みちが丘社会福祉士事務所のテーブルです。
部屋の真ん中に鎮座していますが、実はアウトドア用の軽い折り畳みテーブルです。
あまりに軽すぎて落ち着かないので、今日からお花を飾ることにしました。
とある施設のお祭りで販売されていた、造花の置物です。
赤いカップに、お花がてんこもりになっています。
その、てんこもり具合がとてもかわいらしく、一目ぼれして購入しました。
「てんこもり」、広辞苑によれば「天こ盛り」で、「食器に食物(特に飯)をうずたかく盛ること。」だそうです。
おなかがすいていれば、てんこもりのご飯はありがたいです。
お花のてんこもりも、きれいです。
仕事のてんこもりは…うーん、やりがいはありますが、疲れますね(笑)
あふれんばかりに盛られた状態は、大変魅力的ですが、それが長く続くと疲れたり、飽きたりします。
そもそも、てんこもりになっていると、他のものを入れる余地がありません。
造花のカップで、コーヒーを飲むことはできないのです。
幸せいっぱいの人も、充実した日々を過ごしている人も、そういう意味では弱点を持っています。
裏を返せば、今、空っぽの気持ちで過ごしている人は、いつかそこに新しいものを入れられる、可能性があるのです。
人生は奥深いですね。
でも、今はてんこもりのお花をめでながら、お仕事をがんばり、
お花が色あせてしまったら、カップでお茶でも飲もうと思います。
2016年10月のよもやま話でした。