のほほん映画鑑賞

気ままに見た映画のつぶやき

「キャスト・アウェイ」

2009年01月06日 | タイトルか行
人は何のために生きるのか

生きるってどういうことなのか・・・

ちょっと考えてしまいます。




宅配便フェデックスのシステム・エンジニア、チャック・ノーランド(トム・ハンクス)は、恋人ケリー(ヘレン・ハント)と久しぶりに時間を過ごした後、南米行きの飛行機へ乗り込んだ。
しかしその飛行機は、太平洋上で墜落。
ふと気がつくと、チャックは無人島に流れ着いていた・・・(goo映画)



時間に追われ、無駄なく生きてきたチャックが、無人島で4年も無駄とも思えるような時間を過ごすことになるのが皮肉ね。

配達するはずだった荷物もいくつか一緒に流れ着き、なんか使えそうかなっと思って開けてみる。

ビデオテープ、ドレス、スケート靴、バレーボールと一見使えなさそうなものばかり。

テープは筏作りの紐に、ドレスは魚獲りの網に、スケート靴は刃物代わり。

バレーボールには顔を描いて、大事な友として孤独を癒す。


預かった荷物も全部は開けない。

これは生きて帰って、送り届けようと一つだけ残しておいた。

生還してやるという心の現われ。

もっとサバイバルテクニックが出るかなと思ったけどそれじゃ野人選手権になっちゃうもんね。


そして洞窟で、ひたすらメンフィスに残した恋人のことを思い、生きる希望に繋げる。

サバイバル生活は、彼を逞しく成長させていた。

(トム・ハンクス、ジム通ってがんばりました

やがて、4年の月日が経ち、ある日流れ着いた簡易トイレの残骸を見て、ついに島脱出を決意。

それを帆にして筏作り。

脱出は成功し、メンフィスに戻れたが、かつての恋人は結婚していた。

そりゃそうだよね。

4年も経ってたら死んだと思うよ、普通。

無人島での生きる希望は今はなし・・・


無人島生活も、都会で生きることも、生きる事にあまり変わりはないのかもしれない。

何もない平原の十字路に立って、主人公はどこに向かってこれから生きるのか、ちょっと希望を抱かせるような余韻のあるラストでよかったんじゃないかな。


音声解説がついてて、製作者コメントが聞けるのがDVDのいいとこ。

ここはCG、音源に苦労したなど、見えない苦労話もまた楽しい。




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2 コメント

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Unknown (hiroshi-k)
2009-01-10 17:45:35
昨年の8月以来です。m(__)m
これ、映画館で見ました。DVDも買いました。トム・ハンクスがやせ細っていく部分は、かなり苦労したようですね~。精神的におかしくなってくるらしいですね。いかだに乗って発見されるシーンなどは、誰だか分からないくらいですよね。
無人島と都会、便利さは違いますが、孤独かどうかが生きていく上で大事ということなのですかね?

少し前にレポされている「オペラ座の怪人」も見ました。原作本のファンなので、これの完全映像化は難しいだろうと思っていました。
なので、映画は映画として楽しめました。
ただ、映画のファントムがカッコ良すぎです!(笑)これだけが残念な部分。
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Unknown (AI)
2009-01-10 22:15:44
hiroshi-kさん、いらっしゃいませ。お久しぶりです^^
役者は太ったり痩せたり大変です^^;
髭、髪ぼーぼーになって。あれ自前ですかね??(な訳ないか)
なんか、髪の色が黒からブロンドになってたような・・・
過酷な生活で栄養が良くなかったから~?
人はどんなに孤独でも、とりあえずは生きていかねば・・・!?

「オペラ座の怪人」原作は読んでないんですが、リメイクが結構されてますね。
かなり怪奇系だったり。
時代に合わせてイケメン起用なんですかね~^^
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