☆meteor*の毒白書☆

春夏秋冬、ココロのゆらぎ。

2月22日😸ねこの日

2017-02-22 11:17:14 | Weblog

どうも、ねこのきなこです。
ある春の日、僕はこのおうちのちかくでうまれました。
おかあさんはさびねこで、5匹の兄弟を産みました。

ぼくだけ茶トラでした。
ママさんは勝手に命名してたみたいです。きなこ、金時、銀時、小豆、白玉。

ぼくはうまれてすぐ「目」がよくみえなくていつもおいてきぼりでした。

ある日、僕をおいておかあさんときょうだいたちがさんぽにでかけました。

「おかあさん!」「おかあさんどこ?」
ぼくはありったけの声をだしてさがしました。

そしたらどこからか、おばちゃんがでてきて僕のくびねっこをつまんで、「あら、はながでかいわね~おやとはぐれたのね」
そういってぼくをおかあさんのそばにつれてってくれました。

おかあさんは、僕のあたまをばしっとたたきました。

「おかあさんは僕のこと足でまといなの?」
ぼくはそれでもおかあさんのそばにいたかったのに。

それからいろいろあって、僕はどこかの駐車場の車の下にかくれていました。
おなかがすいて大声でないてしまいました。

そしたらまたあのおばちゃんがあらわれて僕をいともかんたんにあやつって、いまのおうちにつれてこられました。

おいしいカリカリを夢中でたべました。

それから僕はこのおうちのいそうろうになりました。

あのときおかあさんは目がただれていた僕をきっと生きていけないとおもったのでしょう。
獣の掟はきびしいのです。弱い子供は切りはなされるのでしょう。

でもおかあさん、ぼくは元気です。


しばらくは僕のようすをみにきてくれてたおかあさんのすがたも今はもう見えなくなりました。。。

おかあさん、いま僕はしあわせです。

甘やかしてくれるやさしい人間のおねえちゃんと、噛みついたり、喧嘩したりあまえたりできるママさんと楽しい毎日をすごしています。

あ。白玉兄さんも近くで飼われているみたいです。
白玉兄さんはおとうさん似で少しより目なんです。
お外をぶらぶら出歩いているってママさんが言ってました。

でも外は危険だから出して貰えないけど、僕は外では暮らせないと分かっているから納得してます。

窓からノラ達を眺めて叫びました。

世界中の野良猫達が僕みたいに幸せになりますように。


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