劇団四季にて「リトルマーメイド」上演決定

やるそうだというのは聞いてました。昨日ラ・アルプ送られてきて特集されてたわー。

ほうほう、欧州版というのがあったのか。ブロードウェイ版はシエラさんのデビュー作、シエラさんは歌も姿もアニメから抜け出たようなプリンセスぶりでキュートでしたが、いかんせん人魚の尾ひれが脚をラップし、しっぽ部分は腰からびょんと突き出た形になっていて不自然だった。しかもローラースケート。。。工夫は感じられたけど、ちょっとねーでした。
といっても実際観てなくて、写真とか動画ですが。

欧版は胸から腰まで衣装がつながって、尾ひれ部分も長くなっています。お腹は鱗で覆われたスタイル。
写真で観る限り、ひとつ疑問が。
どうやってつるしてる？？？というか、浮いてる感はどうやって？吊ってるんだよねえ？でもワイヤ見えないし。
で、海中アリエルの髪の毛全部上に行ってトンガリになってる？？？？不思議な姿は？？？浮力？　うーんんーーーでも、水中ってそんな全部髪の毛上に行かなくない？？
姉上たちもみんな色とりどりのトンガリ頭だぞ。日本版はいろいろと変更も取り入れられるそうなので、世界で最も進化したバージョンになるとかで、このトンガリさえなければ素敵なんじゃないかなと。

劇団四季とディズニーのコラボはこれで4作目になるそうですが、はっ。。。ひとつも観ていない。
「美女と野獣」「ライオンキング」はアニメが素晴らしすぎて、生身の人間の演じるのは、切り分けて考えられず観ないまま。アニメもなんも下地のないのになぜディズニー？？？？なのが理解不能な「アイーダ」は全く触手が動かないのでアウト。
でも「リトルマーメイド」は観たいな。もちろんアニメは大好き、絵は「美女と野獣」あたりからのほうがぐっと美しくなっているのですが、その一歩前の「リトルマーメイド」は、絵もかつてのスタイルからかなり進化して、現代的になり、今まで受け身一方だったプリンセスが能動的に自分の望みのために行動するというスタイルも新鮮だったし、元のアンデルセンの童話は悲劇に終わった人魚姫のお話をハッピーエンドに持って行った脚本もよくて、歌も満載で楽しかった。「アンダー・ザ・シー」はアカデミー賞獲りましたしねー。
昨年自分も"Part Of Your World"歌ったし。　
ディズニープリンセスの中で一番好きなのがアリエル、とにかく可愛いし、まだまだ子供なはずのミドルティーンながら、父王に「もう大人よ！」とか反抗するのがいいね。そこが子供なんだけどさ。はは。

カニのセバスチャンもどぁい好きですが、人間が演じるとどうなるか。あの小心者さとか可愛さは無理だろうけどね。

アースラは写真で観る限りかなりいい、装置になった衣装（幸子さま？）でぐねぐね。黒子さんもついてるようだ。青子さんか？

あとは歌詞だなあ。昨年のソンダンで歌われた"Part Of Your World"はまるで「ウィキッド」のエルファバの歌のように「たとえすべてを失ったとしてもわたしは後悔しない」とかの根性もの風でがっかりでした。
そんなこた歌ってない、人間の世界にあこがれ、地上で、脚で走ったり歩いたりするのはどんなに素敵なんだろう、踊ってみたいわ、水の外ってどんな世界？とかそういう歌詞ですよ。
わたしの番はいつ来るの？　陸に上がって探検したい、あなたの世界をってなもんです。
根性物語ではありまへん。　

結果というか、アリエルの望みを知ったアースラがアリエルをそそのかすんだけどね。ううぬ。

可愛くてお転婆で行動的なアリエルならいいけど、妙に根性入った話にされるとなぁ。

一回は観てみたい。可愛いアリエル頼むね。