必見！！デートで女性に勧めるカクテル！
久しぶりにいらっしゃったお客様の話です。
どうもいろいろとあったらしく、心を病んでしまっていたらしい。
医者にも、「今すぐ仕事を休みなさい」と言われ、しばらく休職しているとの事。
それじゃ、飲みになんてなかなか来れない。
「人に会うのも嫌になった」。
それでも多少は回復したのか、ウチに飲みに来てくれた。
僕は某漫画のバーテンダーみたく、魂を救う酒は作れない。
話を聞いて、お酒を作り、少しでも心穏やかになってこの時間を過ごしてくれるのを見守る事しか出来ない。
お酒は嗜好品、愉しむものであって、救いを求めるものではない。
お酒に救いを求めてしまうのは、ちょっと病的である。
結局は自分は自分で立ち直るしかない、と僕は思っている。
自分の中に質問と、その答えがある。
自分の主人は自分。
それに気が付くかどうかだけ。
ただそのきっかけは、いろんな所に転がっている。
いつもの毎日の中に、いつも見る風景の中に、街のどこかに転がってる。
そしてこんなバーにも、大して面白くもないマスターとの会話の中にも、もしかしたら転がっているかもしれない。
それが酒場の面白いところ。
そのお客様は「少し楽になりました。」と言って帰っていった。
いちばん嬉しい言葉だな、と思った。
「魂を救う」なんて大それた事は出来なくても、「少し楽になった」と言って貰える事は出来た。
僕自身も、少し楽になった言葉でした。
少し楽になる場所。
BARとはそういう場所だよな、って。
どうもいろいろとあったらしく、心を病んでしまっていたらしい。
医者にも、「今すぐ仕事を休みなさい」と言われ、しばらく休職しているとの事。
それじゃ、飲みになんてなかなか来れない。
「人に会うのも嫌になった」。
それでも多少は回復したのか、ウチに飲みに来てくれた。
僕は某漫画のバーテンダーみたく、魂を救う酒は作れない。
話を聞いて、お酒を作り、少しでも心穏やかになってこの時間を過ごしてくれるのを見守る事しか出来ない。
お酒は嗜好品、愉しむものであって、救いを求めるものではない。
お酒に救いを求めてしまうのは、ちょっと病的である。
結局は自分は自分で立ち直るしかない、と僕は思っている。
自分の中に質問と、その答えがある。
自分の主人は自分。
それに気が付くかどうかだけ。
ただそのきっかけは、いろんな所に転がっている。
いつもの毎日の中に、いつも見る風景の中に、街のどこかに転がってる。
そしてこんなバーにも、大して面白くもないマスターとの会話の中にも、もしかしたら転がっているかもしれない。
それが酒場の面白いところ。
そのお客様は「少し楽になりました。」と言って帰っていった。
いちばん嬉しい言葉だな、と思った。
「魂を救う」なんて大それた事は出来なくても、「少し楽になった」と言って貰える事は出来た。
僕自身も、少し楽になった言葉でした。
少し楽になる場所。
BARとはそういう場所だよな、って。
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