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夢が咲いている

夢が咲いている

がぽろぽろと落

2018-01-30 18:33:16 | 育儿

を食べに行くの。一緒に行こうよ」
「ごめんね。私、宝石やドレスを眺めてから帰ろうと思って。役作りの参考になるから」
「そうか。がんばってるのね。さよなら。じゃあ、また寮で」
「うん。さよなら」
 帝劇の角でクラスメートと別れ、編みあげブーツの踵《かかと》を鳴らしながら石畳の道を歩きはじめたときのことだった。
「悠里」
 
 悠里は息を呑んだ。部屋にはピンクと黄緑色の布団が二組敷かれていたのである。待合茶屋《まちあいちゃや》と呼ばれるラブホテルだ。
 老婆は真っ赤な顔をして身体をすくませている悠里には目もくれず、襖《ふすま》を閉めて出ていった。
「い、いやっ。帰りますっ!帰らせてっ!!」
 襖を開けようとした悠里の背中を、誠司がぎゅっと抱きしめた。
「縛られてムリヤリにされるのが好きなのか? セックスしたあと、この部屋に放置してやってもいいんだぜ。あの婆あは憲兵を呼ぶだろうよ。新華族のお姫嫌が、素っ裸で縛られて、大股開きをしてオマ×コから精液垂らして発見されたらおもしろいだろうなぁ」
 悠里はへたへたとその場に座りこんだ。
「憲兵《けんペい》は役得《やくとく》を楽しむかもしれんな。オマ×コ丸出しの令嬢が、どうぞセックスしてくださいって感じで股をおっぴろげてこんなところにいるんだぜ? 十人か二十人かわからんが、憲兵が代わるがわるおまえを犯すだろうな。おまえのオマ×コ、すり切れてボロボロになるぞ、病気を移されるかもしれんな。おもしれぇなぁ」
「い、いや……」
 言葉は毒のように染みていき、悠里を恐怖と混乱の極みに追いやっていく。
「し、しないで……縛らないで……な、なんでも、す、するから……誠司っ、お、お願いだからっ」
 誠司の脚にすがって懇願する。頭上から声が降ってきた。
「尺八《しゃくはち》をしろ?」
「しゃ? なに? なにをすればいいの?」
「チン×ンをしゃぶるんだ」
 悠里がとまどっていると、誠司が袴《はかま》の紐《ひも》をはずして床に落とし、着物の裾合わせを開いた。
「きゃあっ」
 勃起したペニスがいきなり目の前に突きだされ、悲鳴をあげてのけぞってしまう。
 男根を至近距離から見たのは二度目だが、色といい形といい、なんと恐ろしいものがついているのかと驚かずにいられない。
「い、いや、怖い、で、できないっ」
「するんだよっ」
 誠司は悠里の頬の真んなかを指で押すと、ムリヤリに唇を開けさせた。そして、ペニスをぐいぐいとねじこんでいく。
「うー、ううっ! ぐうううっ」
 口を閉じようとしたが、誠司はすごい力で頬のなかほどを指で押している。どうすることもできない。
 悠里は舌をしゃにむに動かして、ペニスを押しだそうとした。さらに、頭を振ってもぎ離そうと必死になる。
「喉の奥まで入れるんだよっ!」
 誠司が悠里の後頭部に手を置いて手前に引いた。
「うぐっ」
「歯を立てるなよ」
 悠里は口腔をいっぱいにするペニスのあまりの大きさと熱さに、目を白黒させていた。
 ペニスは口のなかを荒らしながらどんどん奥に入りこむ。息がとまって苦しくなり、おろおろしているうちに喉奥を亀頭でグイグイと突かれた。
「ぐうっ、うっ、けはっ! ごほっ」
 むせかえっても、誠司はやめようとしない。もぎ離そうとして舌を動かし、口をもごもごさせて首を引くが、誠司は後頭部を押さえた手にカをこめ、さらに腰を突きだして喉奥を亀頭で押す。
 遠慮のない強さで頬を指先で押され、痛みまでも感じてしまう。
「ぐっ、ううっ! ごほごほっ、うぷっ」
 悠里はあまりの苦しさに驚いて、身体をギクシャクと悶えさせた。
 突然、誠司が後頭部を押さえる手から力を抜いた。悠里はペニスを口から出そうと顔を背後に引く。
 ところが、誠司がまた後頭部を押さえる手に力を入れ、陰毛の生えた下腹部に悠里の顔を密着させる。苦しくて顔を引くと、また頭を押しつけられる。まるで悠里の喉を膣代わりに、ストロークをしているみたいだ。
 ——い、いや、苦しい。ひどい、どうしてこんなことを……。
 悠里はあまりの苦しさにもうろうとなってきた。涙がぽろぽろと落ち、口の端をよだれが伝い、真っ赤に染まった顔をどろどろに汚す。ふらふらした悠里は、あわてて誠司の脚をつかんだ。

 誠司は、ひざまずいてペニスを咥《くわ》えている悠里を見おろしていた彼女の少年めいたりりしい顔に男根が生えている様子が見える。令嬢の喉の奥まで自分のペニスが収まっているのだと思うと、いけない興奮が呼び覚まされる。
 ペニスを押しだそうとする舌の動きと、ネッチリ硬い喉奥の感触、上顎のザラザラが肉茎をこする感触、口腔の熱さ、歯が当たったときのチリッと熱い刺激が、フェラチオを強要している男性に、たまらないほどの快感をもたらす。
 誠司は悠里を愛していない。寄食先のお嬢様だから、仕方なく遊び相手をしただけだ。この子のために、せっかく入った大学院を休学し、お嬢様学校の先生という、つまらない仕事をしなくてはならなかった。恋愛感情を抱けるわけがない。
 悠里は誠司の運命を握る安藤家の令嬢であり、箱入り娘として育てられた華族のお姫様だ。しかも魅力的な肉体をしている。その少女の身体を平民の自分が好きに扱っているのだと思うと、自分が万能の神になったような錯覚にとらわれる。
 ——命令に従ってどんなに恥ずかしいことでもする性奴隷に調教してやる。俺だけの令嬢奴隷だ……。
 ディープスロートを強要するうち、さっきまで赤かった悠里の顔が青白くなった。
 限界だと見てとって、誠司はパッと手を離した。
 令嬢の顔から、まだ勃起したままの自分のペニスが飛びだして、よだれで汚れた頬の上で前後に跳ねる。
「ぐぶっ、ぐっ、げはっ」
 悠里は両手で喉をさすりながら、ひどく咳きこんだ。情けなく歪《ゆが》んだ少女の顔を見ているうち、興奮が煽《あお》られた。腰全体がかっと灼熱し、熱いマグマが押しあがってくる。
 誠司は射精した。自分の手のひらで肉茎をこすり、射精の勢いをけしかける。


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