷室京介ではないもう一人の氷室京介って意味で。


「ボーカリスト氷室京介と人間氷室京介」

この2つを見れるのが今回の新曲なのではないだろうか。











     

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