前回は救急のスタッフの看護師の筒井君が投稿してくれました。いろいろな人が参加しますので楽しみにして下さいね。
さて、先週は、北九州の救急救命研修所へ講師として行ってきました。
救急隊員が救命士としての研修を行う施設なのですが、日本には東京と北九州に2箇所あります。半年間研修所に住みこんで、合宿のようなかたちで研修を行い、最後の1週間で総合シミュレーションという形で実技試験を行うのです。
今回は、薬剤実習ということで、既に救命士となっている人たちが、5週間の薬剤投与の研修を終え、最後の実技試験でした。
その様子を写真に載せました。
試験の際は、一緒に学ぶ隊員が患者、医師、家族、関係者などの役割を演じ、約20分間の実技を行ないます。
本番さながらの緊張した時間です。彼らの真剣さが伝わってくるので、評価する自分も気が抜けません。
しかし、彼らは、研修を終え地元に帰った後、すぐに薬剤投与ができるのでしょうか。病院実習を行い、実際に心肺停止の患者さんに対する薬剤(エピネフリン)投与を経験して初めて、現場での投与を許されるのです。
地域によっては、心肺停止の患者の症例数に差があり、病院実習中に心肺停止の患者さんに遭遇するのは大変です。
実に、長い道のりです。どうして、こういうことに時間がかかるのでしょうかね。
地域によっては、患者の救命のためにも、救命士が除細動と同様に早期に薬剤が投与できるように、いろいろな対処策を考えているようです。
「早期に治療を開始する」
命に危機が及んでいる時の救命にはもっとも大切なことです。
さて、先週は、北九州の救急救命研修所へ講師として行ってきました。
救急隊員が救命士としての研修を行う施設なのですが、日本には東京と北九州に2箇所あります。半年間研修所に住みこんで、合宿のようなかたちで研修を行い、最後の1週間で総合シミュレーションという形で実技試験を行うのです。
今回は、薬剤実習ということで、既に救命士となっている人たちが、5週間の薬剤投与の研修を終え、最後の実技試験でした。
その様子を写真に載せました。
試験の際は、一緒に学ぶ隊員が患者、医師、家族、関係者などの役割を演じ、約20分間の実技を行ないます。
本番さながらの緊張した時間です。彼らの真剣さが伝わってくるので、評価する自分も気が抜けません。
しかし、彼らは、研修を終え地元に帰った後、すぐに薬剤投与ができるのでしょうか。病院実習を行い、実際に心肺停止の患者さんに対する薬剤(エピネフリン)投与を経験して初めて、現場での投与を許されるのです。
地域によっては、心肺停止の患者の症例数に差があり、病院実習中に心肺停止の患者さんに遭遇するのは大変です。
実に、長い道のりです。どうして、こういうことに時間がかかるのでしょうかね。
地域によっては、患者の救命のためにも、救命士が除細動と同様に早期に薬剤が投与できるように、いろいろな対処策を考えているようです。
「早期に治療を開始する」
命に危機が及んでいる時の救命にはもっとも大切なことです。